普段生活していると様々な単位に触れる機会がありますよね。
一合や一升・一斗などの単位は耳にする機会や目にする機会が多いのですが、昔では才や勺・石という単位も使われていました。
特に石などの単位は戦国時代などの歴史で石高などの話が出てくることがたくさんあるのですが、実際どのような量・単位なのか具体的に把握している人は少ないです。
そこで、実際に一合・一升・一斗を始めとした才・勺・石の単位も合わせてどのくらいの量を示すのかご紹介していきたいと思います。
目 次
昔の量の単位換算表
まず最初にご紹介するのは昔での量の単位換算表です。
昔の量の単位は次の様になっています。
◇才(さい) 10才=1勺
◇勺(しゃく) 10勺=1合
◇合(ごう) 10合=1升
◇升(しょう) 1升=1.80391リットル
◇斗(と) 10升=1斗
◇石(こく) 10斗=1石
上記の通りになっています。
この昔の量の単位表の中で最も有名なのが「合」だと思います。
お米などの単位として「合」の単位を使うことが多いのですが、10合で一升分となります。
一升枡などがこの一斗や一升・一合などを計量する際に使うので、単位を覚えておくと図りやすいです。
一才とはどれくらい?
次にご紹介するのは「才」の単位についてです。
才はあまり耳にすることが少ない単位でもあると思います。
一才は量の単位でもあるのですが、一才は主に石材や木材を量る際に使われることが多い単位です。
主に才ではなく、㎥に換算して使われることが多いのですが、プロの方などはこの才を使うとわかりやすいので便利とされています。
特に船の積荷などを行う際に才などを使われることが多いので、ぜひご参考にしていただけたらと思います。
○一才を㎥で換算するとどのくらい?
まず最初にご紹介するのは㎥で換算した場合です。
一才は体積の単位として使われることも多いので、㎥で換算して表すことが多いです。
一才を㎥で換算すると0.027㎥になります。
この様になっていますが、先ほども挙げたように体積として表すことが多いので、ぜひ一才は0.027㎥であると関連付けて覚えていただけたらと思います。
○一才をkgで換算すると?
次にご紹介するのはkgで換算した際の量です。
体積の単位として一才は使われることが多いとご紹介しましたが、kgで表すこともあります。
一才をkgで換算すると8 kgになります。
ただし、この8kgは一般的な基準であるので、宅配業者によっては一才が10 kgと想定しているところもあります。
そのため、一才をkgで換算した場合は8 kgから10 kgまでの範囲内であると認識すると間違いないかと思います。
○才数の重量は?
才の換算についてご紹介しましたが、才数の重量は先程もご紹介したように、8 kgから10 kgになります。
途中でもご紹介したいように、才という単位は船での積込みなど運輸関係が使うことが多いです。
そのため、一才は8 kg前後だと認識していると間違いないので、ぜひご参考にしていただけたらと思います。
○才数の㎥での計算方法は?
次は才数での㎥の計算方法についてご紹介したいと思います。
㎥とは縦☓横☓高さで体積が出されると思いますが、一才は1辺が尺となっています。
そのため、尺の0.33m☓0.33m☓0.33mとなり一才を㎥で表すと先程ご紹介したように0.027㎡になります。
一勺とはどれくらい?
才についてご紹介しましたが、次は一勺についてご紹介したいと思います。
一勺はどちらかというと、お酒などを入れるおちょこなどで使われることが多いのですが、容量を把握している人は実は少ないです。
日本酒などを飲まれる方などをはじめ、ぜひ知識の一つとしてご参考いただけたらと思います。
○一勺の量は何cc・何ml
まず最初にご紹介するのは一勺の量についてです。
水分・液体などの量を表す際にはccやmlを使って表すことが多いと思います。
一勺をccで表すと18cc/mlになります。
ccとmlは同じ容量になるので、一勺は18cc・18mlと覚えると間違いないかと思います。
○一勺おちょこの容量はml?
