▪はじめに
こわれ物の宅配便やクッキーなどの缶に入ったお菓子などに緩衝材のプチプチが入っていることがありますよね。
我が家の子供たちはプチプチを潰したくていつも争奪戦になります。
今回は、そんなプチプチの記念日や雑学などについてご紹介します。
目 次
プチプチの日とは
プチプチは、毎年8月8日にあります。
この記念日は、気泡緩衝材を「プチプチ」と商標登録したメーカーである川上産業株式会社が2000年(平成12年)に制定しました。
また「プチプチの日」を制定してから15年後に、川上産業株式会社は記念日文化の向上に貢献しているとして「記念日文化功労賞」を受賞しています。
▪意味
プチプチの日には、気泡緩衝材「プチプチ」が環境負荷の低い素材だということと、プチプチの新しい可能性を多くの人に知って貰うという目的があります。
▪由来
プチプチの日の由来は、数字の「8」がプチプチの粒々の配列を連想させるということと、「88(パチパチ)」と読むと「プチプチ」に似ているということにあります。
▪イベント
プチプチの日を制定した川上産業株式会社では、2000年以降毎年プチプチの日である8月8日に全国各地の駅前などで毎年違うプチプチを使った特製グッズを配布しています。
過去には、燃やしてもダイオキシンを出さず土に埋めたら分解される「グリーンプチ」で作られたティッシュケースや、アルミプチで作られたペットボトルホルダー、潰れにくい「P.T.」というプチプチで作られたカードケースやコースターなどが配布されました。
2018年は、とうきょうスカイツリー駅や渋谷駅、札幌駅、名古屋駅、博多駅など全国18か所でカードケースを配布しました。
配布開始時間は毎回朝8時頃で、10分~20分間で配布完了してしまうので、かなりのレアグッズですね。
配布される場所は川上産業株式会社のホームページで事前に発表されるので、ゲットしたい人はチェックしてみてくださいね。
ちなみに、2015年にはプチプチで作った浴衣を着て配布したそうですが、暑すぎて10分が限界だったそうで、その年以降は着ていないそうです。
▪プチプチの雑学
<プチプチの表ってどっち?>
「プチプチ」とは、正式名称を「気泡緩衝材」と言って、空気の層で包んだものを衝撃から守る役割をするものです。
このプチプチ、以前子供に訊かれたのですが表側ってどちらなのでしょうか?
コップなどの割れ物をプチプチシートで包むとき、大抵の場合プチプチ側が直接コップに当たるように包んでありますよね。
缶入りクッキーに入っているプチプチシートもプチプチがクッキー側になっています。
ですから私はプチプチの付いている側が表だとずっと思っていたのですが、正式にはどちらが表なのでしょう。
プチプチを作っている川上産業株式会社によると、「正式には裏表は無い」のだそうです。
どちらが表になっても衝撃を抑える作用は同じなので、好きなように使っても全く問題ないのです!
ちなみに我が家では、子供たちと協議した結果「プチプチをつぶして遊ぶときにはプチプチを表にしないとできないので、プチプチが表」ということになりました。
<「プチプチつぶし」専用のプチプチがあるって本当?>
プチプチを見るとやはりつぶして遊びたくなりますよね。
一粒ずつスムーズに潰せた時の快感もさることながら、雑巾のように絞って一気に潰したときもまたスッキリします。
この「プチプチつぶし」を無限に楽しむことができるキーチェーン型のおもちゃ「∞プチプチ」も一時話題になりました。
この「∞プチプチ」は川上産業株式会社とバンダイとのコラボ商品なのですが、川上産業株式会社でも独自に開発したプチプチつぶし専用の「プッチンスカット」という商品が発売されています。
「プッチンスカット」は潰したときの音にこだわって作られたもので、さらに改良を重ねた「プッチンスカットセレブ」もあります。
このプチプチつぶしという遊びには、気を紛らわせたりストレスを発散させる効果があるため、川上産業株式会社は2010年8月にチリで起きたコピアポ鉱山落盤事故の時に、中に閉じ込められた作業員たちに「プッチンスカット」を贈り、作業員全員が楽しんでいたのだそうです。
▪まとめ
いかがでしたでしょうか?
プチプチがあの世界的に有名な落盤事故の時に贈られていたのには驚きました。
川上産業株式会社ではプチプチの色々な使い方を日々追及していて、浮世絵を印刷したプチプチシートやプチプチを使った座布団やマットなどが開発されたりもしているので、今後もプチプチを使った新しいものを楽しみにしていきたいですね。
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