■はじめに
3月というと、どんなイベントを想像するでしょうか?
卒業や春休み等で旅行に行くような人も多いのではないでしょうか。
そんな3月3日には「サザンの日」があります。
目 次
■サザンの日とは
サザンの日は毎年3月3日にあります。
いつ制定されたのかはわかりませんでした。
制定したのはおそらく南海電気鉄道株式会社という団体ではないかと考えられます。
■意味
「サザンの日」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、人気バンドである「サザンオールスターズ」のことではないかと思いますが、3月3日のサザンの日は、南海電気鉄道株式会社が運営している特急サザンの名前から来ています。
ちなみに、サザンオールスターズの「サザンの日」は、6月25日となっています。
3月3日のサザンの日は南海電気鉄道株式会社が特急サザンをPRする目的で制定したものと思われます。
どうして「サザン」という名を付けたのかというと、開けゆく「みなみ」の方向性と、21世紀に向かい将来性をネーミングしたためだそうです。
特急サザン(10000系)は、四国連絡特急「四国号」に代わるものとして、昭和60年11月1日より、南海本線の難波駅~和歌山市駅及び和歌山港駅間で運行を開始しました。
そのデザイン性の高さ、性能、運行形態などが高く評価されて、運航開始翌年(昭和61年)にローレル賞という鉄道友の会が選定する賞を受賞しています。
■由来
3(サ)月3(ザン)日という語呂合わせから3月3日をサザンの日と制定したようです。
■イベント
現在、サザンの日に行われる定期的なイベントはないようです。
しかし、特急サザンの節目節目ではそれを記念するイベントが適宜行われているようです。
運行開始25周年を迎えた平成22年には「ありがとう25年。愛されて未来へ」というキャッチコピーを掲げてイベントが実施されました。
25周年を記念した「記念ヘッドマーク」と「記念ボディーシール」を車体の掲出が行われました。
同時に、「サザン運航開始25年!加太で愛を叫ぶ!」という夫婦を対象にした観光ツアーが企画されていました。
座席指定席の利用者が4000万人を突破した時にも記念イベントが行われていたようです。
その時の記念イベントでは、「4000万人突破記念号」と銘打って運行したり、抽選で1組に「座席指定券1年分」をプレゼントしたり、記念乗車証の配布・記念ピンバッジの販売などが行われ、盛り上がりを見せたそうです。
最近行われたイベントとしては、南海電気鉄道株式会社と泉北高速鉄道でコラボとして、泉北12000系と南海12000系を交換して運行というイベントがありました。
泉北12000系は、車体が金色と特徴的なものであり、鉄道ファンからすると見逃せないようなイベントでした。
■サザンの雑学
・南海電車の特急列車と言えば女性車掌?!
南海電車の特急列車にはほとんど男性車掌は乗らず、女性車掌が乗車しているそうです。
そうなっている理由などは詳しくわかりませんでしたが、車掌と言えば男性のイメージを持っていたので驚きました。
同じ南海電車でも一般電車では、男性車掌も女性車掌も働いているそうです。
ちなみに、2011年に特急「サザン」の新型車両12000系が運行開始となったのに合わせて女性特急車掌の制服が変更となったそうです。
電車の設備が一新されたのと同時に制服もこれまで以上に洗練された上質な雰囲気を持つデザイン、カラーを意識して夏服は約13年ぶり、冬服は約15年ぶりの変更となったそうです。
■まとめ
今回はサザンの日についてご紹介させて頂きました。
語呂合わせはわかりやすいですが、「サザンオールスターズ」の認知度がすごすぎて、南海電車の特急サザンの日ということは初めて知った方が多かったのではないでしょうか。
関西以外にお住いの方は旅行の際にはぜひ、特急サザンに乗ってみてはいかがでしょうか。
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