次は一勺おちょこの容量についてご紹介したいと思います。
勺は途中でもご紹介したように、お酒などの場、おちょこに注ぐ場合が多いです。
そのため、さきほどご紹介したように、一勺は18mlとなるのですが、ここで注意していただきたい点が存在します。
それがどういうのかというと、おちょこはやや小さい場合があるという点です。
そのため、一勺おちょこはおおよそ15mlから18mlの間と覚えると間違いないです。
一勺おちょこは販売している所も多いので、ぜひ一勺おちょこを購入する際にはご参考いただけたらと思います。
○2勺おちょこ
次にご紹介するのは2勺おちょこについてです。
1勺おちょこについてご紹介したことからもわかるように、2勺おちょこは1勺おちょこの二杯分の量になります。
そのため、2勺おちょこは30mlから36mlの間の容量だと思うと間違いないです。
○3勺おちょこ
次にご紹介するのは3勺おちょこについてです。
3勺おちょこは1勺おちょこや2勺おちょこの流れからもわかるように、3勺分の量になっています。
そのため、3勺おちょこの量は45mlから54mlの容量となっています。
おちょこを購入する際にはこの容量を把握して購入すると間違いないかと思います。
○5勺徳利とは
次にご紹介するのは5勺徳利についてです。
徳利とは日本酒などを入れる際などに使われる、容器となるのですが、おちょこに注ぐシーンなどに登場することが多いですよね。
5勺徳利はメーカーによって容量が多少変わるのですが、5勺徳利の容量はおおよそ90mlとなっています。
そのため、名前からもわかるように1勺おちょこに5杯注げるような容量だと把握すると間違いないかと思います。
○五勺の読み方は?
次にご紹介するのは5勺の読み方についてです。
5勺の読み方についてご紹介しましたが、至って簡単です。
5勺徳利などで使われていることが多いのですが、5勺と書いて「ごしゃく」と読みます。
○五勺の量は何ml?
5勺の読み方についてご紹介しましたが、5勺の容量は先程もご紹介したように90mlの容量となっています。
5勺徳利が有名なことをご紹介しましたが、この他にも一合徳利なども存在しますが、ぜひその容量を合わせて確認して購入いただけたらと思います。
○九合五勺の読み方は?
次にご紹介するのは九合五勺についてです。
こちらは登山などで使われることが多い言葉でもあります。
九合五勺の読み方は「きゅうごうごしゃく」になります。
この九合五勺とは山全体を10合と見て全体の9.5の割合を登っていることを指します。
もうすぐ山頂付近である部分に施設・建物を立てている山もありますが、このような場所を九合五勺と表す事が多いです。
この勺とは合の半分の場所を指すことが多いので、合と合わせて覚えていただけたらと思います。
一合とはどれくらい
勺についてご紹介しましたが、次は一合についてご紹介したいと思います。
一合はお米の容量やお酒の容量として表されることが多いです。
そのため、日常的に触れる機会が多いので、ぜひ知識の一つとしてご参考いただけたらと思います。
○一合の計量カップで何cc入る?
まず最初にご紹介するのは一合の計量カップに対するccでの容量です。
計量カップをccで表すと180ccになります。
計量カップと言っても計量カップでも大きさが異なるのですが、計量カップは200cc入るものもあります。
お米の1合計量カップだとさきほどご紹介した180ccになるのでご参考にしていただけたらと思います。
○米1カップ一合の重さは何グラム?
計量カップの容量についてご紹介しましたが一合のお米の重さも気になる方が多いと思います。
一合のお米の重さは白米は約150gとなります。
これが玄米だと156gになり、やや重さが重くなるので、ご注意ください。
ただし、このグラム数は水を入れていないときの量となっています。
皆さんも御存知のようにお米は吸水して膨らむので、水を合わせた場合の重量にすると玄米は1.8倍、白米は2.2倍の重量になります。
○米一合の測り方は?
次はお米一合の測り方についてご紹介したいと思います。
お米を普段量るときは付属の計量カップで量る人がほとんどだと思います。
しかし、場合によってはその付属の計量カップが見当たらない・壊れてしまう場合もあります。
このような場合は通常サイズのコップで量るとわかりやすいです。
通常のコップは180ml入る容量で設計されているものが多いので、すりきりいっぱいコップに入れて量ると米の容量になる場合が多いです。
そのため、付属の計量カップなどがない場合は試していただけたらと思います。
○白米一合のカロリーはどのくらい?
次にご紹介するのは白米のカロリーについてです。
大きいお子さんがいるご家庭などではお米1合分の白米を食べる人もいますよね。
その白米一合のカロリーは534Kcal(キロカロリー)になっています。
スポーツなどを行う人はカロリーを気にする方も多いと思いますので、ぜひご参考いただけたらと思います。
○玄米一合のカロリーはどのくらい?
