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チンアナゴの日とはいつ?意味やイベント、チンアナゴの名前の由来とは

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▪はじめに

チンアナゴとは、砂に掘った巣穴から体の上の方の部分を出している様子がかわいい、水族館の人気の高い魚です。

このチンアナゴ人気の火付け役となり、今でもチンアナゴやその仲間の魅力を発信し続けている水族館によって制定されたのが「チンアナゴの日」という記念日です。

 

チンアナゴの日とは

チンアナゴの日は、毎年11月11日にあります。

この記念日は、東京スカイツリータウンの中にある「すみだ水族館」によって2013年(平成25年)11月11日に制定されたものです。

 

▪意味

チンアナゴの日は、チンアナゴの魅力をもっと知って貰いたいという思いから制定されました。

 

▪由来

チンアナゴの日が11月11日なのは、チンアナゴが砂の中から体を出している姿が数字の「1」に似ていることと、チンアナゴは群れで生活していることから1年間の日付で最も「1」が多い日であることに由来しています。

 

▪イベント

チンアナゴの日を制定したすみだ水族館では、毎年チンアナゴの日がある11月11日が入った期間にチンアナゴを主役としたイベントを行っています。

 

過去には、11月11日~11月23日までの期間に、チンアナゴと同じ水槽で展示されている「ニシキアナゴ」と「ホワイトスポッテッドガーデンイール」の三種の違いや特徴をスタンプラリー形式で学び、三種の中から記念日の称号をかけて押したい種を選ぶ「三国チン」というイベントが行われました。

三種の中で一番人気となった種は「ニシキアナゴ」で、11月24日に発表され、新たに「ニシキアナゴの日」という記念日が制定される運びとなりました。

また、このイベントでは、11月11日限定で来場者全員にチンアナゴお面をプレゼントしたり、新商品のフードやグッズが販売されたりしました。

 

チンアナゴの日に関するイベントは毎年行われているので、チンアナゴ好きの方はすみだ水族館のホームページをチェックしてみてください。

すみだ水族館HP  https://www.sumida-aquarium.com/index.html

 

また、チンアナゴの日に関するイベントは、日本各地の水族館でも開催されているので、お近くの水族館もチェックしてみてください。

 

チンアナゴの雑学

<チンアナゴの名前の由来とは>

チンアナゴとは、ウナギ目アナゴ科に属する海水魚です。

主にインド洋から西太平洋の温かい海に生息しており、日本でも沖縄諸島や伊豆半島など太平洋岸の温かい地域に生息しています。

アナゴ特有の斑点があり、砂底から体の一部を縦に出している姿が庭で育つ草木に似ていることから、英名を「スポッテッドガーデンイール」と言いますが、和名は全く違う「チンアナゴ」と名付けられました。

この「チンアナゴ」という名前、珍しい生態なので漢字で書くと「珍穴子」と書くと思っている人が多いと思いますが、実は漢字にすると「狆穴子」と書くのです。

「狆」とは犬の狆のことで、チンアナゴの目が犬の狆のようにクリッとしていて似ていることからこの名前が付けられたそうです。

 

 

<体のほとんどの部分が砂の中に入っている?>

チンアナゴの大きな特徴として、砂の穴から顔を出したりひっこめたりしているという生態があります。

普段穴から出ているのは10cmほどですが、実はこれは体の約1/3程度なのです。

チンアナゴの全長は約30cmで、体のほとんどの部分は穴の中に入っています。

 

水族館でチンアナゴと同じ水槽にいることの多いニシキアナゴやホワイトスポッテッドガーデンイールも体のほとんどは砂の中に入っています。

私たちが水族館で見る姿はチンアナゴとほぼ同じ長さが見えているので、全長もみんな同じくらいだと思われがちですが、じつはニシキアナゴは全長約40cm、ホワイトスポッテッドガーデンイールは全長60~70cmとチンアナゴよりも長いのです。

また、チンアナゴたちの巣穴は体長の2倍以上の長さがあり、自分で掘った後に粘液で固めるので、崩れることはないそうです。

 

ちなみに、チンアナゴは一生同じ巣穴にいるわけではなく、時々引っ越しをするそうです。

すみだ水族館では、エサが上からゆっくり下りてくるので、待ちきれずに穴から出てしまうチンアナゴも時々いるそうですが、1度巣穴から出てしまうと元の巣穴には戻らず、新しい巣穴を作るのだそうです。

 

 

<チンアナゴが同じ方向を向いているのはなぜ?>

チンアナゴには、いつもみんな同じ方向を向いているという特徴があります。

これは、チンアナゴの食事をとるときの習性に関係しています。

チンアナゴは動物性プランクトンを食べますが、自分からエサを獲りに行かず、水流に乗って流れてきたものをキャッチして食べています。

ですから、チンアナゴはいつも水が流れてくる方向を向いているのです。

 

▪まとめ

チンアナゴは、他の魚とは違った不思議な生態を持つ魚です。

ここで紹介した以外にも面白い習性が色々あるので、チンアナゴに興味を持った方は、ぜひチンアナゴに会いに水族館に遊びに行ってみてください。

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