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明太子の日とはいつ?意味や由来、イベントに期間限定の福袋

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▪はじめに

みなさんは白いご飯のお供と言えばどんなものが思い浮かびますか?

ノリや納豆、お漬物や卵などそれぞれあると思います。

その中でも必ず名前が挙がるのが、博多のお土産としても有名な辛子明太子です!

そんな明太子にも記念日がある事をみなさんご存知でしょうか?

そこで今回は、明太子に関する記念日や雑学についてご紹介していきたいと思います。

 

明太子の日とは

明太子の日は、毎年1月10日にあります。

明太子の日は、福岡の老舗明太子店、株式会社ふくやによって制定された記念日です。

 

「明太子の日」は12月12日にもありますが、こちらは1914年(大正3年)12月12日の山口県下関市の「関門日日新聞」で朝鮮半島から輸入した「たらこの唐辛子漬(キムチ)」が日本で初めて「明太子」という名前で紹介されたことに由来した記念日です。

 

▪意味

明太子の日は、1949年(昭和24年)1月10日にふくやでオリジナル開発した明太子が初めて店頭に並んだ日を記念して制定されました。

 

▪由来

明太子の日は、1949年(昭和24年)の1月10日にふくやオリジナルの明太子を日本で初めて売り出した日に由来した記念日です。

 

▪イベント

日本で初めてオリジナルの明太子を開発・発売した株式会社ふくやでは、毎年「明太子の日」に因んで期間限定の福袋の販売を行っています。

2019年には、1月10日~1月14日の5日間限定・ふくや直営店のみで福袋が発売されました。

福袋の中身は、ふくや明太子(100g)・松前漬け(120g)・ピーナッツ小次郎・長浜ラーメン(2袋)・有明産海苔・和牛黒豚ハンバーグ(2袋)・鰤みりん漬け(2切れ)・茎茶(100g)・ウインナーソーセージでした。

 

また、この福袋にはおみくじも付いていて、大吉・中吉・小吉とランクに合わせた商品がその場で貰えます。

「明太子の日」のイベント期間中に赤いものを身に付けたお客様にふくやのポイントを5倍進呈するという特典もありました。

値段は1袋2,300円で数量限定の販売ですので、ぜひお早めに来店してゲットしてくださいね!

ふくや直営店はこちらに掲載されています

 

明太子の雑学

<博多名物の辛子明太子はどうやって誕生したの?>

今では誰もが知っている博多名物の辛子明太子ですが、どうやって誕生したのでしょうか?

辛子明太子は元々、朝鮮半島に昔からある「明卵漬(ミョンランジョ)」というスケトウダラの卵を唐辛子で漬けたお惣菜の1つでした。

 

戦後、満州から福岡に引き上げ中洲市場で食料品の卸問屋を営んでいたふくや創業者の川原俊夫が、幼い頃住んでいた韓国・釜山でよく食べていた明卵漬を食べたくなったことが辛子明太子を作り始めるきっかけでした。

川原が作った明卵漬を近所の人たちにお裾分けしたところとても評判が良かったので、1949年(昭和24年)1月10日に「味の明太子」という名前でふくやの店頭に並べたのでした。

 

韓国語ではスケトウダラのことを「明太(ミョンテ)」言い、その子なので「明太子」と名付けたのです。

ところが、買いに来た人たちは真っ赤な明太子を見てびっくりし、なかなか買ってくれませんでした。

また、買ってくれた人からも翌日に「辛すぎる!」とクレームが殺到する始末。

 

じつは、川原がお裾分けした近所の人たちの多くは韓国や中国から引き揚げてきた人たちで、川原が作った本場に近い明太子を「懐かしい」と食べていたのです。

唐辛子に慣れていない日本人の口には合わないと分かった川原は、それから10年かけて改良を重ね、ようやく現在のような日本人好みの辛子明太子を作り出したのでした。

 

この辛子明太子はとても評判が良く、東京や大阪から出張にきたサラリーマンがお土産として買って帰るほどでした。

売り上げが伸びてきたので社員が川原に商標登録を勧めましたが、川原は「その必要は無い」と即答し、他の会社に作り方まで教えました。

 

川原は、「明太子も漬物のように誰が作っても良いではないか。ただし、人間はそれぞれ味の好みがあるので味はふくやの真似をせず、各社それぞれが味を変えればそれぞれの店の明太子が売れるようになる。」と考え、独占販売はしませんでした。

その結果、川原が考えた通り明太子はそれぞれの店で売れ、博多名物として全国に広まったのです。

 

<「明太子」と「明太」は別物?>

みなさんは、辛子明太子の商品によって「○○明太子」「○○明太」と表示が違うものがある事をご存知でしょうか?

じつはこれ、とても大きな違いを意味しているのです!

明太子の語源は韓国語にあります。

 

韓国では「明太(ミョンテ)」=スケトウダラの事を意味し、その卵巣(卵を含む)を使っているものだけを「明太子」と表示することが全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会の規約で決まっているのです。

一方「明太」と表示されているものは、マダラの卵巣や卵を使った商品です。

マダラの卵巣を使った「明太」も、味付けは明太子と同じようにしてあるので違いはほとんど分からないと思います。

気になる方は食べ比べてみて、味の違いがあるか確かめてみてはいかがでしょうか?

 

▪まとめ

明太子が福岡県の特産品となったのは、川原さんのおかげだったのですね。

実際、福岡にはふくや以外にも有名な辛子明太子屋さんが沢山ありますが、ひとつとして同じ味が無く、どれも美味しいんです!

博多駅や福岡空港などでは色々なお店が出店していますし、お取り寄せができるお店も沢山ありますので、機会があればぜひ食べ比べてみて自分のお気に入りを見つけてみてください!

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