▪はじめに
C1000とは、「C1000ビタミンレモン」や「C1000ビタミンオレンジ」など1商品に1000mgのビタミンCが入っている清涼飲料水や炭酸飲料水などのブランドです。
女性を中心に人気の高いC1000に関する記念日は、ビタミンCが不足しがちな冬にあります。
目 次
C1000の日とは
C1000の日は、毎年2月6日にあります。
この記念日は、「C1000ビタミンレモン」や「C1000レモンウォーター」など「C1000」ブランドを製造販売しているハウスウェルネスフーズ株式会社(旧・武田食品工業)によって制定されたものです。
ハウスウェルネスフーズ株式会社とは、本社を兵庫県伊丹市におく日本の健康食品・飲料メーカーで、主要製品として「C1000」シリーズのほか、「ネルノダ」「プラッシー」「ウコンの力」「メガシャキ」などを販売しています。
▪意味
C1000の日には、商品1本に1000mgのビタミンCが配合され、いつでもどこでもビタミンCを手軽に摂れる「C1000」シリーズのPRをするという目的があります。
▪由来
C1000の日が2月6日となったのは、1990年2月6日に「C1000」ブランドの3アイテム「C1000せんい&オリゴ」「C1000Fe」「C1000Ca&Mg」が誕生したことに由来しています。
▪イベント
C1000シリーズを販売しているハウスウェルネスフーズ株式会社では、毎年冬にC1000ビタミンレモンシリーズに関するキャンペーンを行っています。
過去には、「C1000ビタミンレモン」「C1000ビタミンレモンクエン酸」「C1000ビタミンレモンコラーゲン&ヒアルロン酸」「C1000ビタミンレモン乳酸菌L-137」「C1000ビタミンレモンゼリー」「C1000ビタミンオレンジ」を全国のコンビニエンスストア・スーパーマーケット・ドラッグストア・ディスカウントストアで購入すると、LINEポイントが最大420ポイント貰えるキャンペーンを行っています。
このようなキャンペーンが毎年行われているので、気になる方はチェックしてみてください。
C1000の雑学
<C1000シリーズの前身「プラッシー」>
C1000シリーズはビタミンCが多く入った飲料水として1990年に誕生しましが、じつは前身となる飲料水がありました。
それが「プラッシー」です。
プラッシーは、1958年(昭和33年)に武田食品工業で誕生し、2006年(平成18年)にハウスウェルネスフーズに業務以降した後2021年(令和3年)まで販売されていたオレンジ果汁入り飲料にビタミンCを配合した飲料水です。
「プラッシー」という名前は、オレンジ果汁入り飲料にビタミンCを「プラス」したことから付けられたもので、トマトやグレープなどの商品も販売されました。
プラッシーを製造・販売していた武田食品工業は、小売店への販売ルートを持っておらず、ビタミン強化米を販売していたことから米穀店と自動販売機のみで自社製品を販売していました。
そのような中で、プラッシーは主食の米に足りない栄養素であるビタミンCを家庭で気軽に補ってもらおうという考えから誕生した飲料水でした。
この考えと、米穀店のみで販売していたため米の配達のついでに配達してくれるという点や自動販売機で手軽に購入できることなどからプラッシーは人気商品となりました。
しかし、競合商品が増えたことやペットボトル誕生によって瓶入り飲料の需要が激減したこと、米穀店の配達が減少したことなどからプラッシーは1980年代に生産中止となりました。
このプラッシーのコンセプトを受け継いで誕生したのがC1000シリーズです。
1990年に「C1000せんい&オリゴ」「C1000Fe」「C1000Ca&Mg」が誕生して以降、新しい飲料やゼリー、キャンディーなど新しい商品が次々に誕生し、現在では多くの商品がスーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアなどで手軽に購入できる人気商品となりました。
一方、販売中止となったプラッシーは、復活を望む声が多く、1998年(平成10年)にリニューアルして再度販売されるようになりました。
