年末年始やゴールデンウィークに続いて、日本でメジャーな大型連休がお盆休み。
早々に計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、企業や業種別のお盆休み期間についてと、お盆についてまとめます。
ただ新型コロナウイルスの影響がいつまで続くのか先行き不透明ですので、その時の状況に合わせて行動してください。
目 次
2023年のお盆休み期間はいつからいつまで?
お盆の一般的なお休み期間は毎年8月13日~16日までとされています。
今回は山の日が金曜日にあるため、8月11日(金)~8月16日(水)の6日間がお休みとなります!(ピンク色の日)
さらに、8月17日(木)と8月18日(金)の2日間(黄色の日)を休めれば8月11日(金)~8月20日(日)の10連休です!
お仕事によってはなかなか厳しいところもありますが、休みがとれる方なら大きな休暇がとれますね。
では、業種別にどのようなお休み期間が見込まれるのかみていきましょう。
行政機関や銀行・郵便局
行政機関といえば、身近なところでは市役所などがありますが、その他に銀行や郵便局といった業種もカレンダー通りの出勤とされている場合が多いです。
特別決まったお盆休みは設けられていないため、8月11日(金)~8月13日(日)の3連休となります。
ちなみに、銀行に至っては銀行法という法律で休日についても決められています。
一般的な企業
一般的な企業はお盆休み期間である8月11日(金)~8月16日(水)の6連休が見込まれます。
福利厚生に手厚い会社や製造業などの一部の会社
福利厚生に力を入れている企業や、工場などの製造業を行っている企業は、比較的毎年お盆休みの期間を長く設定する傾向にあります。
生産ラインや機械稼働による影響が関係しているためです。
一般的な所は8月11日(金)~8月16日(水)の6連休、福利厚生の手厚いところでは8月11日(金)~8月20日(日)の10連休になるところもあります。
サービス業・販売業
テーマパークやショッピングモール、飲食店などの業種は逆に、繁忙期で稼ぎ時になりますので、この期間はお休みがありません。
落ち着いた秋9月頃から順次、休暇をとることが多いようです。
私は以前、一般企業(メーカー)の営業事務をしていましたが、年末年始以外はカレンダー通りの会社でした。
得意先のお休みも様々でしたので、会社としていつでも対応出来る体制を取るために、従業員がかぶらないように調整してお休みを取っていました。
ただ、工場などの他部署は、やはり機械稼働の関係などから長期休暇を設定していました。
会社や業種だけではなく、部署や仕事内容によってお休みも様々だと思いますので、お盆もよく確認して有意義な期間にしてくださいね。
お盆とは?
そもそもお盆とは、先祖や亡くなった人たちの霊を祀る(まつる)行事、またはその期間のことをいいます。
特に、人が亡くなってから49日法要が終わり最初に迎えるお盆を初盆(はつぼん)、または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼びます。
お盆は、仏教以前の祖霊祭祀(さいし)から発生している古い習慣といわれていますが、神道の要素もあり、更には伝統的な農耕儀礼などが融合して今のお盆へと発展しました。
ちなみに日本では、推古天皇の時代(606年)に、はじめてお盆の行事が行われたと伝えられています。
現在では8月13日~16日までの4日間が一般的とされていますが、旧暦では7月15日前後で行われることも多く、関東の一部などでは今でも7月13日~16日の4日間に行われる場合もあります。
お盆の時期や習慣が地域によって異なるのは、旧暦から新暦に切り替わった時や、農作業や漁業、その他にも様々なその土地に根差したスケジュールを優先するなどといった事情からです。
8月のお盆期間では、迎え盆の13日の夜に、祖先の霊が迷わず帰ってこられるように「迎え火」を焚き、送り盆である16日には祖先の霊を送り出すための「送り火」を焚くことも広く行われています。
日本で有名な送り火の一つに、京都の「大文字焼き」があります。
その他にも七夕、お中元、夏祭り、盆踊りなど、夏の風物詩も実はお盆の習慣に由来したものなのです。
日本人にとって、お盆は古くから伝わる大切な期間なんですね。
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