次にご紹介するのは玄米の場合です。
玄米の場合では一合のカロリーは525カロリーとなっています。
白米と比べてややカロリー数は下がるのですが、あまり変わらないです。
○米一合に水は何cc入れたらいい?
次にご紹介するのは米一合に対する水の量です。
お米の量を途中でもご紹介しましたが、メモリがないときなどはどのくらい水を入れたらいいのかわからない場合もあると思います。
このような場合は米一合入れている場合、200mlの水を入れるのが一般的とされています。
しかし、人によってはお米の硬さなど好みが異なると思います。
そのため、できれば一度水を200ml入れて試して炊いて確認してから好みの水の調整を行うのが好ましいと言えます。
○一食一合は女性に多い?
次にご紹介するのは1食一合は女性にとって多いかについてです。
この点については1食一合は多いか気になる人も多いのですが、普通です。
人によって食べる量も異なると思いますが、年齢によっては消費するエネルギー量も大きく異なるので若い頃などは特に簡単に食べられると思います。
そのため、1食一合食べても食べ過ぎという程でもないのでご安心いただけたらと思います。
○一日一合は女性に適量?
次にご紹介するのは一日一合についてです。
こちらはダイエット中の方などが特に気にすることが多いのですが、さきほどご紹介したことからもわかるように、1食一合食べる人もいるほどなので、一日一合はどちらかというと少ないです。
一日に必要なエネルギーをしっかりと摂取することも大切なので、バランスをしっかりと考えながら取るようにしましょう。
○日本酒一合のアルコール量は?
次は日本酒一合のアルコール量についてご紹介したいと思います。
現在の日本ではアルコール問題なども多く登場しているのですが、日本酒のアルコール量は一合だと20gとされています。
このアルコール量はビールだと500mlと同じくらいのアルコール量となっています。
アルコール量については一日日本酒一合程度が好ましいとされているので、アルコール量は20g前後が好ましいと言えます。
○日本酒一合のカロリーはどのくらい?
日本酒のアルコール量についてご紹介しましたが、次は日本酒のカロリーについてご紹介したいと思います。
日本酒一合のカロリーはおおよそ180キロカロリーから200キロカロリーとされています。
この日本酒でもカロリーの差が存在するのは清酒や吟醸酒による差のものです。
吟醸酒の方はカロリーが低く、清酒のほうがカロリーが高くなっています。
お米一合のカロリーなどもご紹介しましたが、このような点で見ると日本酒一合のカロリーも高いので、量を考えると高めのカロリーであることがわかります。
○日本酒一合で酔うのは弱い方?
日本酒一合飲んだら酔う人もいると思います。
人によって酔う加減も異なると思いますが、日本酒一合で酔う人もじつは多いです。
中にはお酒を全く飲めない人もいるほどで、日本酒一合はビール500ml飲むのとアルコール量が変わらないことを考えると十分な量と言えます。
そのため、日本酒一合で酔う人が極端にお酒に弱いという点ではないのでご安心いただけたらと思います。
一升とはどれくらい
一合や一勺についてご紹介しましたが、次は一升についてご紹介したいと思います。
一升は最初にもご紹介しましたが、一升枡などで使われることが多いのですが、お米やお酒として計量されることが多いです。
そのため、お米やお酒を扱うことが多い人はぜひご参考いただけたらと思います。
○一升の量は何リットル・何cc
まず最初は一升は何リットル・何ccなのかについてご紹介したいと思います。
これは主にお酒などで使われることが多いのですが、一升は1.8リットルとなります。
ccで表すと1800ccとなります。
○一升とはお酒やお米で何合
一升は何リットル・何ccについてご紹介しましたが、次はお酒やお米だと何合になるのかについてご紹介したいと思います。
何合かについてはお酒やお米共通して言えることなのですが、一升は10合です。
そのため、一升は1合の10倍だという覚え方をすると覚えやすいのでご参考ください。
○一升のお米は何グラム・何キロ?
次にご紹介するのは一升のお米は何グラム・何キロかについてご紹介したいと思います。
1合のところでお米の重さについてご紹介しましたが、一升の場合はそのことを踏まえてもわかるように1500グラムとなっています。
さらに、この1500グラムを変換すると一升分のお米は1.5キロになります。
お米の一升分はかなりの量であることがこのことからもわかると思います。
○一升餅はもち米一升は何キロになるの?
