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ナンの日とはいつ?意味や由来は。トルティーヤ、フォカッチャとの違いは

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「7月6日  ナンの日」

■はじめに

筆者は日ごろ「残り少ない人生、好きなものだけ食べる」とうそぶいていて、変わったものには手を出しません。

従って、ナンを食したことはありませんね。

 

ナンの日とは

7月6日はピザのパイオニア「デルソーレ」が、ナンの美味しさをアピールするために制定した「ナンの日」になります。

日付は、ナ(7)ン(6)というわけですが、「6がン…?」まあ、いいでしょう。

 

■ナンの日の意味と由来

なんでもナンはトルティーヤ、フォカッチャ、ピタパンと同じく平たいパンなんだそうで、当然ながら筆者はどれも食べたことがありません。

ナンはカレー屋さんで見かける程度で、フォカッチャはスーパーで一瞬買いそうになったことがあり、トルティーヤは名前だけ知っていて、ピタパンは初耳でした。

 

■ナンの日のイベント

デルソーレは「親子で小麦ごはん教室」(ナンは小麦ごはんというらしいです)や「ご当地ピザ選手権」「ナンスタイルキャンペーン」「カレーはナン派vsライス派プロジェクト」など、毎年多くのキャンペーンを実施していますが、「ナンの日」をピンポイントにしたイベントはないようです。

 

ナンの日の雑学

▽ナン、トルティーヤ、フォカッチャ、ピタパンはどう違う

どれも平べったい円形が共通点。

・ナンは西・南アジア、カリブ海地方で食べられ、原料は小麦粉、塩、イーストで、地域によってヨーグルトや牛乳、鶏卵などを加える

 

・トルティーヤはメキシコ、米南西部、中米で食べられており、原料はすりつぶしたトウモロコシ。いろんな具をのせて2つ折りにしたのがタコス、具を小麦粉で作ったトルティーヤで巻いたのがブリトー

 

・フォカッチャはイタリアで食べられ、原料は強力粉、オリーブオイル、塩、イースト。石窯やオーブンで焼き上げる。オリーブオイルやハーブで味をつけて、肉や野菜、チーズをはさむ

 

・ピタパンは地中海沿岸、中東、北アフリカで食べられ、原料は小麦粉、塩、砂糖、イースト。1時間ほど発酵させてから高温で一気に焼き、野菜や豆を挟んで食べる。ピザの起源とも言われている

 

▽ナンを焼いてみよう

では、本場インドでのナンの作り方ですが、実にシンプルで簡単。

まず、小麦粉に水と塩を混ぜて、膨張剤(ベーキングパウダーか重曹)を加えるところから始め、ヨーグルトや牛乳を入れて生地を作って、常温に数時間置き自然発酵させます。

次に生地を平らな形に整え、タンドール窯の内側に貼り付けて、数十秒焼けばナンの出来上がりです。

タンドール窯はドラム缶の幅を2まわりほど大きくした円筒形の粘土製オーブンで、炭や薪を窯の底で燃やして加熱します。

500度近い高温を維持するため、上にある開口部は狭くなっています。

 

タンドール窯がなくても、日本の家庭でナンを作るのは難しくありません。

では、ナン4枚を作ってみましょう。

強力粉250gにヨーグルト30gか牛乳150ml(両方でも可)、塩小さじ1杯、砂糖大さじ1杯、ベーキングパウダー大さじ1杯(重曹で代用可)を加え、5分くらいなめらかになるまでこね、さらにサラダ油を加えてまたこねます。

ここまでは材料が少し違うだけですね。

次は生地をボウルに入れ、ラップをふんわりかぶせて常温で数時間置いておきますが、この工程を省く人もいるようで、それでも問題はありません。

今度は生地を4等分し打ち粉をしたら、それぞれを平たい形に整え、天板にクッキングシートを敷いて生地を1枚のせ、5分ほど焼いて焦げめがついたら完成です。

オーブンは250度くらいの高温に予熱しておき、一番高い温度で焼きましょう。

 

■最後に

ナンはインドが本場であることは間違いありませんが、今はナンよりもチャパティのほうがインド全土では広く食べられているそうです。

チャパティが精白されていない安い小麦粉でも作ることができるためですね。

ただ、ナンに比べると少しクセがあるようです。

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