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かえるの日とはいつ?意味や由来、イベントは

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▪はじめに

田んぼに水が入る5月から6月ごろになると、カエルをよく見かけるようになります。

その独特の姿形や鳴き声を愛らしいと感じるカエル好きの人は少なくありません。

そんなカエル好きの人によって制定された記念日を、カエルの雑学と一緒に紹介していきましょう。

 

かえるの日とは

かえるの日は、毎年6月6日にあります。

この記念日は、1998年(平成10年)に「かえる友の会」の会員であるライトノベル作家の矢島さら氏によって制定されたものです。

 

「かえる友の会」とは、幕末から明治時代前半にかけて活躍した日本画家・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)が無類のカエル好きであったことに因んで、河鍋暁斎記念美術館内が主催しているかえる好きの人の団体です。

会員同士でコレクションを見せ合ったりカエルの情報交換をしたり、毎年秋に「かえる秋祭り」を開催したりしています。

 

▪意味

かえるの日がどのような目的で制定されたのかは、残念ながら分かりませんでした。

おそらくは、カエル好きの人たちとの交流を深めるための日として、またカエルのことをもっとよく知って貰いたいという思いから制定されたのではないかと思います。

 

▪由来

かえるの日が6月6日にあるのは、カエルの鳴き声「ケロ(6)ケロ(6)」という語呂合わせに由来しています。

 

▪イベント

かえる友の会は、毎年秋に「かえる秋祭り」を東京で開催しています。

 

このイベントでは、カエルをモチーフとしたグッズやお菓子などの展示・販売や、ワークショップ、カエルの関する講演会などが行われます。

 

過去には25店のカエルグッズやカエルモチーフのお菓子を作っている店が出店し、多くの人が来場しました。

 

入場無料なので、カエル好きの方はぜひ足を運んでみてください。

かえる秋祭り実行委員のブログ 

 

かえるの雑学

<ケロケロと鳴くのはカエルのオスだけ?>

梅雨時になると、カエルの鳴き声をよく聞くようになりますよね。

私が今住んでいる地域にも田んぼが点々とあるので、夜になるとカエルの合唱がよく聞こえてきます。

あんなに沢山のカエルの声が聞こえてくるので、オスメス全てのカエルが鳴いていると思われがちですが、ほとんどの種類では鳴くのはオスのカエルだけなのです。

 

カエルが鳴くのは、主に結婚相手となるメスを呼ぶためです。

オスのカエルの喉には、音を反響させる鳴嚢と呼ばれる器官があり、この器官のおかげで遠くにいるメスにも聞こえるように大きな声を出すことができます。

雌メスのカエルは同じ種類のオスガエルの声を聞いて、気に入ったら近くによっていきます。

オスは近づいてきたメスに抱きついて交尾をしますが、時々間違えてオスに抱きつくこともあります。

この時抱きつかれたオスは、求愛の声とは違う鳴き方をして自分がオスであることを相手に教えるのだそうです。

 

カエルは、メスを呼ぶ以外にも鳴くことがあります。

それは、敵が近づいてきた時です。

これは、仲間に危険を知らせていると考えられていますが、じつは逃げるために力を入れてジャンプした際に、不意に声が出てしまうだけだったという説もあります。

 

また、ニホンアマガエルは、雨が降る直前にケッケッケッと鳴くことがあります。

これは、ニホンアマガエルには気圧や湿度の変化を感じ取り、雨が降ることが分かるからではないかと考えられています。

しかし、どうして雨が降る前に鳴くのかはよく分かっていません。

もしかしたら、アマガエルは大人になっても水辺で暮らすので、雨が降るのが嬉しいのかもしれませんね。

 

種類によってはメスのカエルが鳴くこともあります。

トノサマガエルはメスも鳴くことがありますが、これはオスを呼ぶためではなく、自分の卵巣の中に卵が無く、繁殖できる状態ではないことをオスに知らせるために鳴くのです。

ですから、オスのトノサマガエルはメスの鳴き声を聞いたら離れていきます。

トノサマガエル以外のメスが鳴く種類のカエルは、縄張り争いの際にメスが鳴くそうです。

 

<卵からカエルの姿で出てくる種類もいる>

カエルは、卵からオタマジャクシとして生まれて、手足が生え、しっぽが短くなっていってカエルの姿になるというのが一般常識ですよね。

オタマジャクシの時はエラ呼吸なので水中で生活をし、カエルになると肺呼吸をするので地上で生活するため、両生類と分類されると学校でも習いますし、我が家では子供が小学生の時に実際に育ててみてその成長の様子をしっかりと観察してきたので(手足が生えた状態をオエルちゃんと呼んでいました)間違いないと確信できます。

 

しかし、カエルの中には卵からカエルの状態で出てくる種類もいるのです。

パプアニューギニアに棲息しているコノマヒメアマガエルの一種であるオレオフリンカエルというカエルは、卵の中でカエルの姿になるまで育ってから孵化します。

しかもこのカエル、お父さんが葉っぱに産み付けられた卵を孵化するまで抱き締めて守りながらお世話をするのです。

また、プエルトリコのビエケス島やクレブラ島、フロリダやハワイに棲息するコキーコヤスガエルも卵からカエルの姿で孵化する種類で、植物や鳥の巣などに卵を産み付け、約8ヶ月もかけて卵の中でカエルの姿まで成長します。

 

このように卵からカエルの姿で孵化する種類はそう珍しいものではなく、全体の約2割もいます。

なぜカエルの姿で孵化するのかというと、これらのカエルは水の少ない環境で生活しているため、オタマジャクシの状態で生きていくことができないからです。

卵の中でオタマジャクシからカエルの姿になるまで成長してから孵化するのは、水がない環境に対応した進化だったのですね。

 

▪まとめ

カエルは、好きな人と苦手な人が分かれる生き物ですよね。

私はアマガエルなどの小さなカエルは好きなのですが、ウシガエルなどの大きなカエルは苦手です。

でも、カエルをモチーフにした絵やグッズは好きなので、雑貨屋さんや本屋さんなどでは時々カエルグッズを手に取ることがあります。

このカエル好きを友人には理解して貰えないことがありますが、私のような人は日本全国に結構いるのではないかと思います。

そんなカエル好きの方は、かえる秋祭りなどのイベントに足を運んでカエル仲間を探すのもいいかもしれませんね。

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