オレンジやアップル、鉄分がプラスされた飲料やゼリー飲料も作られ、コンビニやドラッグストアなどで購入出来ていたプラッシーシリーズでしたが、2021年(令和3年)3月に残念ながら製造中止となりました。
<ビタミンCの効能とは>
ビタミンCは、人間が生きていく上で必要不可欠な栄養素の1つです。
ビタミンCには、皮膚や粘膜の健康を維持する働きや免疫力をアップする働きがあり、不足すると肌トラブルを起こしやすくなったり風邪を引きやすくなるなど体調を崩しやすくなったりしてしまいます。
極度に欠乏すると、毛細血管が弱くなり皮下や粘膜下など全身で出血が起こりやすくなり悪性の貧血を起こす壊血病という病気になってしまうこともあります。
しかし、人間の体内ではビタミンCを作ることができません。
なので食べ物や飲み物から摂取する必要があります。
ここでは、ビタミンCの効能やどのくらい摂取すればよいかなどについて紹介していきましょう。
ビタミンCには次のような効能があります。
・抗酸化作用
人間の体は、呼吸をすることによって酸素を体内に取り入れて生命を維持しています。
しかし、取り入れた酸素の一部は、様々な刺戟を受けて体内で活性酸素に変化します。
この活性酸素は有害物質を除去する働きがありますが、紫外線やストレス、喫煙、激しい運動などの影響により過剰に増加してしまい、細胞を傷つけ酸化させて老化を引き起してしまいます。
さらに、活性酸素が蓄積していくと、動脈硬化や心臓の病気など健康を害する原因にもなってしまうのです。
この活性酸素から体を防御する働きが「抗酸化作用」です。
ビタミンCには、活性酸素を取り除き酸化を抑える抗酸化作用があり、しわ・しみ・たるみなどの肌の老化を防ぐ働きや健康を維持する働きがあります。
また、しみ・そばかすなどの原因となるメラニン色素が黒くなるのを抑える働きもあるとされ、美白効果が期待できます。
・コラーゲンの合成をサポートする働き
コラーゲンとは、人間のタンパク質の3分の1を占め、細胞と細胞をつなぎ、皮膚や血管、骨などを丈夫にする大切な働きをしています。
コラーゲンが不足すると血管や皮膚、骨、筋肉などが脆くなり、肌トラブルや貧血、骨粗しょう症などを引き起こす原因となってしまいます。
ビタミンCにはコラーゲンの合成をサポートする働きがあるので、コラーゲン不足による肌トラブルや健康被害を防ぐことができます。
・免疫力を向上させる働き
ビタミンCには、免疫を司るリンパ球を活性化させ免疫力を向上させる働きがあります。
リンパ球とは白血球の一種で、細菌やウイルスを除去したり増殖を抑えたりする働きがあります。
ビタミンCはこのリンパ球を活性化させるので、昔からビタミンCを取ると風邪を予防したり治りやすくなったりするというのは本当なのです。
また、ビタミンCはストレスから体を守る副腎皮質ホルモンを作るために必要な栄養素で、ストレスを抑えて免疫力を向上させる働きがあるともいわれています。
・鉄分吸収を助ける働き
鉄分は赤血球を作り酸素を体中に運ぶ働きを持つ重要な栄養素です。
鉄分には、体に吸収されやすいヘム鉄というものと、吸収されにくい非ヘム鉄があります。
ビタミンCは、吸収されにくい非ヘム鉄吸収を助ける働きがあり、貧血予防効果があるとされています。
これらの働きがあるビタミンCは、15歳以上で1日に100mg摂取する必要があるとされています。
しかし、ビタミンCは水溶性ビタミンなので、2時間ほどで体内から排出されてしまいます。
ですから、1日3回以上に分けて摂取することをおすすめします。
ビタミンCが豊富に含まれているのは、みかん・いちご・キウイ・ホウレン草・ピーマン・茹でブロッコリー・小松菜などです。
これらの食材やビタミンCが配合された飲み物やゼリーなどを上手に取り入れてビタミンC不足にならないように心がけましょう。
▪まとめ
C10000の日がある冬は寒いので生野菜や果物などを摂取する機会が減り、ビタミンCが不足がちになってしまうので、C1000シリーズで手軽に美味しくビタミンCを補ってみてはいかがでしょうか。
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