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津軽弁の日とはいつ?意味や由来、イベントは。詩人高木恭造とは

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▪はじめに

津軽弁とは、青森県津軽地方で使われる方言のことで、日本一難しい方言ともいわれています。

この津軽弁を使った方言詩人に因んだ記念日が津軽弁の日です。

 

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津軽弁の日とは

津軽弁の日は、毎年10月23日にあります。

この記念日である10月23日は津軽弁を使った方言詩人・高木恭造の命日で、高木恭造に感銘を受けたマルチタレントの伊奈かっぺい氏らを中心とする「津軽弁の日やるべし会」が1988年(昭和63年)に制定した記念日です。

 

▪意味

津軽弁の日には、津軽弁詩人・高木恭造偲び、津軽弁の良さを多くの人に知ってもらうという目的があります。

 

▪由来

津軽弁の日は、高木恭造が1987年(昭和62年)の10月23日に亡くなったことに由来して制定されました。

 

▪イベント

毎年津軽弁の日である10月23日には、津軽弁の日やるべし会主催の「津軽弁の日」というイベントが開催されています。

このイベントでは、全国から津軽弁で書かれた短歌・俳句・川柳・体験記・詩を募集し、優秀な作品を伊奈かっぺい氏らによって朗読されるというものです。

「津軽弁の日」は、イベントの模様が後日青森放送にてテレビやラジオで放送されるほど青森で人気のイベントとして長く続けられています。

 

過去の「第32回津軽弁の日」は青森県青森市7のリンクモア平安閣市民ホールで行われました。

当日は約650人もの観客が詰めかけ、色々な津軽弁の詩を楽しんだようです。

 

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津軽弁の雑学

<津軽弁の詩人高木恭造とは?>

現在でも多くの人を楽しませている「津軽弁の日」を制定するきっかけとなった高木恭造とはどのような人物だったのでしょうか?

 

高木恭造は1903年(明治36年)に青森県青森市米町に生まれました。

7歳の時に母親を亡くした恭造は、家の隣にあった本屋さんに頻繁に行って本を読んで過ごしていたようです。

小学校卒業後は中学校に進学しますが、在学中に父親が亡くなります。

中学校卒業後は、尋常小学校の代用教員として働きますが、4カ月でやめて弘前高等学校に進学します。

卒業後は青森日報社で新聞記者として勤め、23歳の時に出会った福士幸次郎に津軽弁で詩を書くことをすすめられ、これがきっかけとなって恭造は方言詩を書き始めました。

同じ年、恭造は結婚します。

 

結婚後、25歳で満州に行き、翌年満州医科大学に入学しますが、妻ふぢを病気で亡くします。

恭造は大学に通いながら詩を書き、28歳の時に出版されたのが方言詩集「まるめろ」でした。

「まるめろ」では、自身の幼少時代や亡き妻・ふぢへの思いを書き綴っています。

「まるめろ」は方言が強いものの、その文学性の高さから様々な書物で取り上げられ、中学校の教科書にも採用されました。

 

恭造はその後再婚し、満州医科大学を卒業した後は満州で医者として働きます。

戦後、ようやく日本に帰国した恭造は弘前市内で眼科を開業し、その傍らで詩や小説の執筆も再開しました。

その後、恭造の詩が英訳されて海外でも高評価されるようになります。

また、恭造はラジオ番組や詩の朗読会などで自ら詩を朗読し、レコード化もされ多くの人に感動を与えました。

 

晩年は医院を閉じて自伝の集大成を制作していましたが、癌のため執筆半ばの84歳で永眠します。

私もいくつかのご本人による詩の朗読を聞きましたが、津軽弁のすべては分からなくてもその温かく強く少し寂しげな声と奥様を想う内容の詩に感動しました。

興味のある方はぜひ読んだり聞いたりしてみてください。

 

<弘前大学医学部では津軽を教えている?>

津軽弁は、日本一難しい方言といわれています。

西日本出身の私は、時々テレビで津軽弁を話す方がお話をされたりしているのを見ることがありますが、字幕なしではほとんど分かりません。

とくにご年配の方が使う津軽弁は、青森県出身の人でも分からない言葉があるのだとか。

そういった状況で一番困るのはお医者さんです。

 

体の部位も津軽弁独自の言い回しがあり、さらに細かい症状は津軽弁以外では表現できないようなこともあるといいます。

そこで学生の半分が県外出身者である弘前大学医学部では、「地域医療講座」という授業を必修で設け、津軽弁を教えているのです。

 

かつて津軽弁の講義を担当していた弘前市内の開業医・沢田美彦医師は日常診療の中は、患者さんからの言葉で状態を上手く説明してもらうことが重要であるとし、また医学生に津軽弁を拒否しないで欲しいとも述べています。

医師側が津軽弁では分からないと拒否するような態度を見せてしまうと、患者さんは黙ってしまい正しい診断ができなくなり、結果適切な医療が提供できなくなってしまうからだそうです。

 

私も少しだけ医療現場で働いたことがありますが、たしかに医療者側が患者さんの症状を正しく理解できていないことほど怖いことはないと思います。

ですから、地方の医療現場では方言の授業まではありませんが、診察時とくに高齢者の患者さんには方言を使うことをすすめられています。

日本一難しい方言である津軽弁を使う青森県は、日本一患者さんに寄り添うことを大切にしている県だと言えるかもしれませんね。

 

▪まとめ

ひと昔前は、方言を使うと田舎者とバカにされていましたが、最近では「方言はカワイイ」という認識に変わってきて、SNSなどで取り上げられたりもしています。

津軽弁の日には、津軽弁だけでなく自分の出身地やほかの県の方言について色々調べて比べてみるととても面白い発見があるかもしれませんね。

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