一升餅を作る際には餅米一升分必要だと思いますが、餅米一升は何キロがいいのか気になる方も多いと思います。
一升餅を作る際のもち米の必要量は1.4キロから1.5キロとなっています。
そのため一升餅を作る際にはご参考いただけたらと思います。
○もち米一升は何合で何人分?
もち米一升は10合分ではあるのですが、何人分の量なのか気になる人も多いです。
もちろんもち米一升分でも食べる人の量によって大きく人数は前後するのですが、一人お餅3個から4個と設定した場合、もち米一升からできるのはおよそ10人分前後となっています。
この点から踏まえて人数分を作るとわかりやすいので、知識の一つとして覚えていただけたらと思います。
○もち米一升の値段はいくら?
もち米の一升についてどのくらいの値段なのか次はご紹介したいと思います。
もち米の値段と言っても種類・品種によってやはり大きく値段が異なります。
一般的なもち米の一升分の値段はおよそ700円前後とされています。
一般的なもち米の金額でもあるので、品種によって大きく前後するのでその点だけご注意いただけたらと思います。
一斗とはどれくらい?
一合や一升についてご紹介しましたが、次は一斗についてご紹介したいと思います。
一斗の単位といえば、最初にご紹介したように、一斗缶などが主に使われることが多いです。
ご紹介した中でもかなり大きな単位ではあるのですが、一斗缶は目にする機会も多いと思いますので、ぜひ知識の一つとして覚えていただけたらと思います。
○一斗缶のサイズはどのくらい?
まず最初にご紹介するのは一斗缶のサイズについてです。
一斗缶は目にしたことがある人も多いと思いますが、一辺238mm、高さ349mmと定められています。
もちろん微妙な範囲での誤差は存在しますがほとんどの一斗缶はこの様になっていますのでご参考いただけたらと思います。
○一斗缶の重さはどのくらい?
次にご紹介するのは一斗缶の重さについてです。
一斗缶は馴染みのある言葉となっているのですが、正式名称は18リットル缶になります。
そのため、重さも容量も18キロ前後だということがわかります。
ただし、こちらも内容物によって重さは大きく異なるので、一般的な重さとして覚えていただけたらと思います。
○一斗缶のリサイクル・リメイク利用法
次は一斗缶のリサイクル・リメイク方法をご紹介したいと思います。
一斗缶は業務用のものを発注した際に手に入ることが多いのですが、意外と場所に困り、ゴミになることも多いと思います。
一斗缶はきれいにくり抜くとかまどにリサイクルすることも可能です。
さらに、中には一斗缶をゴミ箱に変える人や、軽く塗装してインテリアとして飾る人もいます。
一斗缶はある程度の大きさがあり、収納ボックスとしても活躍してくれるので、リサイクル・リメイクをしっかりと行えば使いみちはかなり多いです。
○一斗缶をちりとりに工夫する人も!
一斗缶のリサイクル・リメイク方法を簡単にご紹介しましたが、一斗缶を工夫してちりとりとする人も多いです。
一斗缶の片側を切り取り、木材や鉄剤をちりとり風につけるだけで即席ちりとりが作ることが可能です。
もちろん一斗缶は丈夫であるように耐久性が抜群なので、ちりとりを買い換えようと考えている方はかなりおすすめです。
ただ、素人に手作りは難しいかもしれませんね・・・。
○一斗缶でバーベキュー!
