▪はじめに
近年、パソコンが仕事をする上で重要になってきて、それに伴い様々な技術も必要になってきました。
そういったパソコン技術を習得するし向上していくために作られたのが、パソコン検定です。
そこで今回は、パソコン検定にまつわる記念日や雑学についてご紹介していきましょう。
目 次
パソコン検定の日とは
パソコン検定の日は、毎月9日にあります。
この記念日は、様々な検定試験を行っている、財団法人全日本情報学習振興協会によって制定されました。
▪意味
パソコン検定の日には、パソコン検定をパソコンのスキルアップを一部の技能や知識習得のためだけでなく、コミュニケーション技能の習得という面からも見て受けて貰いたいという意味があります。
▪由来
パソコン検定の日は、「検定試験はその実力にふさわしい級(9)を判断する」という語呂合わせが由来となって、毎月9日とされています。
▪イベント
パソコン検定の日に因んだイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。
パソコン検定の雑学
<パソコン検定ってどんなもの?>
パソコン検定は、財団法人全日本情報学習振興協会をはじめ、色々な団体が行っているパソコンに関する検定試験です。
試験の種類は、パソコンの機器や機能、ネット上のマナーなどのパソコンに関する知識を問われるものや、タイピングなどパソコン操作のスピードを測るもの、パソコンの各機能を正しく使うことができるかどうかを測るもの、プログラム作成の能力を測るもの、Webデザインの技術を測るのもなどがあります。
年齢制限がある検定はほとんど無く(何年か仕事をした実績が無いと受けられないものもありますが)広い世代の人が受験可能です。
パソコン検定の多くがパソコンを使った仕事に有利なものですが、中には中高生向きの検定もありますので、早くから検定を受けて正しいパソコン知識を身に付けるのもお勧めです。
<世界初のプログラマーは女性だったって本当?>
日本では男性が多く、ここ数年男子中高生のなりたい職業の上位にも入っているプログラマーですが、実は多くの女性が活躍し発展していった職業なのです。
しかも、世界初のプログラマーはエイダ・ラブレスという19世紀のイギリス貴族の女性でした。
彼女はバイロンという有名な詩人の娘ですが、子供の頃に両親が離婚して父親との交流はありませんでした。
母親は教育熱心な人で、エイダに理数系の家庭教師をつけて勉強させました。
エイダ自身も数学が好きで熱心に勉強し、結婚した後も多くの数学者と交流を深めます。
その中の一人が数学者であり発明家でもあるチャールズ・バベッジでした。
彼は後に「コンピューターの父」と呼ばれる人で、エイダは彼から多くの事を学び、師弟関係となります。
そしてバベッジは、現在のコンピューターの元となる複雑な計算をすることができる巨大な機械を発明したのです。
しかし、この機会を開発するには資金が足りなかった為、この機会の論文を出版することにしました。
この時に論文を英訳する仕事を任されたのがエイダでした。
エイダはこの論文にバベッジの許しを得て自分の考えも注釈として多く書き加えたのですが、この注釈の中で「計算させる指示を機械が分かるように記号に書き換えたりしてコードを作る」というものがあり、これが世界初のコンピュータープログラミングだとされています。
また、バベッジはこの機械を単なる計算機として考えていましたが、エイダは「例えば、楽曲と音階の科学的な関係が、こうした表現と適応の影響を受けているとするならば、この機関は精巧に、そして科学的に、複雑さや広がりを持った音楽を奏でるかもしれない」という注釈を書き加えてこの機械が計算機だけでは終わらない可能性を見出していたのです。
このエイダの想像力が現在のコンピューターへと繋がっていったのかもしれませんね。
▪まとめ
パソコンは、仕事をする上で必要不可欠なものです。
パソコンを使った専門職を目指す人以外でも、パソコンの資格を持っていて損は無いでしょう。
パソコンの検定日は毎月9日ですので、パソコンの知識を高めたい人や何か資格を持ちたい人はパソコン検定にチャレンジしてみてくださいね。
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