■はじめに
新年度が始まる4月上旬から、後半にかけて学校や会社では歓迎会を行うシーズンになります。
新入生や新社会人はもちろん、迎える側も楽しみな時期になりますよね。
そんな4月の後半には、競馬の若手によるレース、日本ダービー記念日があります。
目 次
日本ダービー記念日とは
日本ダービー記念日は毎年4月24日にあります。
日本ダービーが初めて開催された1932年(昭和7年)に制定されました。
1923年(大正12年)に旧競馬法が施行されて、9年後のことでした。
■意味
日本ダービー記念日は、日本ダービーに対して興味を関心を持ってもらいたいという意味合いがあります。
そして、若い3歳馬の中で、一番強い馬を決めるレースでもあるんですね。
今でも毎年5月の最終日曜日に日本ダービーが開催されています。
■由来
1932年4月24日は、日本初のダービー(第1回 東京優駿(ゆうしゅん)大競走)が開催された日です。
当時は「東京優駿大競走」というレース名で創設されました。
このことから、日本ダービー記念日は4月24日に制定されました。
■イベント
1932年から、東京にて【日本ダービー】が開催されています。
第1回・第2回目については、当時あった目黒競馬場で行われましたが、現在は東京競馬場で行われています。
日本ダービーは、前述した通り若い3歳馬が出走し、一番強い馬を決めるレースです。
毎年、日本ダービー記念日から約一ヶ月後に開催されますので、ぜひ記念日からチェックし始めてみてください。
日本ダービーの雑学
日本ダービー記念日にちなんだ雑学をご紹介します。
□初めて開催された日本ダービー
当日のレースは19頭の出走馬で、天候はあいにくの雨模様、馬場は不良でした。
1着を勝ち取ったのは、1番人気の「ワカタカ」で、第4コーナーでアサハギと並んだものの、4馬身の差をつけて逃げ切りました。
馬券は1枚20円で払戻金は単勝39円で1レース1人1枚のみ購入可能でした。
当時の月給は、普通60~70円なので、かなり高価な馬券であったことが予想出来ます。
□ダービー(Derby)とは!?
イギリスの競馬の競走である「ダービーステイクス」(Derby Stakes)に倣って企画されたものでした。
元々、ロンドン郊外で開催されるサラブレット3歳馬ナンバーワンを決めるレースのことで、1780年に第12代ダービー伯爵エドワード・スミス=スタンリーが創設したイギリス競馬界最高の行事でした。
その後、日本を始め、世界各国でそれに倣った「ダービー」という名前を付けたレースが開催されるようになっていきました。
ちなみに、日本での正式名称は東京優駿競走で、距離は2400メートル。
前述しましたが、毎年5月の最終日曜日に東京競馬場(府中)で開催されます。
□サラブレッドの寿命
サラブレッドの寿命は、20歳から長くても30歳ほどまでです。
日本のサラブレッドは2歳の春過ぎからデビューして、5歳頃まで現役生活を送ります。
現役で走っている馬たちは、とても若いことが分かります。
なかでも2歳から3歳の時期は、精神的にも幼く人間に例えると「少年」と言えます。
そのため、3歳の夏前までは年上と戦わずに、同じ年齢の馬だけでレースを行います。
ちょうど、大人になる前の高校生というイメージでしょうか、日本ダービーは夏の甲子園のようなものなんですね。
■まとめ
日本ダービー記念日についてご紹介させて頂きました。
日頃から競馬を楽しんでいるという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
他にも、様々なレースがあるなかで、日本ダービーは歴史もあり馬にとって人生一度きりの特別なレースであることがお分かり頂けたのではないでしょうか。
毎年4月24日日本ダービー記念日には、その年の日本ダービーについてチェックしてみるのがおすすめです。
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