■はじめに
あなたはラジオを聴いたことがありますか?
スマホやパソコンが当たり前で子どもでもタブレットを使いこなす現代では、ラジオを聴く機会はあまり無いかもしれません。
しかしラジオにはテレビや音楽には無い面白さがたくさんあり、実は有名な芸能人やお笑い芸人の方がパーソナリティーをつとめるラジオ番組も数多くあるんです。
そしてラジオと言えばFM放送。
今回は「FMの日」をご紹介します。
目 次
FMの日とは
「FMの日」とは毎年6月13日に制定されています。
■意味と由来
6月13日がなぜFMの日なのかというと、「F」がアルファベットの6番目、「M」がアルファベットの13番目であることが由来となっています。
FMと言えばラジオ放送ですが、そもそもFMとはどういう意味なのかご存知ですか?
FMとはFrequency Modulationの略で、周波数変調、つまり音波を周波数の変化として伝えていく方式のことを指します。
メリットは雑音の影響を受けにくいという点があります。
ラジオにはAM放送もありますが、こちらはAmplitude Modulationの略で振幅変調という意味。
送信機や受信機の回路がFMよりも簡単なためコストが抑えられるメリットがありますが、雑音に弱くFMに比べると音が悪いことがデメリットになります。
FM放送とAM放送では流れる番組も違うので、聴き比べしてみるのはいかがでしょうか。
■イベント
残念ながらイベントは見つかりませんでしたが、ラジオのいいところは電波があればどこでも聴けるところですよね。
せっかくなのでお家で家事や好きなことをしながらラジオを聴いてみませんか?
そうは言ってもラジカセやコンポも持ってないからラジオ聴けないよ、と思われる方もいると思います。
実は今はラジカセがなくてもスマホやパソコンでラジオが聴けるアプリがあるので、通勤中や家での家事中に流したり、ラジオを聞きながらウォーキングをするのも楽しいかもしれませんね。
ラジオの雑学
ラジオにちなんでラジオ体操に関する面白い雑学をご紹介します。
【ラジオ体操は日本発祥ではなかった!】
ラジオ体操と言えば小学生の頃夏休みになると、早起きしてみんなで集まって体操していた、なんて経験のある人も多いのではないでしょうか?
眠い~なんて目をこすりながら集合場所に行って友達と体操していたのが今となってはいい思い出です。
ラジオ体操はてっきり日本で生まれた習慣だと思っていたのですが、調べてみると何と発祥は日本ではありませんでした。
もともとは1925年(大正14年)にアメリカの生命保険会社がラジオ放送にて健康体操を始めたことがきっかけのようです。
日本では1928年(昭和3年)11月1日に、昭和天皇ご即位の大礼を記念して簡易保険局によって旧ラジオ体操第一が制定されました。
その後戦争で放送がいったん中止になるなどを経て、1951年(昭和26年)に現在のラジオ体操第一が作られ放送が再開されることに。
ちなみにラジオ体操を夏休みにすることになったきっかけは、1930年東京・神田の万世橋署児童係巡査がラジオ体操の会(子どもの早起き大会)を始めたことから。
「長い休みの間に子どもたちに規則正しい生活習慣を身につけてほしい」という願いが込められているそうです。
【ラジオ体操には実は資格がある】
ラジオ体操って老若男女、誰でもすぐ簡単に出来るイメージがありますよね。
実はラジオ体操の指導者になるための資格があるんです。
「1級ラジオ体操指導士」「2級ラジオ体操指導士」「ラジオ体操指導員」の三つがあり、ラジオ体操の普及を目的とした活動を行います。
ちなみに1級と2級は、全国ラジオ体操連盟からの依頼を受けて普及活動をした場合交通費等もらえるようです。
■まとめ
今回はFMの日をご紹介させていただきました。
今までラジオを聴いたことない人もこれをきっかけに一度聴いてみてはいかがでしょうか?
テレビやパソコンとは違ってまた新たな発見があり、もしかしたら趣味の一つになるかもしれませんよ。
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