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京都祇園祭2022年の日程や見どころ。夏の風物詩に心が躍る!

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夏の風物詩といわれるほど京都のイベント事としては最大の京都祇園祭で、日本の三大祭りの一つとされています。

一言にお祭りといっても、他のお祭りとは違って期間も長く、大勢の方がこの日を待ちわびてたりします。

 

そんな人気の京都祇園祭ですが今年の日程と見どころや場所まで魅力を十分にご紹介していきます。

ぜひ一度は行って楽しんでいただきたいお祭りですのでご参考ください。

 

京都祇園祭とは

京都祇園祭とは毎年7月1日から約1か月間かけて行われる神事、行事です。

この京都祇園祭の歴史はとても古く、今より約1100年前の平安時代の頃、全国で疫病が流行ったころから始まったとされています。

 

その全国に流行った疫病に対策を講じるため、宮中の庭にある神泉苑に鉾を立て、穢れを移して祓ったとされ、神々を祇園社で祀っています。

この疫病を祓えたことにより、疫病退散、厄除けの願いを込められた祇園御霊会が起源とされています。

 

京都祇園祭2022年の日程

※新型コロナウイルスの状況次第で変更になることもあります。

先ほども少し挙げたように京都祇園祭は、7月1日から7月31日までの約1か月間行われます。

 

この1か月間にいくつもの神事、行事が行われるのが特徴、この京都祇園祭を楽しみたいがゆえに会社を休んだりする人がいるほどです。

今年の京都祇園祭は以下の日程となっていますのでご参考ください。

 

7月1日

吉符入り「各山鉾町」

吉符入り(きっぷいり)とは1日から5日まで行われます。吉符入りとは祇園祭の神事初めの意味を持ち、各山鉾町で神事、行事の無事を祈願することです。

 

二階噺子「各山鉾町」

各山鉾町では吉符入りが終わったところから町会所の二階で噺子(はなし)の稽古が始められます。

 

長刀鉾稚児お千度「八坂神社」

長刀の町内役員や稚児が八坂神社でお千度を行い、神事の無事の祈願を行います。

 

7月2日

クジ取り式「市役所」

京都市役所にてくじ引きが行われ、

これは17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行の順番決めを行います。

 

山鉾連合会社参「八坂神社」

八坂神社にて各山鉾町代表の人が神事の無事を祈願します。

 

7月3日 

船鉾町神面改め

神功皇后像につける本面と、写し面を掲げて無事を確認します。

7月5日

長刀鉾稚児舞披露「長刀鉾保存会」

1日より練習が行われた成果、長刀の稚児達による長刀鉾稚児舞が披露されます。

 

7月7日

綾傘鉾稚児社参「八坂神社」

長刀鉾稚児舞披露のときと同様に、綾傘鉾の町内役員と稚児が八坂神社にて、神事の無事の祈願を行います。

 

7月10日

山鉾建て「各山鉾町」

各山鉾町にて10日から14日の期間に前祭りにて使う、鉾や曳山を組み立てます。

 

お迎提灯「八坂神社周辺」

万灯会員有志が提灯を立て備え、当日に行われる「神輿洗」の神輿を迎えるため、八坂神社の周辺を巡行します。

 

神用水清祓式「鴨川堤」

当日に行われる「神輿洗」に使用する神事用の水を鴨川から汲み上げてお祓いやお清めを行います。

 

神輿洗式「八坂神社~四条大橋」

八坂神社に据えられている神輿三基の内の1基を四条大橋まで担ぎ神輿を清めます。

 

7月12日から13日

山鉾曳き初め「各山鉾町」

各山鉾町にて山鉾の曳き初めが行われますが、地域によっては一般の方も山鉾を曳くことができます。

 

7月13日

長刀鉾稚児社参「八坂神社」

長刀鉾稚児は騎馬にて再度八坂神社に訪れ、お位を賜ります。

 

久世駒形稚児社参「八坂神社」

長刀鉾の後に久世駒形の稚児による神事の無事を祈願するため社参します。

 

7月14日

前祭屏風祭「各山鉾町」

各山鉾町の町屋では外からも観れるように家宝とされる屏風を飾り、披露されます。

※一部閲覧有料箇所がございます。

 

