■はじめに
寒さのピークを迎える2月前半に入ると春を意識すると共に冬をもう少し楽しみたい時期にもなりますよね。
冬物の温かいウェアをまだまだ楽しんでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな2月の中旬は、冬を乗り切る為に欠かせないニットの日です。
目 次
■ニットの日とは
ニットの日は毎年2月10日にあります。
ニットの日が最初に制定されたのは、1988年(昭和63年)のこと。
神奈川県で編み物教室や学校を行っている横浜手作りニット友の会によって制定されました。
その後1993年(平成5年)には愛知県横編ニット工業組合も同様に制定し、1994年(平成6年)には日本ニット工業組合連合会が全国的な記念日として制定し、今に至ります。
日本ニット工業組合連合会は1959年(昭和34年)に設立され、現在は全国のニットに関連する13の組合が会員となっています。
国産ニットを守り国内外への普及に努めています。
■意味
ニットの日は、消費者に対してニットのPRや普及を行うという意味合いがあります。
各販売店や組合では編み物の講習会やイベント等を開いたり発表会を行うこともあるそうです。
■由来
2月10日は、「ニ(2)ット(10)」と読むことができます。
このことから、ニットの日は2月10日に制定されました。
関連記念日として10月10日も(2つの10で)ニットの日としているところもあります。
冬に合わせて編み始めたり、これから本格的に販売も始まるという意味では確かにちょうど良い時期ですよね。
ただ、2月はニットが一番活躍する時期であることとバレンタインデーがあることからニットのプレゼントを用意する機会にもなり、アピールには良い時期と言えるのではないでしょうか。
■イベント
2016年から、日本ニット工業組合連合会の会員でもある「五泉ニット工業協同組合」主催の【GOSEN KNIT FES(五泉ニットフェス)】が行われています。
これは、日本一のニット産地と言われている新潟県五泉市で、地域全体が盛り上がるニットのイベントとなっています。
3回目を迎えた2018年もニットの日を含む2月9日~11日までの3日間にわたって開催され、期間中は地域のニットに関連する工場見学ツアーや「ニット販売感謝フェア」等が行われました。
新潟県五泉市は、ニットだけでなく染色や刺繍、プリント等の整理加工場が集積する地域で、このイベントでは普段見ることの出来ない年に一度の工場見学が出来ます。
また、産地で体感、購入できるニットも好評なのだそうですよ。
その他の地域や販売店でも編物体験等のイベントが行われることもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
■ニットの雑学
ニットの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□ニットとは!?
洋服の元となる生地を作る方法は、大きく分けて2つりあります。
2本の糸を使って織る「織物」と1本の糸で編む「編物」です。
日本ではニットと言えば、毛糸で出来たトップスのイメージが強いように思いますが、この編物全般がニットということになります。
ニットは伸縮性があり体に馴染みやすいことから広く愛用されています。
□ニットの収納方法
ニット製品は温かく肌触りも良いことから、冬には欠かせないアイテムですよね。
ただ扱い方がいまひとつ分からない、少し面倒だという方も多いのではないでしょうか。
最近では、お家で洗濯出来るものや家庭用洗剤も増え、干している間に伸びたり型崩れしないように平干し出来るグッズ等も充実しています。
ここで更に注目して頂きたいのが収納方法です。
かさ張りやすいものが多いことからハンガー収納することもあると思いますが、これは重みで伸びてしまったり、特に肩の部分から型崩れする原因になってしまいます。
折る回数を少なくし、引き出し等に7割り収納するのがおすすめです。
セーターの背面に両袖を折って胴部分の真ん中で一回折るか、くるくる丸める折り方が簡単です。
他にも吊り下げホルダーを使って収納することで、更に見やすくコーディネートもしやすくなるのでおすすめですよ。
■まとめ
ニットの日についてご紹介させて頂きました。
一見扱いづらく感じるニット製品ですが、技術が進化しますます私たちの生活に欠かせないアイテムとなっています。
毎年2月10日ニットの日には関連イベントに参加してみたり、プレゼントやご自身用にもニットの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
2月10日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
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