■はじめに
あなたは人に親切にしたことやされたことはありますか？
例えば電車の中でお年寄りに席をゆずった、通りすがりの人が物を落としたから拾ってあげた、子供がぐずってどうしようもない時「お母さん頑張ってるね」と暖かい言葉をかけてもらった。
一つ一つは小さなことだけど、どれもとても嬉しくなることばかりですよね。
今日は小さな親切の日についてご紹介します。
目 次
小さな親切の日とは
「小さな親切の日」とは毎年６月１３日に制定されています。
■意味
“できる親切はみんなでしよう、それが社会の習慣となるように”というスローガンのもとに、人に対して思いやりと親切の心で接し、困っている人がいたら自分のできる範囲で親切にしようという意味があります。
■由来
１９６３年(昭和３８年)３月に行われた東京大学の卒業式において、当時の茅誠司総長が告辞の中で「小さな親切を勇気をもってやってほしい」という言葉を卒業生に向けて送りました。
これに感銘を受けた８名の人々が提唱者となり、小さな親切運動が始まったことから小さな親切の日は生まれました。
小さな親切運動には小さな親切八か条があります。
①朝夕のあいさつをかならずしましょう
②はっきりした声で返事をしましょう
③他人からの親切を心からうけ入れ「ありがとう」といいましょう
④人から「ありがとう」といわれたら「どういたしまして」といいましょう
⑤紙くずなどをやたらに捨てないようにしましょう
⑥電車やバスの中でお年寄りや赤ちゃんをだいたお母さんには席をゆずりましょう
⑦人が困っているのを見たら手つだってあげましょう
⑧他人のめいわくになることはやめましょう
日々の生活でのちょっとしたことですが、する方もされた方も嬉しくなるようなことばかりですね。
困っている人がいたら自然と手を差し伸ることができる人間になりたいものです。
■イベント
小さな親切の日に関するイベントは残念ながら見つかりませんでした。
イベントではないですが、毎年小中学生を対象とした「小さな親切作文コンクール」が行われています。
小さな親切をテーマにした作文で書きやすいと思うので、お子さんがいるご家庭はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また小さな親切はイベントに関係なくいつでもどこでも出来ることなので、気が付いたときにさっと行えるとステキですね。
■親切の雑学
旅行をしたときに現地の人に親切にしてもらうと、あとでそれもいい思い出となって思い出すことがありますよね。
そこで親切な県ランキングを調査してみました！
【親切な人が多いと思う都道府県ランキング】
１位 沖縄
２位 北海道
３位 青森
４位 山形
５位 大阪
１位の沖縄は広い海と青い空でのんびりしたイメージで、住んでいる人々もゆったりした穏やかな県民性が思い浮かびますね。
２位の北海道も広大な土地と豊かな自然に囲まれて、おおらかなで親切な県民性が想像できます。
５位の大阪は明るくておしゃべり好きな人が多いイメージがあるので、困ったことがあると気軽に声をかけてくれそうですね。
【世界で一番優しい国ランキング】
日本の次は世界規模で優しい国を調べてみました。
今回調べたランキングは
・寄付金の額
・見知らぬ人を助ける
・ボランティアへの参加
の項目に基いたものとなっています。
１位 ミャンマー
２位 インドネシア
３位 ケニア
４位 ニュージーランド
５位 アメリカ
ハリウッドスターが多額の寄付をするニュースを目にすることが多かったので、何となくアメリカが１位なのかな？と思っていたため少し意外な結果となりました。
ちなみに日本は１１１位という結果に。
日本では募金はよく目にしますが、寄付という言葉はそこまでなじみがなくあまり身近ではないように思うので、このような結果になったのかもしれませんね。
■まとめ
今回は小さな親切の日についてご紹介させていただきました。
小さな親切運動がどんどん広まって、見ず知らずの人同士でも助け合うことができる社会になればとても嬉しいですね。
これを機会にそれぞれが出来る範囲での小さな親切を始めてみませんか？
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