■はじめに
浄化槽とは、生活排水を綺麗にしてくれる設備のことです。
微生物の働きによって、水を綺麗にしてくれるんです。
生活排水をそのまま川に流してしまうと、環境がひどく汚染されてしまいますよね。
そのため、私たちの環境を守るためにも非常に重要な設備なんですよ。
今は都市部を中心に下水道が整備されてきていますよね。
しかし、下水道が整備されていないところでは、まだまだ現役。
10月1日はそんな浄化槽の日です。
目 次
■浄化槽の日とは
毎年10月1日が浄化槽の日です。
当時の建設省、環境庁、厚生省が共同で制定しました。
10月1日には、ほかにもメガネの日や日本酒の日などさまざまな記念日が制定されています。
■意味
浄化槽の日には、日本における浄化槽が普及されるように、その促進をするという意味合いがあります。
浄化槽法を周知徹底することによって、公衆衛生を向上させたり、生活環境を保全します。
簡単に言ってしまうと、浄化槽法や浄化槽についてをもっと多くの人に知ってもらうための日ということですね。
知ってもらうことで、環境保全につなげていくという意味合いがあります。
公共用水域の水質を守るためにもとても大切な日です。
■由来
1985年10月1日に浄化槽法が全面施行されました。
そのため、この日を記念して10月1日が浄化槽の日になることに。
ちなみに、浄化槽法に関連して設備士、管理士、検査員、清掃技術者と4つの資格があります。
■イベント
10月2日や3日など、10月1日の近い日に全国浄化槽大会が開かれています。
平成30年では第32回大会になり、長い歴史のある大会ですね。
全国浄化槽大会では表彰式や記念講演が行われます。
ほかにも、実は全国各地でイベントの多い記念日でもあります。
毎年必ずどこかで啓発イベントが行われています。
イベントでは講演の他にも模型が展示されたり、クイズコーナーなどお子様向けのものも用意されています。
浄化槽は環境保全において重要な設備なので、環境に興味をお持ちの方から人気の高いイベントですね。
■浄化槽の雑学
浄化槽の日にちなんだ雑学をご紹介します。
□環境に敏感な世の中、浄化槽への注目度がアップ!
実は浄化槽はミニ下水処理場と呼ばれているほど、汚水の処理能力に長けています。
下水道を設置する場合、どうしても高い費用がかかってしまいますよね。
それに、地形の問題で設置出来ない場合もあります。
そのため、場所を問わずコストが低く、汚水の処理能力に長けている浄化槽は、今改めて注目されるようになりました。
国や自治体から補助が受けられることもありますよ。
□浄化槽の種類は豊富
浄化槽と一口に言っても、実は種類は非常に豊富なんです。
家庭用はもちろん事業用の物もありますし、処理方式が違うことも。
現場で鉄筋コンクリートで作られる物もあれば、工場で生産されるプラスチック製品もあります。
メーカーの違いもありますよ。
つまり、その環境に合った物を選びやすいということですね。
■まとめ
今回は浄化槽の日を紹介させて頂きました。
普段はあまり気付かないのですが、今も日本全国あちこちで活躍しています。
10月1日のイベントを見かけたら、ぜひ参加してみてくださいね。
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