■はじめに
街のいたるところにある路地。
普段はあまり意識しないことが多いかもしれません。
しかし、実はとても楽しくて面白い、魅力的な場所なんです。
まるで昭和の世界に迷い込んでしまったようなレトロな路地。
猫達がごろごろと寝転がりながら会議をしている路地。
古くからの風情が残り、見る人をどこかキュンとさせる路地。
日本には、そして世界にはこんな素敵な路地がたくさんあるんです。
6月2日はそんな路地の日。
この日をきっかけに、路地の魅力を見つけてみませんか?
目 次
■路地の日とは
路地の日は、「路地を歩く会」によって制定されました。
長野県下諏訪町の有志によって作られた会ですね。
長野県下諏訪町は歴史や文化の街とも呼ばれています。
実際に行ってみるとわかるのですが、路地や裏道など小さな道がたくさんあります。
そして、その光景がまた素晴らしく絵になるんです。
こういった美しい風情を愛し、大切にしていく。
そんな活動をしている会です。
「下諏訪町の路地を歩く会」ですが、賛同する方は日本全国にたくさんいらっしゃいます。
■意味
路地の日は、路地を見直そうという意味があります。
路地は生活の一部ですから、普段生活している時ってあまり実感が無かったりしますよね。
特にその路地を使っている方からすると、本当に日常生活の内の一つです。
しかし、そんな生活に溶け込んでいる路地も、違うところから見ると風情のある美しい光景に。
どこか懐かしい気持ちになったり、美しさを感じたり。
路地はそんな気持ちにさせてくれる不思議な魅力があります。
何気ないものだからこそ、その良さを見直そう。
これは路地の日だけではなく、さまざまな記念日にも言えることですね。
■由来
路地の日は、6月2日。
これは、「6(ろ)+2(じ)」という語呂合わせが由来となっています。
日本にはさまざまな記念日がありますが、基本的には語呂合わせもしくは何かが行われた日の記念として制定されています。
それぞれの記念日にしっかりとした由来があるということですね。
路地の日は語呂合わせですが、6月といえばちょうど梅雨時。
雨と路地との相性はとても良いので、そんな風情も楽しめます。
■イベント
路地の日には定番のイベントがあります。
長野県下諏訪町の路地を巡り楽しむというもの。
2018年のイベントは、長野県下諏訪町を愛した3人の文化人を碑を巡る会です。
芸術家の岡本太郎さん、俳優やエッセイストの小沢昭一さん、放送作家の永六輔さんの3人ですね。
下諏訪町には万治の石仏という史跡があるのですが、岡本太郎さんが絶賛したことで日本全国に知られることとなりました。
小沢昭一さんは路地に関する文化全般に詳しく、普及に貢献されていましたね。
永六輔さんは綿の湯という歴史的な温泉の保存や復興の活動を行っていました。
3人とも、皆さん長野県下諏訪町との関係が深い文化人なんです。
■路地の雑学
路地の日にちなんだ雑学をご紹介します。
□露地とは?
屋根のある建物以外の道路全般のことを露地と呼びます。
本来は「露地」なのですが、現在は路地と呼ばれることが多いですよね。
建物と建物の間にある狭い道路。
自転車が走ることも難しい狭さで、イメージとしては極端です。
都会の繁華街もよくそのイメージから裏を付けて裏路地と呼ばれますし、田舎にもこういった路地が多いですね。
ちなみに、茶室に付随して見ることのできる庭園も露地といいます。
□路地の楽しみ方は?
路地にはさまざまな楽しみ方があります。
繁華街なら路地裏にひっそりとあるお店を探すのが楽しいですよね。
路地裏には常連の集まる名店が多いなんて説もあります。
また、どこかレトロな雰囲気漂う風情を目にするのも路地の魅力。
日本の文化を感じさせてくれます。
個人的なおすすめは猫探し。
優しい気持ちになりますね。
■まとめ
今回は路地の日を紹介させて頂きました。
身近にあるからこそ、生活の中に溶け込んでいる。
そんなものの魅力を再確認できるのも、記念日の良いところですね。
ぜひ6月2日は路地の風情を感じてみてください。
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