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質屋の日とはいつ?意味や由来、イベントは。私達の身近な金融機関

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■はじめに

全国で梅雨入りが報じられる6月から、7月に入るといよいよ本格的な夏を意識するシーズンになります。

夏のボーナスを控えるこの時期に、夏休みの計画をふまえて家計の見直しをする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな7月半ばには、私達の身近な金融機関とも言える質屋の日があります。

 

質屋の日とは

質屋の日は毎年7月8日にあります。

全国質屋組合連合会によって制定されました。

全国に60近くある質屋組合が加盟していて、その店舗数は2,000店以上にもなり質屋の業界では最も大きな組織となっています。

質屋の業態についての情報提供や正しい理解をしてもらえるよう活動を行ったり、偽ブランド品などの情報を業界内でも共有し犯罪を抑止するといった役割を果たしています。

 

■意味

質屋の日は、利用者に対して低利で安心してもらえる融資事業者としての質屋を知ってもらいたいという意味合いがあります。

そして、業界側が特殊詐欺などの根絶を訴える日でもあるんですね。

例えば、関連団体による啓発キャンペーンが行われたり、全国でポスターの掲示などが行われています。

 

■由来

7月8日は、「しち(質)・や(屋)」と読むことができます。

この語呂合わせから、質屋の日は7月8日に制定されました。

 

■イベント

2014年から、東京・巣鴨地蔵通り商店街にて【特殊詐欺根絶キャンペーン】が行われています。

これは、高齢者が狙われ続ける振り込め詐欺などの特殊詐欺根絶の実現に向けて、高齢者の原宿、巣鴨にて地域を上げて行われるキャンペーン活動です。

 

サブタイトルに「7月8日は質屋の日」とあり、毎年質屋の日に合わせての開催となっています。

5回目となる2018年の7月8日にも、全質連(全国質屋組合連合会)の「しちまる」などのゆるキャラや高校生ブラスバンドによるパレードが行われた他、啓蒙用冊子の配付や記念撮影(白バイ展示)などが行われました。

 

他にも、7月8日には全国のあちこちでポスターの掲示などによる質屋の日のPRが行われています。

巣鴨へのお出掛けや質屋の利用を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

 

質屋の雑学

質屋の日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□質屋の仕組み

質屋は物品を質(担保)に取り、金銭の貸し付けをします。

期限までに弁済を受けなければ、その物品を弁済に充てることが条件となります。

物品を担保に金銭を借り入れることを「質入」、期限までに弁済がされず物品の所有権が質屋になることを「質流れ」と言います。

 

□質屋の始まり

日本での質屋の起源は鎌倉時代といわれていて、1960年代頃まで庶民の金融機関の中心となる存在でした。

1970年代頃からは無担保、保証人無しで融資を行う団地金融(後の消費者金融やサラ金)が起こり始めたことで、多くの質屋が廃業となりました。

 

□「質」の意味とは!?

質屋の質を調べてみると、約束を守る保証として相手に預けておくもの、金銭を借りるときに保証として預けておくものとあります。

担保や質草(しちぐさ)と言い替えられることもあります。

 

■まとめ

質屋の日についてご紹介させて頂きました。

質屋のお世話になっているという方も、あまり馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、各地域の質屋組合による質流れ品の販売イベントには、毎回多くのお客で賑わうなど、今でも身近な存在となっています。

最近ではリサイクルショップや買取り専門店だけでなく、個人で出品、購入出来るアプリなども充実していますが、中でも一番歴史がある質屋はその始まりとも言えるのかもしれません。

毎年7月8日質屋の日には、質屋について調べてみたり、関連イベントをチェックしてみるのがおすすめです。

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