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新子焼きの日とはいつ?意味や由来、イベントに【新子焼き月間】

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■はじめに

まだ肌寒さの余韻が抜けきれない3月から、4月に入るといよいよ本格的な春を意識するシーズンになります。

お住まいのエリアによっては、すでに春野菜などが出始めているところも多いですよね。

そんな4月の始まりは、旭川市のソウルフード新子焼きの日です。

 

■新子焼きの日とは

新子焼きの日は毎年4月5日にあります。

新子焼きの日が制定されたのは、2014年(平成26年)のこと。

「旭川名物“新子焼き”の会」によって制定されました。

新子焼きの会は、北海道旭川市で新子焼きを提供している飲食店・食肉会社などで結成されています。

記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

 

■意味

新子焼きの日は、消費者に対して興味を認識を持ってもらいたいという意味合いがあります。

そして、旭川市の名物である「新子焼き」の美味しさを多くの人に知ってもらうことが目的の日でもあるんですね。

例えば新子焼きの割引キャンペーンなどが行われています。

 

■由来

4月5日は、「し(4)んこ(5)」と読むことができます。

その語呂合わせから、新子焼きの日は4月5日に制定されました。

 

■イベント

2013年から、旭川市内にて【新子焼き月間】が行われています。

これは、新子焼きをもっと楽しんでもらおうと、旭川名物新子焼きの会に加盟する8店がお得なキャンペーンを実施するというもの。

新子焼きの日を記念して毎年実施しているキャンペーンです。

各店で割引率は異なりますが、期間中は最大でおよそ200円もお得に購入できるとのこと。

また、例年では抽選会やプレゼントなどの企画も用意されているとのことです。

 

他にも、新子焼きのイベントが開かれています。

骨付き焼き鳥のフードフェスなど。

地元の方はもちろんのこと、ご旅行の際にはぜひチェックしてみてください。

 

新子焼きの雑学

新子焼きの日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□新子焼きとは!?

新子焼きは、若鶏の半身を素焼きにしてタレなどで味付けをした豪快な焼き鳥です。

日本が復興へと力強く歩き始めた戦後の旭川で誕生しました。

当時、肉は高価な食材で頻繁に食べられるものではありませんでしたが、新子焼きに元気をもらい旭川は復興へと力強く歩き続けました。

庶民のごちそうとして、今もなお愛され続けている世代を超えた旭川のソウルフードです。

戦後の旭川市は、養豚場は多くありましたが、養鶏場は少なかったとのこと。

そんな旭川市では、戦後の食料不足と積雪寒冷の自然環境から、タンパク源として比較的安価な鶏肉が選ばれ、なおかつ成長を待っている暇も無いため若鶏の段階で最大限に栄養をとる料理法として開発されたと考えられています。

北海道内でもほとんど知名度が無かった新子焼きですが、2012年(平成24年)6月に結成された新子焼きの会のアピールもあり、知名度は全国的に広まっていきました。

最近はイタリアンテイストなものなど、個性ある新子焼きを提供しているお店もあるとのことです。

 

□新子焼きの名前の由来

戦後当時、一部の地域でコハダは出世魚といわれていて、成長と共に4回名前を変えます。

その一番小さい頃をシンコ(新子)という名前で呼ばれていました。

戦後、旭川で若鶏の半身焼きができたときに名前どうするか考えることになり、料理の世界では若いものを新子ということから、若鶏を焼いたのは新子焼き、親鳥を焼いたのは山賊焼きと、呼び分けることになりました。

 

■まとめ

新子焼きの日についてご紹介させて頂きました。

新子焼きを知らない方も、よくお世話になっているという方もたくさんいらっしゃるかと思います。

旭川のソウルフード、旭川以外ではなかなか食べられない新子焼き。

最近ではお取り寄せが出来るところもあるそうですよ。

毎年4月5日新子焼きの日には、新子焼きを楽しんでみたり、イベントをチェックしてみるのがおすすめです。

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