「旅の日」というのを聞いたことがあるでしょうか?
現代はいろんな交通機関を使ってさまざまな旅ができますが、この旅の日は江戸時代のある人の旅を記念したものです。
目 次
旅の日とはいつ?意味や由来は?
「旅の日」とは、毎年5月16日にあります。
5月16日(当時の歴でいうと陰暦元禄2年3月27日)に松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立ったのを記念して、1988(昭和63)年に日本旅のペンクラブが制定しました。
イベント
「旅の日」会
旅の日を制定した日本旅のペンクラブでは5月16日に「旅の日」会として、旅について講演や考え語りあう機会を持っています。
また一般公募した「旅」がテーマの川柳、「旅の日」川柳の発表と表彰が行われます。
主催:日本旅のペンクラブ
芭蕉の旅の追体験
5月16日は江戸東京芭蕉祭が行われ、それに合わせ芭蕉の旅の追体験がいくつかの団体で行われています。
芭蕉はまず深川から船で千住へ、その後陸路で奥州へ旅立っているので船からの追体験です。
・「千住街あるき おくのほそ道体験クルージング」
主催:NPO法人千住文化普及会(http://www.senjubunka.com/index.html)
・「おくのほそ道:芭蕉ゆかりのまちあるき」
主催:NPO法人本所深川(http://www.honfuka.org/)
屋形船での船上句会が行われます。
芭蕉の気持ちになって旅をするのもいいですね!
芭蕉の旅はそのあと奥州、北陸道へ。
全行程は約600里(2400キロメートル)を約150日かけて巡っています。
最北端は岩手で、世界遺産に指定された平泉では藤原家の栄華をしのび「夏草や兵どもが夢のあと」という有名な句も残しています。
現代の旅
芭蕉の時代と違い今は飛行機や豪華客船などで世界をまたぐ旅ができます。
その中でも世界一周の旅に焦点を絞りご紹介します。
世界一周航空券
世界一周航空券というものがあるのをご存知ですか?
複数の航空会社を使い世界一周ができる航空券で、出発地から再度出発地に戻るまでをセットで購入、行先は常に同じ方向(西回り、東回り)で大西洋・太平洋を必ず渡るルートです。
世界中どこでもいけるかというと、航空会社で大きく3グループに分かれて発売されているので、そのグループ内の航空会社が就航しているかどうかで変わります。
年間で料金は一定なので、日本の休みに合わせた料金の値上がりがなくお得です。
期限は一年間が主なので、短期留学などで日本から出発し戻る場合に、他の国も寄ってみたいと思う場合にも使えます。
ぜひ一度は使ってみたい航空券ですね。
グループによって特徴があるので気になる方は下記へ
oneworld 6 大陸、世界 1,000 以上の目的地が利用可 日本はJAL
https://ja.oneworld.com/flights/round-the-world-fares/oneworld-explorer
STAR ALLIANCE 192カ国、1,300以上の空港が利用可(2016年6月現在)日本はANA
https://www.staralliance.jp/pr/
SKYTEAM 1,057都市が利用可
http://www.skyteam.com/ja/round-the-world-planner/
世界一周クルーズ
時間とお金がある場合はクルーズ旅行で世界一周もいいですね。
豪華客船「飛鳥Ⅱ」の世界一周クルーズは20~25ヶ所を寄港し約100日かけて行われていました。
温水プール、カジノルーム、ディナーはフルコースなど設備はまさに動く最高級ホテルです。
料金はバルコニーなし、バス付で480万~。ロイヤルスイートでは2590万~
ただ、昨今の世界情勢から2016年、2017年は日本船の世界一周クルーズは中止となっています。
クイーンエリザベスなどの外国船は中止せず、日本にも寄港しているので世界一周がどうしても…という方は外国船を選ぶと大丈夫です。
ピースポート
船内を豪華にするより海外が目的の方は、ピースポートがオススメです。
相部屋客室もあり、105日で129万円~という安い設定からあります。
政情が不安な地域を除き、南半球や北極圏などいろいろなコースが選べます。
http://www.pbcruise.jp/index.html
5月16日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!