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虹の日とはいつ?意味や由来、幸福のシンボル「ダブルレインボー」とは

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「7月16日  虹の日」

■はじめに

「幸せが棲むという虹色の湖ぃ……」

これは筆者の世代には懐かしい中村晃子のヒット曲の歌い出しです。

なぜか虹は幸福や希望のシンボルになっています。

 

虹の日とは

デザイナーの山内康弘氏が「みんなで次世代の為に、愛と平和のココロで世界へ虹の橋を架けよう!」との趣旨で、7月16日を「虹の日」と制定しました。

日付は虹の7色にちなみ、なな(7)い(1)ろ(6)というもので、まあ及第点の語呂合わせですね。

ここでも虹はポジティブなシンボルになっていますね。

 

■虹の日の意味と由来

言うまでもなく虹は雨上がりに、空気中の水滴を太陽光が通過する際の光学現象で、太陽光が水滴の中で反射、屈折することで現れます。

光の波長は屈折率によって異なるため、7色は「赤→橙→黄→緑→青→藍→紫」の順に、必ず太陽の反対側の決まったところに現れます。

決まったところとは、太陽を背に立った場合、太陽光の進む方向から常に42度の角度なので、太陽が高い位置にある日中に虹が出ることはほとんどありませんね。

従って、太陽の高度が低い冬、緯度の高い北の地域、太陽が傾く朝と夕方であれば、虹を見られるチャンスは大きいでしょう。

筆者は旅先で両端が地平線に届く大きく鮮やかな虹に出会ったことがありましたが、そう言えば陽の傾きかけた夕暮れでした。

 

■虹の日のイベント

「虹の日」が制定された2008年以降、特にこの日を記念したイベントは開催されていないようです。

 

虹の日の雑学

▽ダブルレインボー

ごくまれに虹の外側、52度あたりにもうひとつの虹が現れることがあります。

これは「副虹」と言って、水滴の中で1回多く反射されたもので、そのため色は薄く、色の並びも逆になっています。

ごくまれにと言いましたが、実は見えないだけで虹(こっちを主虹と言います)が出た時には必ず副虹は出ているんですね。

もし、両方を見ることができれば「ダブルレインボー」と言って「幸福のシンボル」とされています。

その他にもレアな虹として「白虹」(または霧虹)という白っぽい虹があって、これは雨の水滴より粒が細かい霧に光が反射するので、光の波長が同じようになることから白くなってしまいます。

虹は太陽光だけとは限らず月の光で出現することもあって「月虹」と呼ばれます。

夜空に浮かぶ虹がどう見えるのか興味は尽きませんが、なかなかお目にかかれるものではないようです。

 

▽民族によって虹の色の数が違う

ニワトリの鳴き声は「コケコッコー」ですが、アメリカでは「Cock-doodle-doo」(クックドゥードゥルドゥー)、フランスでは「Co Co Rico」(ココリコ)になってしまいます。

ニワトリが飼われている国によって鳴き方を変えているはずもないので、言語の違いによって長い間に聴覚も違ってしまったのではないでしょうか。

それと同様に、色彩を判断する視覚も国によって異なるようで、アメリカの虹は6色です。

もちろん日本もアメリカも同じ虹が出ているはずですが、アメリカではあえて藍色(インディゴ)を識別しないようです。

しかし、日本でも5~8色の時代もあり、明と暗の2色や3色とする民族もいることから、聴覚というより文化の違いで色の数が変わるようです。

 

▽「虹」は不吉の象徴?

古代の中国では大蛇が天に昇って龍になると考えられており、大蛇が空を貫く時に虹が出来るとされていました。

「虫」は蛇を表し、「工」は穴をあけて貫くという意味もあることから、空を貫いて現れる「虹」となりました。

また現在とは逆に、虹は不吉の象徴で不幸の前触れであると言われていたようです。

 

■最後に

英語の「rain」は雨、「bow」は弓のことですから「rainbow」は「雨の弓」ということですね。

フランス語の虹は「空に架かる橋」で「arc-en-ciel」になります。

う~ん、耳慣れた「rainbow」より「arc-en-ciel」のほうがより虹らしい気がします。

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