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里親デーとはいつ?意味や由来、イベント、里親と養子縁組との違いとは

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「10月4日  里親デー」

■はじめに

「生みの親より育ての親」とはよく聞きましたが、その逆は聞きませんね。

その場合は「血は水よりも濃い」とでも言うんでしょうが、いずれにしても今日の記念日はちょっと重いテーマになります。

 

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里親デーとは

1948(昭和23)年10月4日、厚生省(現厚生労働省)が里親制度全般の指導通達を出し、里親等家庭養育運営要綱が施行されました。

この里親制度の普及を図る目的で、厚生省は1950年、運営要綱施行日の10月4日を「里親デー」と制定しました。

 

■里親デーの意味と由来

「里親」という言葉は誰もが知っていますが、ともすると「養子縁組」と混同される場合もあるようです。

里親(養育里親)は原則として18歳まで子どもを預かって育てる、いわゆる「育ての親」ですが、親権は「生みの親」にあって、子どもは途中で生みの親のところへ戻るか、あるいは18歳で自立します。

里親へは国から経済援助があり、毎月5万円の養育費と8万6000円の手当てが支給されています。

 

「特別養子縁組」は6歳未満(15歳まで引き上げられる予定)の子どもを「育ての親」が引き取って、法的にも正式に親子と認められ、「生みの親」の親権は消滅して「他人」となります。

「普通養子縁組」は跡継ぎがいない場合など、家系存続のための制度ですが、自分より年上を養子にすることはできません。

 

現在、日本には「生みの親」のもとで暮らせない子どもの約8割は乳児院や児童保護施設に収容され、里親家庭で生活する子どもは18%の約6500人でしかありません。

これはオーストラリアの93%、アメリカの77%に比べ圧倒的に低い数字です。

日本の里親制度普及が遅れている原因は、

「血縁を重んじる文化」

「法律が親の権利を重視」

「住宅事情」

「共働き夫婦が多い」

などが挙げられていますが、国の熱意や取り組みの問題が大きいように思えます。

 

■里親デーのイベント

毎年10月の「里親月間」には、全国の自治体がシンポジウムや体験談報告、懇親会、パネル展示などで里親制度をアピールしています。

 

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里親デーの雑学

▽コインロッカー乳幼児遺棄事件

1971(昭和46)年、コインロッカーから乳幼児の死体が発見されて以降、大都市ターミナル駅を中心に同様の遺棄事件が続発し、1973年には46件を数えて大きな社会問題となりました。

誰かに見つけてもらうのを期待していた昔の捨て子とは異なり、コインロッカーへの遺棄はほとんどが死後で、まだ生存していたとしても「死んでもかまわない」ことが前提になっています。

問題はコインロッカーではなく、そんな状況に至らざるを得ない出産にあることは明白で、今日でも同様の事件は発生しています。

 

▽赤ちゃん斡旋事件

1973年、宮城・石巻市の産婦人科医が、胎児の生命を守るため中絶手術を求める女性を説得て産んでもらい、出生証明書を偽造し、赤ちゃんに恵まれない夫婦の「実子」としていた事件が発覚しました。

医師は中絶手術が多く、自らの収入源になっていることに悩んだ末、法を犯すことを承知で100人以上を斡旋していましたが、個人の力では限度があるため、社会に一石を投じようと、トップで掲載することを条件に全国紙の取材に応じ、大センセーションを巻き起こしました。

政治家、識者、世論も好意的に捉えましたが、産婦人科医会から医師法違反で告発され優生保護法指定医資格を剥奪されることになります。

科学的視点からすれば、DNA証明の偽造でもあるわけで、告発する気持ちも理解できます。

しかし、この告発と剥奪によって、不遇な乳幼児の法的保護の必要性を訴える声が高まり、1987(昭和62)年に特別養子縁組制度法案が可決され、戸籍に養子を実子と記載することが可能となりました。

 

▽赤ちゃんポスト

「赤ちゃんポスト」という呼び名が有名になっていますが、正式には「こうのとりのゆりかご」と言います。

しかし言いにくいため、マスコミ報道はインパクトのある「赤ちゃんポスト」としたので、正式名は忘れられていますね。

 

2007(平成19)年、熊本市のカソリック系の病院が「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」を始めると同時に、育てられない乳幼児を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」を開設しました。

これは60X50cmの扉の内側に保育器があり、子どもが入れられるとアラームが鳴って、すぐに医師が駆け付けることになっています。

防犯カメラに親の姿は映らず、将来、親であることが証明できるように、病院の連絡先を書いた「お母さんへの手紙」が置かれています。

 

当初は無責任な妊娠を助長するとか、保護責任者遺棄とも言われましたが、運用10年を経て130人の命を救っています。

しかし、匿名性を担保しているがゆえに、赤ちゃんが成人になっても、自分の出自がわからないといった問題が浮上しています。

 

■最後に

赤ちゃんポストに託した理由は、生活困窮が最多で、次に未婚、世間体、パートナーの問題、不倫と続いています。

社会的地位のある人、経済的に恵まれた人などもいて、身勝手なケースも散見され、もはや母性に頼ってもいられない状況だと言えそうです。

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