■はじめに
飛行機に乗った方はたくさんいても、熱気球に乗ったことがあるという方は少ないですよね。
しかし、イラストやデザインのモチーフとしては非常に知られています。
ゲーム内で登場することも多いですね。
私達の生活に当たり前のように存在していますが、そのもの自体は珍しい。
ちょっと面白い存在です。
6月5日は、そんな熱気球記念日です。
目 次
■熱気球記念日とは
1973年に日本気球連盟によって制定されました。
国内の気球愛好家によって設立された団体ですね。
スポーツ気球において安全性や技術を向上させるための研究を行ったり、行事やイベントの開催なども行っています。
気球には対空性というものがあるのですが、その審査をしたり操縦技能検定もあります。
普段はあまり知られていない団体ではあるのですが、逆に気球愛好家にとってはよく知られた存在ですね。
ちなみに、6月5日を熱気球記念日としているのは日本だけではありません。
他の国にもこの日を記念日としているところがあります。
■意味
熱気球記念日最大の意味は、やはり熱気球に対する理解を深めるという点ですね。
基本的にさまざまな記念日の多くは理解や認知を目的としています。
その物をよく知り、そして理解することが大切ですね。
例えば熱気球の場合、その存在を知っていても詳しい仕組みを知っている方はぐっと少なくなっていきます。
熱気球を使ってどんな取り組みをしているのか?
スポーツになるってどういうことなのか?
わからないことってたくさんありますよね。
記念日は、そんな普段はあまり気付かないことを知るためにとても役立ちます。
■由来
熱気球記念日の由来となったのは、1783年の飛行実験です。
1783年6月5日に、初めて熱気球による無人飛行が成功しました。
この実験を行ったのは、フランス人のモンゴルフィエ兄弟です。
二人は普段製糸業を営んでいたのですが、熱気球の分野で大きな功績を残しています。
ちなみに、初めて有人飛行に成功したのもこの兄弟です。
初めての実験が行われたのは1782年だったのですが、最終的には村に落ちてしまいます。
今まで見たことのない物が空から落ちてきたので、村人はそれをお化けだと思って恐れたのだとか。
■イベント
残念ながら熱気球記念日固有のイベントというのはあまりありません。
しかし、実は熱気球の乗れるイベントって多いんです。
もちろんお子様も乗れるところもあります。
例えば、空を飛ぶのではなく室内で簡単に熱気球体験が出来るところもありますよ。
これなら高いところは苦手、という方でも安全かつ簡単に熱気球に触れることができます。
最近ではインスタ映え目的で写真を撮影する方も。
ちなみに、所沢航空記念公園では毎月熱気球体験を行っています。
こちらは親子連れに大変人気のあるイベントですよ。
興味のある方はぜひ行ってみてくださいね。
■熱気球の雑学
熱気球記念日にちなんだ雑学を紹介します。
□熱気球とマリー・アントワネット
実は、モンゴルフィエ兄弟はマリー・アントワネットの前で飛行実験を行っています。
無人での飛行実験に成功し、有人飛行をする前に動物を乗せての実験を行いました。
これがベルサイユ宮殿で行われたそうで、そこにはルイ16世やマリー・アントワネットも立ち会っていたんです。
マリー・アントワネットの時代の話と考えると、なんだか急に馴染み深く思えますね。
熱気球を見つめる彼女の横顔が今にも想像できそうです。
□熱気球はどこで乗れるの?
雑学ではありませんが、気になる方も多いと思いますので調べてみました。
まずは先にご紹介した所沢航空記念公園ですが、こちらは家族連れが多いですね。
実際に気球に乗るだけではなく、それをスケッチしたりできます。
非常に穏やかなイベントなので、初めてお子様と一緒に行くという方におすすめ。
都内から近いところならば、岐阜や栃木で熱気球体験をやっているところが多いです。
西では兵庫、他にも北海道でも観光のツアーとして人気があります。
■まとめ
今回は熱気球記念日を紹介させて頂きました。
私自身まだ乗ったことがないので、一度は乗ってみたいですね。
幸い、熱気球に乗れる場所というのは思った以上に多いもの。
観光のついでにオプションで乗る方も多いそうです。
次の熱気球記念日には、ぜひどこかで乗ってみるというのも面白いですね。
6月5日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!