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バーコードの日とはいつ?意味や由来、QRコードの先駆け的存在

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「10月7日  バーコードの日」

■はじめに

今や、どんな小さな商品にもバーコードが印刷され、レジでの精算迅速化ばかりではなく、お店の商品管理に欠かせないものになっています。

あんな棒の羅列の中に、どうやって多くの情報を織り込んでいるのか不思議で仕方ありません。

 

バーコードの日とは

1949年、アメリカの大学院生2人が、太い線と細い線を組み合わせて情報を識別するバーコードを考案し、1952年10月7日に特許が認められました。

これを記念し、この日が「バーコードの日」と呼ばれるようになりましたが、このバーコードは現在とは違い、同心円の的の形をしていました。

しかし、バーコードの実用化にはなお20年余を待たねばなりませんでした。

 

■バーコードの日の意味と由来

将来の食品店にはレジと電子スキャナー導入が必須になるだろう、という研究報告がアメリカで初めて発表されたのが1955年のことで、1967年になってようやく大手スーパーがバーコードを使用して、商品の読み取りを始めることになります。

しかし、膨大な種類の商品に対し、統一したバーコードの規格がなく、店でコード設定するたいへんな手間が課題として残ったため、全米食品チェーン協会は共通雑貨商品コード評議会を発足させ、1973年に共通商品コード(UPC)が作成されたことで、バーコードを利用したPOSシステム(商品販売情報管理システム)が浸透することになりました。

 

■バーコードの日のイベント

バーコードはエンドユーザーの商品ではないので、イベントのコンセプトは設定しにくいだろうと思います。

 

バーコードの日の雑学

▽日本におけるバーコードの普及

アメリカから遅れること5年、1972(昭和47)年にダイエーと三越がバーコードをテスト導入し、NEC、富士通、三菱などがPOSシステム開発に乗り出しましたが、コードは各社バラバラの設定だったため、バーコードの本格導入には至りませんでした。

このため1974年に通産省(現経済産業省)の指導によってPOS識別標準化委員会が発足し、共通化に向けて調査が始まりました。

この経緯は先行したアメリカそっくりで、コード統一の必要性などはあらかじめアメリカの例を見聞きすればわかりそうなものだと思いますが…。

各社とも自社コードを日本の標準規格にしようと躍起になっていたようです。

 

委員会は2年の調査を経て2案に絞り、どっちにするかを決めるのに、今度はPOSシンボルマーク標準化委員会を新設、1978年4月になってようやくバーコードシンボルがJIS化されました。

しかし、商品メーカーは費用負担が大きくなるためにバーコードには対応せず、本格導入は足踏み状態が続きます。

 

バーコードの救世主となったのは、全国に2000店舗を展開し、絶大な影響力を持っていたセブンイレブンで、1984年に本格的なPOSシステムを導入したセブンが、全商品納入業者にバーコードの印字を求めました。

これで否応なしにバーコードはデパート、コンビニ、専門店などに普及することになりました。

難色を示していた新聞社も、今ではほとんどの全国紙が1面にバーコードを印刷しています。

 

▽見えないバーコード

郵便局はポストから回収した手紙、ハガキの郵便番号と宛て先を機械が読み取って、カスタマーバーコードを瞬時に印字します。

しかし、これは紫外線のブラックライトでなければ見えないもので、自動仕分け機が読み取り、集配局から受取人の地区郵便局に仕分けています。

クレジット、電話料金、ダイレクトメールなど、一度に大量に出される事務連絡の郵便物には目で見えるバーコードが印字されていますね。

こうして印字しておくと、郵便料金が割引になるからだそうです。

 

■最後に

バーコードやQRコードの作成方法はネットにアップされているので、簡単かつ瞬時に作ることが出来ます。

筆者も自分のメアドをQRコードで作ってみましたが、さて、このQRコードの利用シーンが思い浮かびません。

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