「5月2日 交通広告の日」
■はじめに
交通広告とは、駅や電車、バスに貼られたり、吊り下げられたりの広告ですが、どういうわけか、ついつい眺めてしまうので、交通広告の宣伝効果は群を抜いています。
目 次
■交通広告の日とは
1993年に関東交通広告協議会によって制定されました。
コー(5)ツー(2)で5月2日ですから、そのままの語呂合わせですね。
■交通広告の日の意味
交通広告の7つのキーワードを挙げておきます。
インフォメーション、プロモーション、マスコミ、メモリー、コスパ、リマインド、アテンション
これが7つの効果と言われています。それぞれがどういう効果なのか、ぜひ考えてみてください。
就職試験に役立つかもわかりませんよ。
■交通広告の日の由来
交通広告の日の由来は、関係者以外には特段の興味が持たれないかもしれません。
でも、この1行だけではあまりに愛想がないので、内外の交通広告第1号を紹介します。
外国では1820年にロンドンで馬車の側面に靴クリームの広告が、日本では1878年の乗り物酔いの薬が鉄道広告として登場しました。
■交通広告の日のイベント
毎年の5月1日は当日限定で、ふだんはお目にかかれない地域の広告を掲示する「びっくり広告フェア」を実施します。
たとえば、九州管内の鉄道に北海道XXX村幼稚園の園児募集、青森のバスに富士山天然かき氷食べ放題フェア、山手線にジンバブエのデパートの閉店セール…などなど。
本気で交通広告の日を知ってもらおうと思ったら、こういうことを積極的に行うといいですね。
■交通広告の日の雑学
▽電車広告にもいろいろある
電車や駅の広告の種類を見てみましょう。
車内だけでも目立つところでは、中づり、窓上、ドアの横と上があって、サイズはそれぞれ決まっています。
その他、広告貸切電車、車体広告電車もよく見かけますね。
また、駅の通路や自動改札のステッカーなど、なかなか電鉄会社も商売上手です。
JR新宿駅だけでも1日約78万人が利用していて、その半分以上が定期券利用なので、毎日同じ動線で歩きます。
長期間、同じ広告を出しておけば、無意識でも視野に入るので、反復訴求、つまりメモリー効果があるわけですね。
▽電車広告のお値段
さて、電車広告の料金はどのくらいするんでしょうか。
掲示場所、サイズ、期間によって異なることは当然ですね。
各社いろいろお得なセット料金やプランを用意していますが、電車広告を一般には広告しないので、ちょっと見当がつきません。
やはり一番お値段の張るのは、電車広告のエース、中づり広告です。
これを山手線に7日間、B3サイズ計800枚の場合は217万円・・・結構いい値段ですね!
山手、京浜東北、中央線の3群お得セット7日間、B3サイズ計8100枚だと750万円で、これはかなり値引きされている計算です。
ローカル線も見てみましょうか。
6日間40枚で、日光線が1万6000円、烏山線は7000円です。
また、関東の私鉄では東急線が一番高額で、全線7日間、計4200枚234万円です。
あれこれとキリがないので、このへんにしますが、興味のある人はこのブログを最後まで読んでから、関東交通広告協議会のHPをのぞいてみましょう。
■まとめ
電車中づり広告、特に週刊誌の広告は、短い乗車時間の暇つぶしにもってこいの存在で、それだけで話題を仕入れることができます。
また、紙質やデザインに工夫をこらした楽しい広告もありましたが、スマホやデジタルサイネージの登場で、今やこの中づり広告はだんだん減ってきています。
とても寂しい私です。
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