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強制収容を忘れない日とはいつ?意味や由来、悲しい歴史とは

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「2月19日  強制収容を忘れない日」

■はじめに

太平洋戦争から80年が過ぎ、原爆や沖縄戦、本土空襲など、多くの語り部を失いつつある今、その記憶を次代の若者に引き継ぐ努力を怠ってはなりません。

同時に、アメリカにおいても、理不尽な強制収容によって築き上げた財産や土地を奪われた日系アメリカ人がいたことも忘れてはなりませんね。

 

強制収容を忘れない日とは

1942(昭和17)年2月19日、ルーズベルト米大統領が「防衛のための強制移動の権限」を発令したことで、米国在住の日系アメリカ人約13万人は全米10か所に開設される強制収容所への収監が決定しました。

この措置は米国だけでなく、南米やカナダ、豪州などでも実施され、終戦に至るまで収容は続きましたが、1988(昭和63)年、米政府は強制収容が過ちだったことを正式に認めて謝罪し、生存者1人あたり2万ドルの補償金を払うことで政治上の決着を見ることにはなりました。

しかし、そうした人種差別的な非人道政策が2度と起こらないよう次代へ語り継ぐために、収容所収監が決定された2月19日を「強制収容を忘れない日」としています。

 

■強制収容を忘れない日の意味と由来

バイデン米大統領は日系アメリカ人強制収容の大統領令署名から79年にあたる2021(令和3)年2月19日、1988年の謝罪を再確認する声明を発表し、その中で「米国の歴史上、最も恥ずべきことのひとつ」と断じています。

また「すべての人の自由と正義という建国以来の理想に反した」との部分は、前政権で目立った反移民政策、外国人排斥傾向の影響が今なお残る米社会を危惧したものとも思えます。

 

■強制収容を忘れない日のイベント

日系とはいえアメリカ人、収容所は米国内ということで、日本でこの件に関する企画は大学での講演くらいです。

アメリカでもこの日に特にイベントが企画されるわけでもなさそうですが、ロサンゼルスのリトル東京にある全米日系人博物館には、日系人のこれまでの足跡をたどる常設展があり、その中で強制収容所内の経験や出来事、生活などを知ることができます。

しかし、気軽に行ける場所でもありませんね。

 

強制収容を忘れない日の雑学

▽収容所の生活

ひとり1つと決められたスーツケースを持った日系アメリカ人たちは、足の踏み場もないほどの集合場所に押し込められた後、有刺鉄線と兵士の銃口に囲まれた砂漠の中の収容所へと列車で運ばれました。

建物は砂が舞い込む隙間だらけのバラックで、大部屋に簡易ベッドが並び、トイレには仕切りもない劣悪な環境でした。

戦時下とあって食糧の配給も乏しく自給自足を迫られましたが、農業に長けた1世たちの努力で荒れ地が農地に変わり、野菜や漬物、醤油なども作られたほか、家畜の飼育まで手掛けて、十分とは言えないまでも食事に困ることはあまりなかったそうです。

また、収容所内には病院や教会、売店、工場なども作られて、そこで働いて給料を手にすることもできました。

それぞれが自分の得意とする技術で、収容所の生活をより良いものにしようとする勤勉さがうかがえ、写真家が持ち込んだカメラで撮影された収容所生活の写真が数多く残されています。

 

▽アメリカ軍の日系兵士部隊

第2次大戦中のアメリカ軍には、ハワイの日系兵からなる第100歩兵大隊と、本土の日系志願兵からなる第442連隊戦闘団の2つが編制されていました。

日系にとっては自分たちがアメリカ人であることを証明する唯一の機会で、訓練では驚異的な成績を収めたことからヨーロッパ戦線に送り込まれ、イタリアでは数日かかるとみられたところを3時間弱で、1週間と見込まれた作戦もわずか31分で攻略するなど、「決して振り返らない兵士」と称賛される奮闘ぶりでした。

またドイツ目前の敵陣地で包囲され身動きできなくなったテキサス部隊の救出命令を受け、4日間の激戦を経て無事救出に成功しました。

しかし、日系兵士の死傷者は800人余で、救出したテキサス兵は212人でした。

 

■最後に

1966年にシアトルで設立された非営利団体「DENSHO」は収容者へのインタビュー動画や史料などの公開を通じて、日系アメリカ人強制収容所の記憶の風化を防ごうと精力的に活動中です。

2010年には日本語版のHPも開設されたそうです。

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