いつも身近に置いてある大事な財布。
お金を入れる財布を新しく買うなら、やはり縁起を担いで購入したいですよね。
実は財布を買うのにとても良い日とされている、吉日が存在しているのです。
吉日というと大安という言葉が思い浮かぶかもしれませんが、もっと良いとされる吉日がありますので、紹介していきます。
目 次
財布を買うのに良い日はこの吉日
最高の吉日「天赦日」
天赦日とは「てんしゃび」、「てんしゃにち」と読みます。
どちらかといえば、「てんしゃにち」と読まれることが多いです。
「大安」と同じような吉日で、天赦日は大安よりもさらに吉日の日とされております。
「天赦日」とは「百神もが天に昇り、天が万物の罪をもゆるす日」とされ、「暦上でも最も大吉日」とされています。
この日に財布を買うのがベストと言えますが、年に数回しかありませんので、よく日にちを調べて計画的に購入するのが良いでしょう。
一粒万倍日
一粒万倍日は「いちりゅうまんばいび」、「いちりゅうまんばいにち」といった読み方がされます。
字からも読んでわかるように、一粒万倍日は膨れ上がる様を表しています。
一粒万倍というのは、一粒の籾が万倍にも膨れ上がって豊かに実る様を表しています。
そのことから「何か新しいことをはじめる日」として抜群に良い日とされ、財布を新調するのにもばっちりなのです。
またお金も、万倍に膨れ上がっていくという縁起を担ぐのにも良く、一粒万倍財布という縁起物の財布がよく買われています。
寅の日
寅の日は十二支でもご存知のように、動物の「虎」を表すものとされています。
虎は強さの象徴の以外にも、その模様から金運の象徴ともされており、寅の日は金運が上昇する日とされています。
そのため、寅の日は財布を新しく買うのにも向いているとされています。
さらに寅の日は金運の上昇の日で、虎は中国のことわざで「千里行って千里戻る」ということが言われています。
出ていってもすぐに帰ってくる様子から「使ったお金もすぐに帰ってくる」や「旅立ち」にもすごくいい日とされているのです。
財布の色は何がいい
財布の色で縁起が良いとされているのは、「黄色」や「黒色」といった金運を連想させるような色とされています。
一方、お勧めではない色は赤字を思わせるようなイメージがついている「赤色」で、金運低下につながるとされています。
これはあくまでも縁起を担ぎたい人の目安ですので、気にしないという方は自分の好きな色の財布を買うとよいでしょう。
財布は基本的に1年周期で買い替える方がいいとされており、買い替える際には天赦日・一粒万倍日・虎の日などの吉日を気にしてみるとよいです。
財布を整理する日
財布の中身を綺麗にすることによって、お金を引き寄せやすくなるといわれています。
財布の中身を整理する日としてはうってつけの日があり、それが己巳の日です。
「銭洗い」をしたお金を財布の中に入れておくと種銭が出来るとも言われ、お金が溜まりやすくなると言われています。
己巳の日の銭洗い
銭洗いとは読んで字のごとくお金を洗い、銭洗いでは主に新札の1万円を洗います。
といっても、基本的にはお金の端っこを少し洗う程度なのです。
1万円札がない場合には自分が持っている最高額のお金で大丈夫ともされています。
銭洗いを行っている神社が各地にあるようですが、特に、白蛇を祀っている「上神明天祖神社」で銭洗いをするとより効果があると言われています。
銭洗いをすることでお金を清めることができ、洗ったお金は銭種になると言われています。
銭種となったお金を財布に入れておくと、その種に引き寄せられてお金が寄ってくるため、お金が溜まりやすくなるとされているのです。