芝桜はその名の通り桜のような形をしたピンク色が印象的な花です。
その花言葉をご存知でしょうか?
芝桜は品種が多い分、花言葉もいくつか存在します。
目 次
芝桜の花言葉
芝桜全般の花言葉は「合意」「一致」「臆病な心」です。
芝桜が密集して咲くことから「合意」「一致」に、小さな花が群れて咲く様子から「臆病な心」になったといわれます。
色別の花言葉
芝桜はピンク色のものが多いのですが、実はとてもカラフルな花で、明るいものだけではなく、暗い色や淡い色もあります。
そんな芝桜は、色によって花言葉が異なります。
濃いピンク色の芝桜
「私を拒否しないで」
濃いピンク色は目立ち派手ですよね。
派手派手な濃いピンクの服を着た人がいたら思わず凝視してしまい、ついつい距離をとってしまうのでないでしょうか?
きれいですがちょっと距離を置きたくなるような濃いピンクから、「派手だけど拒否しないでね」となったのではないでしょうか。
薄いピンク色の芝桜
「臆病な心」
芝桜の地面を覆いかぶさって咲く様子が、本心を隠しているようなイメージをわかせたのでしょう。
薄いピンクの芝桜が周りにびくびくしながら自分の心を覆い隠しているようですね。
青・白色の芝桜
「燃える恋」「煌(きら)めく愛」
芝桜の英名は「moss phlox(モスフロックス)」で、フロックスはの語源はギリシャ語で炎を意味するphlogosがとされています。
白や青の炎のようにきらめく炎から、この花言葉が連想されたようです。
また、ゆらゆらと燃える情熱が「燃える恋」につながったのでしょう。
他にも赤や白、紫といった色の芝桜がありますが、それらには特に決まった花言葉は付けられていないようです。
実は怖い花言葉
ありませんでした。
使ってはいけない花言葉
ありませんでした。
芝桜が誕生花となる日にち
4月8日、4月20日
芝桜とは
芝桜の特徴
原産地は北アメリカで、ハナシノブ科の多年草です。
開花時期は3~5月で、細かく枝分かれした茎に桜のような花をたくさんつけます。
地を這うように広がり、日照不足や湿気には弱いですが乾燥にとても強いです。
芝桜の名前の由来
学名の「Phlox(フロックス)」はギリシア語の「Phlogos(炎)」が語源です。
和名の「芝桜」は芝のように一面に咲き、桜のような花を咲かせることに由来しています。
芝桜の種類
ピンク色をイメージがありますが、品種改良が進み白や紫、青など様々な色があります。
芝桜の品種
芝桜は世界中にたくさんの品種があり、その形や名前もそれぞれ個性的で、同じ芝桜でも全く違う美しさがあります。
「ダニエルクッション」
葉を覆い隠すように濃ピンク色の大きな花が付き、開花シーズンには地面がピンクのマットのようになります。
「リトルドット」
やや小さく、純白の花を咲かせます。
成長はやや遅く密集して育ちます。
「スカーレットフレーム」
赤系の代表品種で、細身でやや小さめの花を咲かせます。
夏場の湿気に弱いので管理が難しいです。
「多摩の流れ」
覆輪で、明るいピンクの花弁に白の斑が入る品種です。
「アトロプルプレア」
紫がかった薄い桃色の花で、開花期間が比較的長いです。
成長が早く、地面をきっちりと覆います。
色や大きさによって、違う花のように特徴がありますが、どの種類も可愛らしく、とても綺麗です。
春の訪れを感じに、満開の芝桜を見に行ってみませんか?