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折り紙供養の日とはいつ?意味や由来は。捨てるのではなく感謝を

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◼はじめに

折り紙は折るだけで色々なものが作れます。

鶴やくす玉、手裏剣など。

簡単なものから複雑なものまで、小さい子供からお年寄りまで気軽に楽しめることができますね!

そのような折り紙を供養する日があるのを知っていますか? 

4月8日は、折り紙供養の日です。 

 

◼折り紙供養の日とは

折り紙供養の日は毎年4月8日にあります。また、10月5日も折り紙供養の日になっております。

折り紙供養の日は、折り紙作家である河合豊彰が提唱したことによって制定されました。

 

◼意味

折り紙をただ簡単には捨てるのではなく、感謝して供養する日として制定されました。

モノにも魂があるので、ゴミとして扱うのではなく大切にして感謝しようという考えからきています。

最近のモノが溢れていて、何でも簡単に捨ててしまう社会において、とても素晴らしいことだと思います。

 

◼由来

仏教の開祖である、お釈迦様のお誕生日を祝う「花祭り」の日ということで、4月8日が折り紙供養の日となっています。

同時に10月5日も折り紙供養の日として制定されました。

そちらは、禅宗の開祖である達磨大師の命日である「達磨忌」の日となっています。

 

◼イベント

折り紙供養の日にちなんだ大きなイベントは行われていません。

個人がそれぞれに折り紙供養を行う日のようです。

ただ、11 月11 日の「おりがみの日」には、石川県にある日本折り紙博物館において、折り紙供養が行われているみたいです。

 

◼折り紙の雑学

折り紙供養の日にちなんだ雑学について紹介します。

 

◻折り紙の技術は宇宙開発や科学技術に応されている!

折り紙は、日本で江戸時代頃から発達してきました。

その折り紙の技術は、宇宙開発にも応用されています。

その代表例として、東京大学の三浦名誉教授が考案した「ミウラ折り」という折り方があります。

ミウラ折りとは、縦の折り目にジグザグに傾斜をつけて、折り目が重なることなくコンパクトに畳むことができる折り方になります。

この折り方は、折り畳んだ一端を引くことにより、全体を一気に開くことができるという特徴があり、衛星の太陽電池などに採用されています。

このように、アメリカ航空宇宙局も折り紙の技術には興味を持っています。

また、ハーバード大学でも折り紙の技術に注目して、小型のロボットに応用するなどしています。

 

◻金色の折り紙は銀色の折り紙から作られる!

普通の折り紙は製紙工場で紙に塗料を塗ることによって作られています。

しかし、銀色の折り紙と金色の折り紙だけは、専用の工場で作られます。

実は銀色の折り紙の素材はアルミニウムになります。

そして、金色の折り紙は、その銀色の折り紙にオレンジ色の塗料を塗ることによって作られています。

銀色にオレンジを塗ると金色に変色するのです。

この技術によって、たくさんの金色の商品が作ることができます。

 

◻明治時代の女学校には折り紙の授業があった!

折り紙といえば、主に子供の遊びと思うかもしれません。

しかし、明治時代の女学校では、現在の高校生~大学生くらいの女子学生に対して、折り紙の授業が行われていました。

しかし、指導されていたのは儀礼用の折り紙で、作法として学んでいました。

儀礼用の折り紙とは、丈夫な和紙を折って、主に証明書などにつける飾りのようなものを作ることです。

贈答用の「熨し」なども折り紙の一種になります。

 

◼まとめ

折り紙供養の日について紹介しました。

昔から子供が遊んだり、儀礼に使われてきた折り紙ですが、現在はその技術が科学技術にも応用されているのには驚きですね!

私は、今までは折り紙を簡単にポイと捨ててきました。

折り紙供養の日があるのであれば、ちゃんと感謝ながら供養していきたいと思いました。

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