■はじめに
3月には様々なイベントがありますよね。卒業式、春休み、ホワイトデーなどなど。
そして3月3日といえばひな祭り!…ではなく今回、3月3日といえば金魚の日!を紹介したいと思います。
目 次
■金魚の日とは
金魚の日は毎年3月3日にあります。
制定されたのは1990年だという記録があります。
制定した団体は日本観賞魚振興会という団体です。
現在、金魚の日を制定した日本観賞魚振興会はなくなっており(2010年に解散)、代わりにjOFa日本鑑賞魚振興事業協同組合という団体になっているそうです。
その団体でも、金魚の日にちなんだイベントへの協力を行っているようです。
■意味
金魚の魅力を世に広めようという意味で金魚の日が制定されました。
制定した日本観賞魚振興会の中でも、金魚の日を強く提唱した人がいらっしゃったそうです。
その人とは、弥富金魚漁業組合の三輪守夫さんです。
弥富市というのは金魚の養殖で有名な場所であり、日本に生息する金魚の全種類が養殖されているとのこと。
宇宙飛行士の向井千秋さんが弥富金魚を用いて宇宙酔いの実験を行ったそうです。
これがいわゆる宇宙金魚というものです。
この実験に用いられたため、さらに弥富金魚の知名度が上がりました。
■由来
ひな祭りと同じ3月3日となっている金魚の日ですが、実は、ひな祭りと関連があるために3月3日になっているようです。
江戸時代から、ひな祭りの時に金魚を一緒に飾るのが習慣になっていたのです。
こうなっていた理由には諸説あります。
金魚は当時高級だったので、一緒に飾ることで裕福さをアピールしたという説。
ひな人形は、紙などでつくった人形で自分の体をなでて穢れを移し、川や海へ流したことが起源となっているため、ハマグリなどの水に関連したものを飾っていたため、金魚もそれにあやかって飾られるようになったという説などがあります。
■イベント
現在、金魚の日に行われている定期的なイベントはないようです。
「金魚の日とは」の項目で書かせていただいた通り、jOFa日本鑑賞魚振興事業協同組合という団体は金魚の日にちなんだイベントの協力を行っているとのことでしたが、金魚の日である3月3日に行われている定期的なイベントは特にないようでした。
毎年、4月の上旬~中旬に日本観賞魚フェアというものを開催しているようです。
2018年には36回を迎えました。その中では金魚の品評会があったり、金魚以外の様々な観賞魚についても展示があったり、実際に購入することができたりという催しが行われているそうです。
■金魚の雑学
金魚のフンの状態から健康状態がわかる?!
金魚のフンはある程度、食べたものの色をしたままでてくるみたいです。
赤系の人工餌を与えていれば赤いフン、アカムシなどを与えても赤いフン、植物性のエサを与えていたり、屋外でコケを食べていたりするようなら緑色のフンというような感じで、長くぶら下げているフンをみれば金魚の食生活、健康状態がわかります。
色の薄い、すけたような透明のフンの時もあるみたいです。
そういう時はほとんどの場合、消化不良や体調不良といった、金魚の不調時にみられるそうです。
なので、透明なフンが出た時にはえさを見直したり、病気にかかってないかチェックしたり、水質が悪化していないかなどをチェックすべきです。
■まとめ
今回は金魚の日について紹介させていただきました。
偶然ひな祭りである3月3日と同じになったのかなと思いきや、意外な接点があったのですね。現代では、ひな人形のみを飾る方が多いと思いますが、金魚を一緒に飾るのも風情があっていいかもしれませんね。
現代では昔と違って金魚はより身近な観賞魚となっているのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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