「1月25日 美容記念日」
■はじめに
最近、美容術でアンチエイジングという言葉を耳にすることが多くなりました。
なんとなく意味の分かる言葉ですが、日本語にすると「抗老化医学」と言うそうなので、これではやはりカタカナのほうがいいですね。
目 次
美容記念日とは
1月25日の「美容記念日」は、化粧品の開発、製造、販売をはじめ、美容学校やビューティーサロンの経営などを通し、日本女性の健康と活躍を目指すハリウッド株式会社が2013年に制定した記念日です。
■美容記念日の意味と由来
日付の由来は、日本女性の美容に多大な貢献をした美容家、メイ牛山(牛山マサコ)の誕生日の1月25日にちなんだものです。
■美容記念日のイベント
さすがは制定者、ハリウッド(株)は毎年の1月25日に「美と健康フェスタ」と銘打つ盛大なイベントを開催しています。
ちなみに過去の東京・六本木ヒルズでのイベントは、メイ牛山の生き方を考察するトークショーをはじめ、アスリートの講演、エステ券や美容グッズ、旅行券などが当たる抽選会で会場を盛り上げていました。
美容記念日の雑学
▽「美容室」と「理容室」
かつて、若手の社員がさっぱりしたアタマで出社して来たので「床屋に行ったのか」と聞くと、「いやだなあ、いつも美容院ですよ」とのたまう。
筆者はそれまで、男が美容院に行くなんぞ考えてもみませんでした。
これも世代間のギャップを感じたひとコマですが、それまで「美容室」と「理容室」の違いを気にしたこともありませんでした。
つまり「美容院」と「床屋」の違いですね。
この2つは法律でも区別されていて、美容師法第2条1項によると、「美容」とは「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくする」とあり、理容師法第1条2項で言う「理容」とは「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整える」ことなんだそうです。
「美しくする」と「整える」の違いは言い得て妙の趣がありますが、美容院だって刈込とは言わないまでも髪をカットするし、床屋に通うパンチパーマのおにいさんもいますね。
ただし、美容院での顔そりは認められていません。
最近の床屋は古臭いイメージから脱却し、若い男性を呼び込もうと、なかなかシャレた内装や設備のお店が増えており、外に赤・青・白の回転サインボールがなければ床屋か美容院かの区別がつかないようにもなりました。
筆者も新しくオープンした「最新型床屋」に行ってみましたが、東京・代官山の美容院と見紛うばかりの豪華さで、スタッフにおっちゃんは皆無、BGMも有線の歌謡曲ではなくて、あれはたぶんポールモーリアか。
しかし、人生初(幼児期は記憶がない)のあお向け洗髪は落ち着かないことおびただしく、これが唯一の難点でした。
▽増え続ける美容院はコンビニの4倍
厚生労働省が公表した平成29年度統計によると、美容院の数は前年度から4218店増えて(1.7%増)24万7578店となり過去最高を更新し、美容師も2.8%(1万4264人)増えて52万3543人と、これも過去最多の数字になっています。
しかし、その一方の床屋は減少傾向に歯止めがかからず1574店減って(1.3%減)12万965店、理容師も2509人(1.1%)減の22万1097人という数字が出ています。
また、この数字を平成の30年余でまとめると、美容院は約6万2000店増、床屋は約2万3000店減ですが、両方を合わせると約3万9000店増となり、平成時代は毎年順調に美容院が増えていました。
街のあちこちにあるコンビニでも5万6374店(経産省平成29年度統計)で、美容院の2割ちょっとでしかありません。
なるほど、筆者が駅前のコンビニまで行く途中、美容院は4軒ありました。
■最後に
都道府県別の「人口1万人あたりの美容室数」ランキングを見ると、最多が秋田県で28.6店、次いで徳島県、山形県、高知県、山梨県と続いていて、神奈川県は最下位、東京都43位、大阪府は39位です。
つまり、大都市ではまだまだ美容室開店の余地が十分あるということですね。
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