▪はじめに
現在パソコンは、仕事からプライベートまで多くの人が日常的に使っています。
しかし、そのパソコンがウイルスに感染してしまうと情報が盗まれたりシステムが故障したりと取り返しのつかない事態に陥ってしまう危険性があるのも現状です。
パソコン救急の日は、ウイルスからパソコンを守るセキュリティチェックを促す為に作られた記念日です。
目 次
パソコン救急の日とは
パソコン救急の日は、毎月9日にあります。
パソコン救急の日は、2004年(平成16年)9月9日にパソコンやインターネット用のセキュリティ関連製品会社であるトレンドマイクロ株式会社が制定した記念日です。
▪意味
パソコン救急の日には、月に一回以上のセキュリティチェックを促す目的があります。
▪由来
パソコン救急の日は、トレンドマイクロ株式会社が「ウィルスバスター2005 インターネットセキュリティ」の発売を発表した日に由来した記念日です。
▪イベント
パソコン救急の日に因んだイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。
パソコン救急の雑学
<コンピュータウイルスが病気のウイルスと間違えられて、大騒ぎになった国がある⁈>
パソコンやスマートフォンなどネットを使う人が世界中に居る現在、コンピュータウイルスと病気のウイルスとの違いを勘違い人はほとんどいなくなりましたが、今ほどパソコンが普及していなかった時代には勘違いする人も少なくありませんでした。
そしてその勘違いから、国中で大騒ぎになった事件があったのです。
2007年4月、パキスタンやアフガニスタンではまだ一般の人にコンピュータウイルスの正しい知識が行き渡っていませんでした。
そんな時期に「携帯電話のウイルスが人に感染して死んでしまう」という噂がパキスタンとアフガニスタンで流れ、大騒ぎになってしまったのです。
事態を収拾するのにアフガニスタン政府の担当相がテレビ出演して噂を否定したことでようやく収まったそうです。
<パソコンを長持ちさせる方法とは?>
パソコンを使っていて注意しなければならないのは、ウイルス対策だけではありません。
熱や振動、ホコリなどにもとても弱いので環境を整えて丁寧に扱うのがパソコンを長持ちさせるカギになります。
コンピューターが振動に弱いのはもちろん、熱に弱いのもアニメーション映画「サマーウォーズ」でもコンピューターが熱暴走によってエラーを起こしてしまい敵に負けるというシーンが描かれているくらいなのでパソコンにあまり詳しくない人でもご存知の方が多いと思います。
ですから、パソコンを家で使う時には直射日光が当たらない場所に置くようにしましょう。
パソコンが熱さに弱いからといって寒さに強いわけではありません。
寒さにもめっぽう弱く、気温が低いとパソコンが立ち上がらなくなったりハードディスクの回転不良が起きてデータを上手く読み書きすることが出来なくなったりするので、冬の寒い時期には部屋を暖めてからパソコンを立ち上げるようにしましょう。
このようにパソコンは気温に左右されやすいので、出来ればエアコンなどで一定の温度を保った部屋で作業をするとパソコンが長持ちします。
しかし電気代もかかりますので、出来る範囲内で暑すぎず寒すぎない環境を作って作業するようにしてみてください。
また、ホコリや動物の毛などがパソコンの細かい部分に入ってしまい、故障することもよくあることです。
パソコンにホコリが付かないようにこまめに掃除をして、猫や犬などペットを飼っている人はパソコンに近づけないようにすることをお勧めします。
そして何より煙草のヤニは、パソコンのファンに付着するとファンの回転を遅くして熱を外に出しにくくしてしまうのでパソコンには天敵です。
パソコンを長持ちさせるためには、煙草を吸いながら作業しないことをお勧めします。
▪まとめ
パソコンが普及されてから現在まで、多くの人がコンピュータウイルスの被害を受けています。
セキュリティーを強化しても相手はそれを更に上回るウイルスを作ってくるのでまさにイタチごっこです。
だからこそ、こまめにセキュリティチェックをしていく必要があるので、毎月9日にはセキュリティチェックをするように心掛けてみてくださいね。
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!