さらに、一斗缶で即席バーベキューを行う人も多いです。
こちらは先程途中でご紹介した一斗缶を切り抜いてかまど形式にする方法となっています。
一斗缶を七輪のようにして使うことによって上に網を置けば簡単にバーベキューが可能です。
終わった際にはゴミを持ち帰るための箱にもなるので便利です。
こちらもグラインダーなどの切る道具がなければ、素人が作るのは少し難しい気がします。
○一斗缶の切り方
一斗缶の切り方についてですが、こちらはできれば素人の方ではなく専門の方に依頼するのが好ましいです。
やはり一斗缶は耐久性がいいのですが、その分切るのがかなり難しいです。
さらに、丈夫であることから専用のカッターも必要になるので、できればホームセンターなどでそのような加工を行ってくれるか確認するようにしましょう。
○一斗缶をもらえる場所
次は一斗缶を貰える場所についてご紹介したいと思います。
一斗缶は飲食店等だと特に余っていることも多いので、料理店などに行くと一斗缶を貰える場合が多いです。
そのため、一斗缶が欲しい場合は飲食店に行って交渉などをすると手に入ることが多いです。
一石とはどれくらい
最後は一石についてご紹介したいと思います。
こちらは歴史物などを読む際にも登場してくることが多いのですが、一石は特に戦国時代に登場することが多いです。
○一石の読み方
まず最初にご紹介するのは一石の読み方についてです。
一石と書いて「いっせき」と読むことが多いのですが、一石と書いて「いっこく」と読むことが多いです。
一石を投じるとかは「いっせき」と読みますが、単位の場合は「こく」と読みます。
○一石は何俵
一石は主にお米が取れる面積として使われることが多いのですが、一石はどのくらいのお米が取れるのか気になる方もいると思います。
一石は主にお米が2.5俵取れる程度の広さとなっています。
1俵60キロのお米になるので、このことからもわかるように、一石はかなりの広さであることがわかるかと思います。
○一石の米の量や重さは
一石は何俵かについてご紹介しましたが、一石は先程もご紹介したように、2.5俵になります。
さらに、1俵が60キロとご紹介しましたが、一石は2.5俵からもわかるように、150キロのお米が取れる広さになります。
○一石が取れる面積とは
次は一石の面積についてご紹介したいと思います。
一石の面積は具体的には存在せず、お米が取れる面積になります。
そのため、一石の面積というものは存在しないのですが、主に広さを表す場合は今だと一反分ぐらいが一石とされています。
そのため、一石はおよそ1000㎡近く(300坪)だと把握するとわかりやすいかと思います。
○一石のコメはいくらぐらいの価値
一石のお米はどのくらいの価値があるかというと、かなりの価値があることが言えます。
今でこそお米が充実していますが、昔では当然そのような状況ではありませんでした。
そのため、一石の土地を持っているだけでも十分の価値があることがわかるかと思います。
○石高とは
石高とは戦国大名などで俸給として渡されることが多いです。
石高とはお米など穀物が取れる広さのことを指します。
渡された石高が多いほどやはり一般的には権力が高いといえます。
○石高を年収に換算すると
次は石高の年収についてご紹介したいと思います。
一石は昔では金一両で購入することができる金額でした。
今の金額で表すと一石はおよそ7万5千円の金額になります。
そのため、1年に一回お米を収穫するので、年収は7万5千円になります。
○一万石の領地とはどれくらい
一万石の領地とは途中でご紹介したことからもわかるようにかなりの広さになります。
一石はおおよそ一反の広さであることをご紹介しましたが、このことからもわかるように、100万反であることがわかります。
一般の住宅だとおよそ30坪から40坪あれば建てることができるのですが、単純計算で30坪とすると1反は10軒家が建つ広さとなります。
そのため、一万石は1000万軒家が建つ広さの領地であることがわかるかと思います。
今の金額で表すと年収でおよそ7億5千万円の金額になりますね!
○百万石の領地とはどれくらい
次は百万石の領地についてです。
一万石の領地についてご紹介しましたが、百万石は単純にその100倍になります。
10億軒の家が建つほどの広さです。
莫大な広さですが、今で言うところのおよそ2県分の広さです。
今の金額で表すと年収でおよそ750億円の金額になりますね!
○戦国時代の石高ランキング10
次は戦国時代の石高ランキングについてご紹介したいと思います。
時代や場所によってもちろん差があり、地域の資料などによっても多少違いがありますので、参考程度でご覧いただけたらと思います。
10位 前田利家 100万石
9位 伊達政宗 114万石
8位 武田信玄 125万石
7位 上杉謙信 137万石
6位 島津義久 150万石
5位 毛利元就 152万石
4位 北条氏康 175万石
3位 豊臣秀吉 220万石
2位 徳川家康 400万石
1位 織田信長 628万石
上記のようになっています。
ご参考いただけたらと思います。
「まとめ」単位を把握して
今回は一合・一升・一斗や才・勺・石についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
単位をまとめて知ることはあまりないのですが、このように見るとわかりやすいかと思います。
ぜひ皆さんの生活や知識のご参考にしていただけたらと思います。