寒くなってくるころ、お花屋さんの店先で小さな鉢に入ったこの花を見かけます。
クリスマスシーズンに見かけるためか日本でもクリスマスの花として定着していますが、もともとクリスマスと縁のある花なのです。
そんなポインセチアには花言葉がたくさんあります。
目 次
ポイセチアの花言葉
ポインセチアの花言葉として定着しているものは「私の心は燃えている」「祝福する」「聖夜」などでしょう。
「私の心は燃えている」は、この花の赤色からきているのでしょうが、他の言葉はクリスマスを連想させる言葉で、クリスマスの花としてふさわしいものです。
そもそもキリスト教では、この花が赤いのはイエスキリストの血がふりかかったためだと考えられていたそうで、このような花言葉が生まれたのでしょう。
色別の花言葉
一般的にポインセチアは赤い色だと思われていますが、この花にはいろいろな色があります。
代表的な花言葉は赤い色の花をさしていますが、色によって花言葉は変わってきます。
ピンク色のポインセチア
「思いやり」「清純」「純潔」
ポインセチアのピンクは、おだやかな色合いで心を落ち着かせるものがあります。この清らかな色合いから、このような言葉ができたのでしょう。
この「純潔」は赤いポインセチアにもある花言葉です。
白色のポインセチア
「慕われる人」.「あなたの祝福を祈る」
ポインセチアの白色は純白ともいえる色です。
この白と葉の緑のコントラストが信頼感を生み、尊敬できる慕われる人に、そしてこの清楚な色合いが素直な気持ちを表し人の幸せを祈るという気持ちの花言葉になったのでしょう。
ポインセチアが誕生花となる日にち
12月9日、12月25日
ポインセチアとはどんな花
ポインセチアの特徴
ポインセチアはメキシコなど中南米を原産地とするトウダイグサ科の植物です。
和名として「ショウジョウボク」とも呼ばれています。
赤や白の花に見える部分は花ではなく、苞(ホウ)と呼ばれる葉っぱが変化したもので、真ん中にチョコンとある愛らしい黄緑色の部分が花です。
ポインセチアの名前の由来
アメリカの初代メキシコ公使で植物学者でもある、J・R・ポインセットがポインセチアを発見し、それをアメリカへと持ち帰って品種改良したことで世界中に広まっていきました。
その功績が讃えられ、彼の名前にちなんでラテン語で「ポインセチア」と名付けられました。
ちなみに原産地のメキシコでは「ノーチェブエナ」と呼ばれており、これは「クリスマスイブ」を意味します。
その上ポインセチアは星の形に似ていることからキリストの誕生の象徴とされるベツヘレムの星の飾りとして使われるようになりました。
従来からクリスマスに関係した花だったのですね。
ポインセチアの種類
ポインセチアは現代でも品種改良が加えられていて多くの種類があります。
定番の赤だけではなく、白・ピンク・ゴールドカラーなどの色や葉の形も異なるものなどがあります。
近くのお花屋さんでも、いろいろな種類のポインセチアを手に入れられるでしょう。
ポインセチアの品種
クリスマスの演出には欠かせないポインセチアにはどんなものがあるでしょう。
「ウインターローズ」
葉や苞がバラのように丸く萎縮していており、赤だけでなく白・ピンク・斑入りのものまであります。
まるで冬に咲くバラのようです。
「レモンスノー」
黄色がかった白い葉っぱをしている人気のある品種です。
赤とのコントラストがきれいなので、赤とセットがお勧めです。
「カルーセルピンク」
フリルのような葉っぱがかわいらしい品種です。
落ち着いたピンク色をしているので華やかな雰囲気を演出してくれます
「ホワイトジングル」
赤い苞にはっきりとしたクリーム色の斑が入る品種です。
このようなポイセチアですがクリスマスに飾るのはもちろんですが、結婚する二人に「心は燃えていて、お互いの幸せを祈っている」の花言葉を添えて赤色と白色を併せてプレゼントするのは如何でしょう。
とっても心温まるプレゼントになると思います。