■はじめに
皆さんにとって身近な楽器といえば何でしょうか。
子どもの頃からピアノを習っている、うちはバイオリン、いやいやドラムだ。
ご家庭によっては習い事で学んだという方もいらっしゃいますよね。
そして、学校でも楽器を学ぶ機会があります。
ピアニカやカスタネットなど、さまざまな楽器に触れる機会がありますよね。
そのため、日本で生活していれば皆さん何かしらの楽器に一度は触れたことがあると思います。
普段聴く音楽や効果音、お店のBGMにも楽器が使われています。
私達にとっては非常に身近な存在ですね。
6月6日はそんな楽器の日です。
目 次
■楽器の日とは
一般社団法人全国楽器協会によって、1970年に制定されました。
楽器業界の向上や音楽文化の昂揚を目的とした団体です。
例えば楽器を製造する業者や、卸売業者、一般的な楽器販売店である小売店などが関わっています。
楽器業界全体を盛り上げるだけではなく、音楽文化の発展にも貢献する。
そんな団体ですね。
■意味
楽器の日も同じように、音楽文化の発展や楽器業界の活性化につながる一日です。
例えば、楽器の日をきっかけに以前から学びたかった楽器に手を出すという方も少なくはありません。
ユーザーが増えるということは楽器業界全体の活性化につながりますし、音楽文化にも関わりがあります。
楽器をもっと知ってもらい、触れてもらう。
それが今後の業界や文化の発展につながっていきます。
■由来
楽器の日の由来となったのは、6歳の6月6日にお稽古ごとを習い始めると上達するという習わしからです。
今ではもっと早くからお稽古を始めるご家庭も増えてきていますが、昔は6歳から始める方が多かったのですね。
この理由ですが、指の数え方にあります。
片手で数える場合、1から5までは指を折って数えるのですが、6からは指が立ちます。
多くの方はこの時小指が立つのですが、小指といえば指の中でも子どもに例えられることのある指。
この小指が立つことで、子どもが独り立ちする年が6歳。
そのため、縁起が良いとされています。
■イベント
楽器の日には豊富なイベントがあります。
例えば2018年は6月1日から6月10日までを「楽器とふれあう10日間」として、さまざまなイベントが行われました。
SNSのハッシュタグを見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このイベントは全国の楽器販売店や音楽教室で行われました。
実際に楽器を手にして演奏をしてみたり、手作りの楽器を作ってみたり。
コンサートなども開かれています。
まさに子どもから大人までみんなで楽しむことができるイベントが盛りだくさん。
今後も毎年楽器の日が楽しみになりますね。
■雑学
楽器の日にちなんだ雑学を紹介します。
□6月6日には他の記念日もいっぱい!
楽器の日の由来となったのは、6歳の6月6日に習い事を始めると上達するという習わしでしたね。
実は、同じ由来の記念日が他にもあります。
いけばなの日、邦楽の日、お稽古の日など。
色々な習い事にとってとても大切な日なのですね。
ちなみに、毎年6月6日になると習い事始めをお祝いするという方もたくさんいらっしゃいました。
素敵な習慣ですね。
□オーケストラのお給料は一緒?
オーケストラのお給料は、実は基本的にはみんな一緒。
楽器によって差がつくことはありません。
花形の楽器もちょっと地味な楽器も、お給料はみんな一緒なのです。
といっても、これはあくまで基本給の話。
首席奏者になると、さらに手当が付く可能性があります。
他にも勤務時間に応じて基本給が上がっていくことも。
とはいえ基本的に楽器によって差がついてしまうようなことはありません。
■まとめ
今回は楽器の日を紹介させて頂きました。
例えばピアノやフルート、バイオリンなど名前の付いている有名な楽器だけではなく、地球にはさまざまな楽器があります。
自分でアレンジして手作りの楽器を作ることもできますね。
楽器の日は、こんな風に自由に楽器に親しみ、触れる一日にしてみるのはいかがでしょうか。
6月6日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!