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万年筆の日とはいつ?意味や由来は。指になじんでいく味わい深い筆記具

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「9月23日  万年筆の日」

■はじめに

筆者が初めて万年筆を買ってもらったのは、中学校の入学式の日でした。

パイロット万年筆の、確か一番安いものだったはずですが、それでも少し大人になったような気がしたのを覚えています。

 

万年筆の日とは

1809年9月23日、英国人フレデリック・バーソロミュー・フォルシュが、金属製の軸の中にインクを貯蔵し、軸に取り付けたバルブの開閉によってペン先にインクを送る筆記具を考案し、特許を取得しました。

これが万年筆の起源とされ、9月23日が「万年筆の日」になりました。

また、同じころ、英国人ジョセフ・ブラマーは軸を押すことでペン先にインクを送る仕組みを考案し、「泉のペン」(fountain pen)と名付けられています。

 

■万年筆の日の意味と由来

当時はペン先をインク壺に入れることで文字を書いており、インクの内臓は画期的な発明でしたが、軸からのインク漏れやペン先に余分なインクがたまるなど、今日からみれば情けないような欠陥品でもありました。

しかし、それから75年を経た1884年、米国人のルイス・エドソン・ウォーターマンが、毛細管現象を利用してペン先にインクを送ることで問題を解決しました。

この仕組みは今の万年筆にも用いられており、ウォーターマンは「近代万年筆の父」と呼ばれています。

 

昭和中期までの文豪の遺品の中には必ず万年筆があって、一般人でも手紙や日記を書く際は万年筆やペン、インク壺を使う文化でしたが、ボールペンの改良や手軽な値段に押され、1970年代には公文書にもボールペン書きが認められたことによって、万年筆を使う人は一部の高齢者だけと言っていいほど少なくなってしまいました。

 

■万年筆の日のイベント

一部の筆記具・文具店で「万年筆の日」をアピールすることもありますが、業界団体が「万年筆の日」のイベントを開催することはないようです。

リユースデパートとして有名な「コメ兵」が「万年筆の日」にちなんで万年筆の販売10%OFF、買取10%UPのキャンペーンを実施することもありましたが、万年筆のリユースはどうなんでしょうか。

万年筆は使っているうちに、ペン先がその人の指の運びやクセを覚えて、書きやすいよう微妙に形を変えるものです。

いきなり違う人に使われたら、万年筆も戸惑うことでしょう。

 

万年筆の日の雑学

▽日本製万年筆は漢字に対応

日本製の万年筆は欧米のものより若干ペン先が細く、線もやや細くなるのは、ラテン文字に比べて漢字は画数が多く、文字の線が重なるのを防ぐためです。

また、ペン先へ送るインクの量も少なめですが、これは左から横書きする欧米に対し、かつての日本は右から左なので手が書かれた文字に乗ってしまい、インクが多いと文字や手が汚れるためです。

 

今は文中に洋数字を使うことが多く、そのため日本語も横書きが主流になっているので、汚れる心配はなくなりました。

ちなみに筆者は中細字、インクはブルーブラックの一択でした。

 

▽万年筆&ボールペン考

筆者は万年筆大好き人間だったので、店先で気になるとついつい欲しくなって、セーラー、プラチナ、パーカー、モンブラン、ウォーターマンを買い求めましたが、やはり手に一番なじんだのは日本製でした。

文字を書く際、どうしてもペン先が目に入りますが、ペン先の細い形状は線の送りが見やすく、パーカーなどのやや丸みを帯びた印象のペン先では線が見にくい気がしました。

しかし、せっかくそろえた万年筆のラインナップとは疎遠になる時がやって来ます。

 

学生時代のアルバイトで5枚複写の伝票をボールペンで書き続けたため、強い筆圧が習慣となって、万年筆をうまく使えないようになってしまいました。

ポールペンは改良が重ねられ、インクのボテもなくなって、均一な線がきれいに引けるようになっています。

横に線を引けば、左から右端まで同じ太さ、同じ濃さの線になりますが、美しくはあってもメリハリのない単調さが気になるのは、筆者が子どものころ書道を習っていたせいかもしれません。

 

ひと文字の中の線の太さ、細さの変化は、文章に対する意思の表れとも思っています。

おっと、この項は雑学ではなく、筆者の思い出話&思い入れになってしまいました。

 

■最後に

万年筆かボールペンかなんて考えていても、そもそも昨今はキーボードかタッチパネルの時代になって、万年筆は趣味の高級品扱いになってしまいました。

デジタル時代に背は向けられませんが、小学生でもPCを使いこなす時代になって、ますます子どもから字を書く機会を奪っている気がして、筆者はとても心配しています。

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