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東京消防庁出初め式とはいつ?意味や由来、イベントは

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■はじめに

師走の時節となる12月から、1月に入るといよいよ本格的なお正月シーズンになります。

毎年恒例のお正月行事を楽しみにしているという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな1月の始まりは、私達の生活の安全にとって欠かせない東京消防庁出初め式です。

 

東京消防庁出初め式とは

東京消防庁出初め式は毎年1月6日にあります。

東京消防庁出初め式の起源は、1659年(万治2年)まで遡ります。

1657年(明暦3年)の大火を契機として、1659年1月4日、出初を行って気勢をあげたことが始まりです。

そして、紆余曲折があり1953年(昭和28年)から、実施日が1月6日に変わり現在に至っています。

東京消防庁は、東京都の消防本部で、23区の消防を担う都の機関であり、消防事務委託制度により委託された多摩地域29市町村も管轄となっています。

 

■意味

東京消防庁出初め式は、一般市民に対して正しい興味を認識を持ってもらうという意味合いがあります。

そして、東京消防庁側が希望や信頼を与えたいという気持ちを表す日でもあるんですね。

 

■由来

前述しました通り、東京消防庁出初め式は1659年1月4日、出初を行って気勢をあげたことが始まりです。

1916年(大正5年)からは1月6日に実施されていたものの、震災による中断や戦時中の1940年(昭和15年)からや戦後初めての実施となった1947年(昭和22年)からは1月15日の開催となりました。

(1945年(昭和20年)、1946年(昭和21年)は中止となっています。)

そして、1953年(昭和28年)から、実施日が1月6日に変わり現在に至っています。

このことから、東京消防庁出初め式は1月6日に制定されました。

 

■イベント

1659年から、東京各地にて【東京消防庁出初め式】が行われています。

これは、新春恒例の防火・防災行事として、消防車両分列行進、消防演技、音楽隊とカラーガーズ隊による演奏演技、江戸消防記念会による木遣り(きやり)、はしご乗りなどを披露するというもの。

屋内展示場では、VR防災体験車、消防車両の乗車体験、起震車による地震体験など、楽しみながら防災を理解出来るコーナーも設けています。

屋外式典は抽選による全席指定の観覧となりますが、屋内展示は当日参加が出来、毎年多くの方々に親しまれています。

 

全席指定席となるため、当日券の配布や広報展示ブースの開設はされないそうですが、出初め式当日の模様は、YouTube東京消防庁公式チャンネルでライブ配信されます。

ご来場された方及びYouTubeライブ配信をご視聴頂いた方は、東京消防庁公式アプリ特別消防レアカードを獲得出来るのだそうですよ。

ぜひご覧になって、チェックしてみてくださいね。

 

東京消防庁出初め式の雑学

東京消防庁出初め式にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□消防出初式の起源

消防出初式の起源は、遠く1659年に遡ります。

1657年の大火を契機として、1659年1月4日、時の老中稲葉伊予守正則が、定火消総勢4隊を率いて上野東照宮前で出初めを行って気勢をあげたことが始まりです。

当時、焦土の中にあって苦しい復興作業に絶望しかねない状態であった江戸市民に、大きな希望と信頼を与えました。

このことが契機となって定火消の出初めは、毎年1月4日上野東照宮で行われることとなり、次第に儀式化され、恒例行事となって今日の出初め式に受け継がれています。

 

■まとめ

東京消防庁出初め式についてご紹介させて頂きました。

毎年、東京消防庁出初め式を楽しみにしているという方もたくさんいらっしゃるかと思います。

その起源が360年以上も前の出来事だったことにも、今でも受け継がれていることにも驚きですよね。

毎年1月6日東京消防庁出初め式には、イベントに参加してみたり、動画配信をチェックして、家庭の安全について考えてみるのがおすすめです。

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