大暑(たいしょ)とはご存じの方がいるかと思いますが、24節気の一つです。
梅雨があけて本格的な暑さになるのがこの大暑ですが、台風が多い時期でもあります。
そのような、熱中症や天候に気を付けないといけない季節ですが、いいこともたくさんあるのでご紹介していきます。
目 次
2023年の大暑はいつ?
2023年の大暑は7月23日となります。
24節気の中で一番暑い時期とされているのがこの大暑です。
この大暑を過ぎることによって立秋になるのですが、最近では残暑も厳しいので体調管理には気を付けましょう。
大暑の意味や由来は?
大暑は二十四節気のうち12番目となります。
大暑は字の通り、もっとも暑い時期とされており、本格的な夏に突入する時期です。
この大暑の時期は日の昇っている時間が長いので、一日が明るいですよね。
そのため、農作業などする人は仕事を長くできるので、大暑が重要な時期とされています。
ただ注意しないといけないのが、暑さで熱中症になる人がとても多いことです。
そうならないように室内にいる場合も水分補給をしっかり行いましょう。
大暑の時期にぜひ食べたい旬の食べ物は?
小暑の時期にでも十分夏野菜が出回っていますが、大暑になると立派に育った肉厚な夏野菜が出回るようになります。
ただ特に食べていただきたい食べ物が、よく耳にすると思いますが「うなぎ」です。
というのもこの大暑の期間には夏の土用の丑の日があり、スーパーでもこの時期に近づくとよくうなぎが売られています。
さらにうなぎは他の魚同様にDHAやビタミン、ミネラルが豊富と言われていますので、栄養面もしっかりとれる上に、食欲増進につながり夏バテ予防にもつながると言われています。
このようにうなぎには限らず、食事をしっかりとることによって夏バテ予防になりますのでみなさんもしっかり水分補給や食事をとるようにしましょう。
7月~8月のお勧め行事・イベント
大暑に入ることで日本中でさまざまな行事イベントが行われていますのでご紹介します。
土用の丑の日
先ほども挙げましたが、大暑を代表する行事と言っても過言でないのが土用の丑の日です。
ちなみに土用とは、24節気の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前18日(または19日)の期間のことを指します。
丑の日は干支の丑のことを表しています。
ただ、なぜ夏推しなのかと言うと、昔の人の風習が「うなぎを夏の土用の丑の日に食べる」だったからです。
うなぎ自体の本当の旬は冬とされていますが、昔でも夏に栄養失調や日射病になる人も多かったので、なるべく栄養価が高いものをということで「うなぎ」が選ばれた説もあります。
ですのでぜひみなさんも機会があれば土用の丑の日にうなぎを食べてください。
7月 玉造温泉夏まつり
島根県松江市の温泉街にある玉湯川では、幻想的な優しい火を灯す竹の灯籠にキャンドルがおかれています。
幻想的な光が辺りを照らすことで雰囲気がよくなり街も幻想的な落ち着いた雰囲気になりムードある街並みになるのも特徴です。
さらに期間中は、イベントも行われますのでぜひ機会がある方はお立ち寄りください。
7月から8月 マリンワールド海の中道・夜の水族館
福岡県福岡市にある「マリンワールド海の中道」では期間中夜の水族館を開園しています。
昼間に観るのも楽しいですが、夜観ると幻想的な光景を観れることでき、ムードもいいので心を和ませてくれます。
さらに夜にしか見られない夜のイベントもあるのが特徴なのでお勧めです。
8月上旬 盛岡さんさ踊り
岩手県盛岡市では、この時期に東北を代表する「さんさ踊り」が行われます。
日本一の太鼓参加数とうたわれるほどのお祭りで、踊り手に始まり笛吹き、太鼓たたき、など大勢の人で賑やかに楽しく踊るのがこの盛岡さんさ踊りの特徴です。
見に行ったときに自由参加の輪踊りも参加できるのも魅力の一つでもあります。
他の二十四節気はこちら
二十四節気とは2020年のいつ?意味や使い方と節気一覧。
このように様々なイベントがありますがまだまだ全国各地でイベントが行われていますのでぜひみなさんも大暑を満喫してください。