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デコポンの日とはいつ?意味や由来、デコポンを名乗れる条件とは

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▪はじめに

デコポンとは、頭の部分がポッコリと出た独特な形をしている柑橘類です。

見た目のユニークさとジューシーで甘みが強いく、人気の高いデコポンの記念日は、旬の時期である3月にあります。

そこで今回は、デコポンに関する記念日やデコポンの特徴などについて紹介していきましょう。

 

デコポンの日とは

デコポンの日は、毎年3月1日にあります。

この記念日は、デコポンの初出荷から15周年を迎えたことを契機に日本園芸農業協同組合連合会によって2006年(平成18年)に制定されたものです。

 

▪意味

デコポンの日には、デコポンの出荷最盛期にあたる3月1日にデコポンの日を広く消費者にアピールし、あわせてデコポンの美味しさをPRすることでデコポンの消費拡大につなげていきたいという意味があります。

 

 

▪由来

デコポンの日が3月1日にあるのは、1991年(平成3年)の3月1日に熊本県からデコポンが初めて出荷されたことに由来しています。

 

▪イベント

デコポンの産地である熊本県芦北町では、毎年3月下旬に2日間に渡って「道の駅芦北でこぽん」にて、「芦北町産業祭デコポン祭り」を開催しています。

 

このイベントでは、芦北町の特産であるデコポンと玉葱「サラ玉ちゃん」のせ無料配布(先着100名)や3分間で釣ったデコポンを全部貰える「デコポン釣り」などが行われます。

また、搾りたてのデコポンジュースの販売や規格外となったデコポンゼリーの安売り販売、地元ダンスクラブのステージや太鼓の演奏、子供向けのステージショーなども行われ、毎年多くの人が訪れています。

JAあしきたHP 

 

デコポンの雑学

<デコポンを名乗れるには選ばれたものだけ>

私たちがよく聞く「デコポン」という名前は、じつは正式名称ではなく、商標登録(他者のものと区別する目印)された愛称のようなもので、正式名称(品種名)は「不知火(しらぬい/しらぬひ)」といいます。

 

不知火は、1972年(昭和47年)に、長崎県の農林水産省果樹試験場(現・農研機構)で清美と中野3号ポンカンを交配して誕生しました。

しかし、デコボコとした見た目の悪さと育てにくさから品種登録されませんでした。

この名前も付けられなかった柑橘は、その後熊本県の不知火町(現・宇城市)でアメリカからのオレンジ輸入自由化に対抗できる新しい柑橘類を作るために「不知火」と名付けられ、試験的に栽培されるようになります。

しかし、不知火は収穫直後に食べると酸味が強く美味しくなかったため、貯蔵庫で放置されてしまいました。

ところが、しばらく放置しておいた不知火を食べてみると、熟成されてとても甘くなっていました。

不知火は、熟成期間を持つことで美味しくなると分かり、本格的に栽培されるようになったのです。

 

その後熊本果実連は、本格的な栽培が行われるようになった不知火の中でも、糖度13度以上、酸度1.0以下などの条件をクリアしたものだけを「デコポン」という商品名をつけて1991年(平成3年)3月1日から出荷するようになりました。

「デコポン」は商標登録が認可され、現在は糖度や酸度などの条件をクリアした不知火・安芸の輝き・佐賀果試34号・肥の豊という品種だけに名乗ることができる名前となったのです。

 

因みに、デコポンは海外でも栽培されていて、アメリカではヘタのポッコリとした部分が力士の髷(まげ)に似ていることから「スモウマンダリン(Sumo Mandarin)」と名付けられているそうです。

 

<デコポンの特徴とは>

ポンカンは、清美とポンカンを掛け合わせてできた品種のミカンです。

デコポンの旬は12月上旬から5月頃までで、中でも3月が最盛期となっています。

大きさは一般的なミカン(温州ミカン)よりも二回りほど大きく、ヘタの部分がポコンと飛び出した形が大きな特徴の1つです。

果肉は柔らかくジューシーで、甘みが強くて程よい酸味がある濃厚な味わいと、ポンカンに似た甘い香りが特徴です。

外皮は柔らかく手で簡単に剥くことができ、果肉を包む内皮も柔らかいので、袋のまま食べることができます。

種も基本的には入っていないので、お子さんからお年寄りまで食べやすい品種の1つです。

 

美味しいデコポンの見分け方は、ヘタの切り口が小さく、外皮の色が濃くて張りがあるものを選ぶとよいでしょう。

また、持った時に重みを感じるものは果汁がたくさん含まれているのでおすすめです。

 

ただし、ポンカンは皮と果肉の間に隙間ができる「浮き皮」という状態になりやすいので、フカフカしているものは水分が少なく味も良くないことがあるので選ばない方がよいでしょう。

 

▪まとめ

ポンカンは、見た目が特徴的でジューシーな甘みの強いミカンです。

私は甘いミカンが好きなので、毎年ポンカンが売り出されるのを楽しみにしています。

でも、ポンカンがお店に並ぶようになると、そろそろミカンが美味しい寒い季節も終わりだなあと感じます。

みなさんも、ポンカンの日には美味しいポンカンを食べて、冬の終わりと春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

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