「9月2日 宝くじの日」
はじめに
長いこと宝くじを買っていますが、いつまで経っても1等2等が当たりません。
もう、残り時間も少ないし、高額当選が人生設計に組み込んであるので予定が狂います。
目 次
宝くじの日とは
1967(昭和42)年に、宝くじの販売委託を受けている第一勧業銀行(現みずほ銀行)が、9月2日を語呂合わせで「宝くじの日」と制定しました。
これは当選金が引き換えられないまま1年の時効を迎える宝くじが多いため、時効防止のPRとして制定したものです。
毎年9月2日に、1年間の外れ券を対象とした「敗者復活戦」を実施し、下4ケタのラッキーナンバーに該当すると賞品がもらえます。
賞品は毎年変わり、2018年は今治タオル、コシヒカリ2kg、蒸炊鍋、タンブラー、耐熱ガラス容器の中から1点を選ぶものでした。
ちなみに筆者は過去にコシヒカリ、旅行バッグが当たったこともありますが、ちょっとツキの無駄遣い感あり。
宝くじの日の意味と由来
現在は宝くじの種類も増えましたが、くじの方式は3種類に大別されます。
まず、1枚300円のジャンボや100円の東京都宝くじなどのように、券面に番号が印刷されているものを「開封くじ」と呼び、次に、銀色の部分をこすれば、その場で当たりがわかる通称インスタントくじの「被封くじ」。
この2つはあなた任せの運次第です。
3つ目は自分で数字を選ぶ「数字選択式宝くじ」で、これは数学で習った「順列と組み合わせ」を応用した6種類が発売されています。
このくじは自分で当選番号を予測するので、過去の出目や風水、確率論など研究する余地十分で、そのノウハウ本や予測サイトも登場しています。
しかし、筆者の豊富な外れ体験から、そうした研究は徒労に終わると断言できますね。
根気も尽きた最近は、コンピュータがランダムに選ぶ数字で買うようになりました。
年末ジャンボ1等7億円の当選確率は2000万分の1で、100万円以上は約19万分の1、10万円以上でやっと4873分の1となります。
10枚、100枚買ったとしても、ほとんど期待の持てない数字なので、やはり運次第としか言いようがありません。
まあ、当たらないはずです。
では、自力で当てる数字選択式の「ロト7」はどうでしょう。
これは1~37の数字から7つを選び、当選数字7つ全部が的中すればめでたく1等で、10億円を上限とした当選金を受け取れますが、1等が複数人いれば頭数で分けるので少なくなってしまいます。
逆にだれも当たらないこともあり、この場合は当選金を次回に上乗せする「キャリーオーバー」となります。
これも1等確率は10295472分の1で、夢のまた夢ですね。
■宝くじの日のイベント
年末ジャンボの抽選会は大きなホールを使用、コンサートでも盛り上げますが、宝くじの日は自前のドリーム館で地味にやっていますね。
「幸運の女神」と名付けられたキャンペーンの女性たちが華を添える程度でしょうか。
宝くじの日の雑学
▽1000万円以上の当選者
当選者の血液型はA型が約37%で最も多く、年代は60歳以上が約43%で最多、イニシャルは男性がTK、KT、TS、女性はMK、YK、MS、KKが多いようです。
星座はどういうわけか男女とも双子座が1位、最低は男性が射手座、女性は獅子座と天秤座という、どうでもいいデータが発表されています。
▽当選番号誤掲載
以前はみずほ銀行から当選番号決定直後に、幹事通信社へファクスが送られ、それを全国の新聞社、放送局へ同時転送していました。
ジャンボの場合は夕方のニュースに間に合わせるために、通信社の担当が抽選会場へ行って、番号が決まるたびに電話で読み込んでいました。
今は全てシステムからデータ送信できる時代になりましたが、ファクスのころ、某地方新聞社が数字を見間違え、誤った1等番号を掲載する事故がありました。
しかし、誤数字が1等とは似ても似つかない番号だったため、幸いなことに騒ぎにもなりませんでした。
今だったら、ネットで拡散して大変なことになりますね。
▽宝くじの時効
平成28年度の「時効当選金」は計181億円で、その中に1億円以上の当選は36億円もありました。
この時効となった当選金は収益金と同様に、発売元の都道府県や指定都市に納められて公共事業の原資となっています。
しかし、もったいない話ですね。
■おわりに
当たらなくて腹いせに言うわけではありませんが、わかりやすいとは言え、「ジャンボミニ」「プチジャンボ」なんていうネーミングセンスはどうなんでしょう。
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