小寒と書いて「しょうかん」と読みますが、24節気のひとつです。
24節気は立春から始まり、小寒の次の大寒で終わるとされています。
そのため小寒は24節気では23番目に当たりますが、名前の通りまだまだ寒いころです。
今回はそんな寒い小寒を楽しめるような旬の食べ物やイベント・行事などをご紹介いたします。
目 次
2023年の小寒はいつ?
2023年の小寒は1月6日(金)となります。
この頃から寒中見舞いを出すようになりますので目安にしていただけたらと思います。
小寒の意味や由来は?
小寒は「これから寒さが厳しくなっていく」ということを表しています。
その意味の通り、まだまだ日が暮れるのが早いとともに、日にちが経つにつれてさらに朝晩の冷え込みがきつくなっていく頃だと思います。
だいたい小寒の期間頃からインフルエンザなどにかかり始める人も出るので、外に出られる際や自宅に帰った際は予防が重要になってきます。
小寒の時期にぜひ食べたい旬の食べ物は?
小寒の頃にぜひ食べていただきたいのはまず、1月7日にその年の無病息災を願って食べる「七草粥」です。
春の七草を入れて食べるのがこの七草粥ですが、実は平安時代の頃から行われているという歴史ある行事の一つでもあります。
ただ地域によってはこの七草を摘めないところもあるので、七草以外を入れて作るところもあったり、鶏肉を入れたりするところもあります。
そのため、その地域の習慣にあった七草粥を食べて無病息災を願っていただけたらと思います。
次も地域によって食べていないところもあると思いますが小豆粥です。
小豆には悪鬼を避けて疫病を払うと言われており、小正月に食べられます。
小豆粥は15日に食べられることから望粥とも呼ばれます。
どちらのお粥もその年の無病息災を願って食べるのと、栄養価が高いと言われているものを入れて食べるので、体に良いとされているためお勧めです。
1月にあるおすすめの行事やイベント
小寒の頃になるとお正月は過ぎてはいるものの行事やイベントが日本各地でたくさん行われています。
今回はそんな小寒を充実させれるイベントや行事などをご紹介していきます。
1月 七草の日、小正月
先ほど旬の食べ物の時に挙げたように1月には七草粥や小豆粥を食べる、七草の日や小正月があります。
七草が摘めないところが小正月を行っているところが多いのが特徴です。
大正月(元旦や3が日)は先祖や神様を祭って迎える行事とされていますが、小正月は家庭的な行事を行うという意味で小正月と呼ばれます。
1月 成人式
1月では成人の日があるように、その日に成人式が各地で行われると思います。
ちなみに2018年の成人の日は1月8日月曜日です。
この日は「成人の日を境に大人になったことを自覚し、自ら生きていく成年を祝って励ます日」です。
成人式では羽目を外す人もまだいますが、成人の日の本質に気付けるように成人になる人は心掛けていただけたらと思います。
1月 鉄道博
この1月には大阪市都島区では鉄道関連会社が一斉に集まって行われる鉄道博があります。
最近では鉄道が大好きな人が増えており年々盛り上がりが増しているイベントです。
内容はジオラマ展やお宝オークションもあったりとこの日を楽しみにしている人が居るほどのイベントで、運転体験などもできるので大人から子供まで楽しめるのが特徴です。
ぜひ鉄道に興味がある方は参加してみてください。
1月 くずまき高原牧場.スノーワンダーランド
岩手県岩手郡葛巻町ではイヌイットの仮設住宅を作って動物の足跡を探索したり、酪農体験をしたりと自然と触れ合うイベントが行われます。
対象が小中学生となっていますが、生命の大切さや仲間とのきずなが学べるので貴重な経験ができると人気です。
「二十四節気とは?意味や使い方、二十四節気一覧」
二十四節気とは?意味や使い方と節気一覧。
このようにお正月が過ぎても様々なイベントが行われていますが、やはり外では風邪やインフルエンザが流行る時期でもありますので病気などにはご注意ください。