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神田祭2022年の日程や見どころ。日本全国に名を轟かせる名祭!

更新日:

 

東京神田祭は日本全国の人でも知っているほど有名なお祭りです。

特に「京都祇園祭」や「大阪天神祭」と同じくらいの知名度で、この東京神田祭は日本の三大祭りの一つとされています。

 

時期的には5月ということでGW明けに行われることが多く、まだ梅雨には入っていないので桜の開花後のように少し暖かい気温でお祭りに参加することができます。

 

東京神田祭は老若男女、大人子ども問わずに楽しめるお祭りなのでぜひみなさんにも参加していただけるよう神田祭の魅力をご紹介していきたいと思います。

 

東京神田祭とは  

先ほども少しご紹介したように、東京神田祭は日本三大祭りの一つと言われています。

この東京神田祭は他の日本三大祭りと同様に歴史あるお祭りで、神田祭はとくに江戸時代の頃栄えたとされています。

というのも江戸時代の頃、このお祭りは江戸幕府の加護を受け、将軍はもちろん庶民の人々も参加でき、別名「天下祭」と言われたほど愛されたお祭りとされています。

 

さらに東京神田祭は賑やかを増し、江戸時代の頃は礼祭がおよそ36本あったとされていますが、明治時代の頃には礼祭が40本ほどもあったとされています。

 戦後には礼祭の本数は激減したとされていますが、今の平成の時代では最新式の技法なども取り組まれ、インターネットで東京神田祭の映像を配信したりと、時代の変化によって「進化していくお祭り」ともいえるのが東京神田祭の魅力の一つとされています。

 

2022年神田祭の日程

※新型コロナウイルスの状況次第で変更になる可能性があります。

こちらで確認しましょう。

神田祭特設サイト

 

東京神田祭は他の日本三大祭りと同じように、長い期間をかけて行われるお祭りです。

主に神田祭は5月に行われますが、約1週間ほどかけて東京を盛り上げてくれます。

日程は下記の通りとなっていますので、参加できそうな方はご参考いただけたらと思います。

 

鳳輦神輿遷座祭(ほうれんみこしせんざさい)

5月9日19:00~

難しい漢字ばかりで読みにくいですが、鳳輦神輿遷座祭とは東京神田祭りで一番最初に行われる神事です。

神田明神には御祭神として「三柱(みはしら)」(御神霊)として大己貴命(だいこく様)、少彦名命(えびす様)、平将門命(まさかど様)が祀られています。

 

そのお三方の御神霊を神輿や鳳輦に遷す神事がこの鳳輦神輿遷座祭とされており、神輿や鳳輦を担ぐ人は白装束を身に纏うなど厳格な神事とされています。

※鳳輦(ほうれん)とは屋根に金色の鳳凰を飾られた輿のことです。

主に天皇が乗るものとされています。

 

氏子町会神輿神霊入れ

5月10日 夕方

氏子町会神輿神霊入れとは前日の鳳輦神輿遷座祭とも似ており、鳳輦神輿遷座祭では3人の御祭神の御霊神を神輿や鳳輦に遷す神事でしたが、この夕刻氏子町会神輿神霊入れは全108町会が所有している神輿約200基ほどに明神の御霊神を遷す神事とされています。

 

この氏子町会神輿神霊入れの時には東京一帯が東京神田祭の雰囲気で満たされ、辺りはお祭りムード一色に染まります。

この時に、このお祭りムードを満喫するのも神田祭の楽しみ方の一つともいわれています。

 

神幸祭(神田. 日本橋. 大手・丸の内. 秋葉原巡行)

5月11日 終日

午後4時 神幸祭神輿宮入

神幸祭(しんこうさい)とは江戸時代の頃から行われていたように、天皇が乗る鳳輦や神輿が曳かれ、神田、日本橋、大手・丸の内、秋葉原など氏子108町会を練り歩き、祓い清める神事とされています。

 

神幸祭では一の宮鳳輦(だいこく様)、二の宮神輿(えびす様)、三の宮鳳輦(まさかど様)も見応えがありますが、一番山車を務める諌鼓山車(かんこだし)や破邪の霊獣ともされている雌雄の獅子を飾り付けた獅子頭もぜひ観て頂きたいポイントです。

 

神輿宮入

5月12日 終日

いよいよ氏子町会神輿神霊入れでご霊神を遷した神輿を担ぎ、氏子108町会が連合に分かれて東京都内を練り歩きます。

 

色や形も様々で、煌びやかな様をみると気分が高揚するほど楽しめます。

お祭りの雰囲気が好きな人はかなりお勧めです。

 

明神能(金剛流薪能)

江戸時代の頃から賑やかに振る舞われているこの神田祭ですが、江戸時代の頃には主に神事能が主体の礼祭されていました。

ただ近年の平成15年に、歴史ある能や舞を感じて頂こうということで明神能が復活しました。

 

中でも神田祭は神田明神の神職や巫女による厳格で繊細な音色を奏でられながら舞や能を披露されるので好きな人はぜひ観て頂きたいポイントです。

 

献茶式(表千家家元奉仕)

献茶式とはその名の通り、献茶の儀式です。

特にすごいところは表千家は日本全国に茶道を伝え広めたとされる千利休を家祖とする流派であり、その表千家の家元が点てる様を観覧席で観る事ができます。

 

静まり返った静寂の中点てられる様は鮮やかで、観る者を引き付けるほどです。

点てられた濃茶と薄茶は明神の神前に奉納されようになっています。

 

例大祭(れいたいさい)

5月15日 午後2時

例大祭は神田祭の一番重要な礼祭とされ、氏子の幸せはもちろん日本の平和や繁栄を祈願する礼祭です。

この例大祭をもって東京神田祭は幕を下ろします。

 

見どころや楽しみ方

見どころや楽しみ方は正直言って人によって様々でしょう。

というのも献茶式を目当てで神田祭に来る人もいれば、お祭りを楽しむために神幸祭や神輿神宮を観に来る人もいます。

 

主にお勧めが神幸祭神輿神宮(みこしみやいり)で、秋祭りの時のような熱気のある雰囲気は近くにいるだけで気分を高揚させてくれます。

ただ注意することは少し暖かくなるときなので朝夕の気温差で体調を崩す人もいます。

気温差に対応できるように何枚か着用の上参加することをお勧めします。

より詳しい内容はこちらでご覧になれます。

→神田祭特設サイト

 

場所・アクセス・交通情報

場所

神田明神:東京都千代田区外神田2丁目2−16−2 

 

アクセス

JR

中央線・総武線. 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分

京浜東北線・山手線. 秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分

Metro

東京メトロ丸ノ内線. 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分

東京メトロ千代田線. 新御茶ノ水駅(B1出入口.)より徒歩5分

東京メトロ銀座線. 末広町駅 より徒歩5分

東京メトロ日比谷線. 秋葉原駅 より徒歩7分

 

交通規制もあり、周辺の駐車場を使用するのは困難ですので、公共の交通機関を使用するのをおすすめします。

 

日本三大祭りの一つ「東京神田祭」をご紹介しましたが、鳳輦や神輿の神々しさは観る者を楽しませてくれます。

雰囲気も十分楽しめるのでぜひ皆さんも神田祭を観に行ってみてください。

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