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国際識字デーとはいつ?意味や由来、イベントに国際識字デーイベント

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▪はじめに

識字とは、文字の読み書きができることを意味していて、ユネスコでは「日常生活で用いられる簡単で短い文章を理解して読み書きできる」という状態のことを識字と定義しています。

日本などの教育制度が整った国では識字率が高いですが、世界には読み書きができない人が現在でも数多くいます。

そんな人たちに識字教育が受けられる環境を作り、世界中の人たちが文字を読んだり書いたりすることができることを目標とした記念日があるので紹介していきます。

 

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国際識字デーとは

国際識字デーは、毎年9月8日にあります。

この記念日は、1965年(昭和40年)9月8日にイランのテヘランで開かれた世界文相会議でイランのパーレビ国王が、各国の軍事費の一部を識字教育に回すことを提案したことを記念してユネスコ(UNESCO:国際連合教育科学文化機関)が制定した記念日です。

 

国際識字デーの制定は、テヘラン会議後に当時のアメリカ大統領であったジョンソン大統領がパーレビ国王の提案を忘れないようにするためと、ユネスコの識字教育への貢献に感謝する意味を込めて国際識字デーの制定を呼びかけたことがきっかけとなりました。

 

▪意味

国際識字デーには、識字の重要性について理解を深め世界の識字率の向上を目指すという目的があります。

 

▪由来

国際識字デーは、1965年(昭和40年)の9月8日にイランで開かれたテヘラン会議において当時のイラン国王パーレビ王が各国の軍事費の一部を識字教育に回すことを提案したことに由来して制定されました。

 

▪イベント

日本では、毎年9月にシャンティ国際ボランティア会、日本ユネスコ協会連盟、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)の3団体が主催する「国際識字デーイベント」が行われています。

このイベントでは、「読み書きの力が、生きる力に。」をテーマに世界の識字率を向上させる活動をしている人の講演を行っています。

また、日本ユネスコ協会連盟が行っている「世界寺子屋運動」という識字教育などの活動についてHPで見ることができるので、興味のある方はぜひ閲覧してください。

日本ユネスコ協会連盟HP 

 

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国際識字の雑学

<現在読み書きができない人はどれくらいいる?>

現在、読み書きができない15歳以上の成人は世界に約7億5000万人いるとされています。

識字率の低い国はアフリカに多く、男女比も女性の方が圧倒的に低い国もあるようです。

 

識字率が低い理由は、国が貧しくて学校が建てられなかったり、子供も働き手になっていて学校に通えなかったりといった理由が多く、そのほかにも紛争中のため学校に通えないといった理由もあります。

男女比は、その国の宗教や文化による男尊女卑が大きな理由です。

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かつての日本も、女性には学問は必要ないという考え方がとくに農家を中心にあったので同じような考え方なのだろうと思われます。

 

しかし読み書きができないと、危険な場所への立ち入り禁止の看板などが読めなかったり薬や機械などの注意書きが読めないことで、自分や他人の命を危険から守ることができない恐れがあります。

また、読み書きができないことで仕事も限られてしまいますし、知識や情報を得ることができず社会から取り残され孤立してしまう恐れもあります。

これらの危険から守るために、識字率を向上させる必要があるのです。

 

<日本は江戸時代から識字率が高かった?>

現在、日本の識字率は99%で世界でも上位に位置しています。

これは、日本の教育が義務教育であるということが大きな要因になっているのは皆さんもご存知だと思います。

でも、実は日本は昔から識字率が高くて、江戸時代後期には識字率70%以上という世界一に輝いたこともあったのです。

 

奈良時代から鎌倉時代にかけて、学問は貴族や武家といった上流階級の家柄の子供にのみ与えられるものでした。

室町時代に入ると一部の寺院が一般庶民への教育を行うようになり、それが全国へと広がっていきます。

 

また、近くに読み書きを教えてくれる寺院がない地域でも、旅の僧侶が教えたりしていました。

男女比はあったものの、男の子は坊主が、女の子は尼僧が教えていたという記録もあり男女ともに教育を受ける機会はあり、日本人の識字率の高さに来日したフランシスコ・ザビエルも驚いたといわれています。

 

江戸時代に入ると、「寺子屋」が日本各地で開業され江戸時代末期には全国に16560軒もあったと記録されています。

寺子屋も江戸時代中期ごろはまだ授業料が高くて武士や商家などの裕福な家の子供しか通えない場所でしたが、江戸時代後期には安い授業料で教えてくれる寺子屋が増えていき、一般庶民の子供でも男女問わず通えるようになり、日本の識字率は70%以上になったのです。

 

同じ時代のヨーロッパやアジアの国々では教育は貴族や裕福な商家の子供しか受けられず、とくに一般庶民の女性が読み書きを習うことはほとんどありませんでした。

1860年(安政5年)に来日したプロシア海軍のヴェルナーや1865年(明治2年)に来日したドイツの考古学者シュリーマンは日本の男女を問わない識字率の高さに驚いたという記録が残っているほどすごいことだったのです。

 

▪まとめ

国際識字デーが1人の王様の言葉から生まれた記念日ということに感動しました。

ユネスコ協会連盟では、2030年までに識字率を100%にすることを目標に活動をおこなっています。

国際識字デーは日本ではあまり知られていない記念日かもしれませんが、識字の必要性や識字率について知るきっかけになると嬉しいです。

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