7月15日

前祭宵山「各山鉾町」

各山鉾町にて山鉾の駒形提灯に火を入れて灯りを灯します。

火入れをする頃辺りはすでにお祭りの雰囲気が十分に出ていますが、さらに祇園噺子の音が奏でられ、お祭りを盛り上げてくれます。

 

宵宮祭「八坂神社」

八坂神社に灯されている灯りを消し、神霊を神輿に移します。

 

7月16日

献茶祭「八坂神社」

表千家と裏千家による隔年の奉仕が行われます。

 

石見神楽の奉納「八坂神社」

八坂神社にてヤマトタケルノミコトとヤマタノオロチの物語を、噺子(はやし)や太鼓の音で盛り上げ演じられます。

 

日和神楽「各山鉾町」

各山鉾町より、翌日の晴天を祈願し噺子を奏でながら巡回を行います。

 

7月17日

前祭山鉾巡行「各山鉾町を中心とした京都市内」

祇園祭の見どころとも言える行事で、長刀を筆頭に各山鉾が噺子を奏でながら京都市内を巡回します。

この各山鉾が連なって巡回する様は圧巻です。

 

神幸祭 神輿渡御出発式「八坂神社から四条御旅所」

八坂神社にて神幸祭の祭典が行われた後、石段下にて3基の神輿を差し上げられ、四条御旅所まで巡回が行われます。

 

7月20日

山鉾曳き初め「各山鉾町」

各山鉾町にて噺子を奏でられながら町内を巡回します。

 

宣状式「八坂神社」

八坂神社にて花傘巡行に奉仕する馬長稚児に宣状が交付されます。

 

7月23日

宵々山(後祭)

14日に行われた前祭宵山と同様のことが行われます。

ちなみにこの京都祇園祭には後祭りが行われることから「あとのまつり」という言葉が生まれたという説があります。

 

7月24日

後祭山鉾巡行「各山鉾町中心に京都市内」

橋弁慶山を筆頭に前祭の時と同様に10基ほどの山鉾が噺子を奏でながら巡行します。

 

花傘巡行「各山鉾町中心に京都市内」

花傘鉾や宣状式にて宣状を交付された馬長稚児達が京都市内を練り歩き、八坂神社に到着後は舞踊も披露されます。

 

還幸祭「御旅所から八坂神社」

17日より御旅所に据えられた神輿3基を担ぎ市中を巡行しながら八坂神社に戻します。

 

7月28日

神輿洗「八坂神社から四条大橋」

前祭りの時に行われた神輿洗と同様に四条大橋まで神輿の1基を担ぎ、神輿を清めます。

 

7月29日

神事済奉告祭「八坂神社」

八坂神社にて祇園祭が無事に終了したことを奉告し、感謝を込めて参拝します。

 

7月31日

疫神社夏越祭「八坂神社」

八坂神社境内にある疫神社の鳥居に大茅輪をくぐり、厄気祓いを行った後に護符を授かり1か月間の祇園祭の幕を閉じます。

 

見どころや楽しみ方

京都祇園祭の見どころと言えばやはり前祭り、後祭りです。

前祭(さきまつり). 宵山行事:7月14日〜16日. 巡行:7月17日

後祭(あとまつり). 宵山行事:7月21日〜23日. 巡行:7月24日

可能であれば15日の前祭宵山から京都に泊まることができればベストで、祇園祭を全力で堪能することができると思います。

 

どちらか片方だけでも楽しむこともでき、各町内の山鉾が練り歩く様は目を引き付けられるものがあります。

 

前祭と後祭では規模的には前祭が大規模ですので、どちらかというと前祭がお勧めです。

他にも特に八坂神社では歴史ある舞踊などが披露されるので歴史好き、そうでない方でも観るだけで感動を覚えれます。

 

場所・アクセス・交通情報

場所:八坂神社 京都市東山区祇園町北側625番地

アクセス:206系統市バス「祇園.」下車すぐ

TEL 075-561-6155(.八坂神社)

 

京都祇園祭について日程や場所、見どころについてご紹介していきましたが、やはり祇園祭は京都の風物詩と言われるようにどの神事、行事を観るのも圧巻されるほど楽しめます。

さらにこの時期になると京都市内でもお祭りムード一色に染まり、その場にいるだけで気分が高揚することができますのでぜひ祇園祭を観て参加していただけたらと思います。

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