ナッツの日とはいつ？意味や由来、イベントにナッツフェアを開催

■はじめに

ちょっと高いですが、ミックスナッツは飲む際のお供の定番ですね。

みなさんはナッツをつまむとき、選びますか、それとも自然に任せますか？

筆者はつい、アーモンドやマカデミアを先に食べてしまって、だんだん寂しい思いとなってしまいます。

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■ナッツの日とは

日本ナッツ協会が1996（平成８）年12月に、7月22日をナッツの日と制定しました。

これはすぐにピンときますよね。

もちろん語呂合わせですが、「ナツツ」というのはいささか苦しいようで、それなら「ナッツ」のほうがまだスッキリしていて、７月２日を支持する人も多いかもしれないですね（未確認）。

ナッツ（nuts）は「種実類」に分類されていて、木の実のことを言います。

種実類とは、固い殻、皮に包まれた食用果実や種子の総称で、ナッツは堅果、核果、種子の３種類に大別できます。

堅果は外側がたいへん硬く、果実とはかけ離れた印象で、ヘーゼルナッツやクリがこれにあてはまります。

核果は果実の中に大きな核があり、この核の中の種子を食用とするもので、アーモンドやクルミ、ペカンがそうですね。

種子は文字通り、種子をそのまま食べるもので、カシューナッツやブラジルナッツです。

この３種の木の実に属さないものは、いくらナッツに似ているからと言っても、ナッツではありません。

ナッツ同等に扱われているピーナッツは「豆類」ですから、にせナッツなんです。

アメリカ大使館農産物貿易事務所（ATO）は、ナッツのおいしさをアピールし、もっと親しんでもらうために、2012年から毎年この日に「アメリカン・ナッツ・フェア」を開催、「ナッツ・パーティー」はナッツを使った料理の試食やレシピを紹介、女優さんも呼んで華やかな１日にしています。

これは日本への輸出拡大を狙ったもので、アメリカの各ナッツ協会や日本企業も多く協賛し、東京の赤坂、原宿、六本木や千葉で持ち回り開催されていますが、認知度はイマイチといったところでしょうか。

３歳ごろまでの子どもは食べ物を上手に飲み込む能力が未発達で、ナッツ類は形状や硬さから、気道に入り込んで窒息事故の危険性が大きいと、消費者庁が注意を促しています。

特にピーナッツの事故割合が多く、気管支に入れば全身麻酔の手術に至ってしまい、肺の一部除去なんて事態も起こり得ます。

パンやクッキーの中に隠れている小さなカケラでも事故は起きていますから、パパとママは十分注意してくださいね。

ナッツは油脂分が多いので、ニキビの原因と言われますが、ナッツの脂肪は、体内で固まらない「不飽和脂肪酸」なので、これは濡れ衣なんです。

ニキビの主な原因は、ナッツを加工する際に使われる油や塩分ですが、もちろん食べ過ぎてはいけません。

ナッツは高カロリーで、特にアーモンドは100g598kcal、ピスタチオ614kcalもありますから、これだけで食事１回分になってしまいます。

食品のパッケージの裏には、アレルギー対象の使用原材料が明記されていますが、食品アレルギーが言われ出したのは1960年代からで、それまではどうしていたんでしょう。

ナッツにもアレルギーはあって、中でもピーナッツアレルギーは有名です（にせナッツと言っておきながら、こんな時にナッツの仲間扱いでゴメン）。

他にもクルミやアーモンド、ココナッツ、カカオなどにもアレルギーはあって、厚生省は表示義務を課しています。

ナッツアレルギーは子どもに多いようで、これは消化器官が未熟で、アレルゲンであるたんぱく質をうまく消化できないことが原因とされ、成長とともに症状は改善されるようです。

しかし、改善されないまま大人になると、ナッツアレルギーは耐性の獲得が困難で、これはもうアカンということになってしまうのです。

そんな人がナッツの誘惑に負ければ、発疹や吐き気では済まずに、アナフィラキシー反応という恐ろしい症状となって生死にかかわります。

■まとめ

ひところ、ハワイ土産はマカデミアナッツのチョコが定番で、筆者は大人になってから初めてお目にかかり、それまでアーモンドチョコが一番美味としていましたが、それ以来、いつもどっちを買おうか、いいトシをしていまだに迷ってしまいます。

ところが最近、両方が同じパックに入っているものを発見、小さな悩みがひとつ解決しました。

他にもおもしろい記念日がたくさんあります！