■はじめに
お正月や新年会シーズンの1月から、2月に入るといよいよ本格的な寒さを意識する季節になります。
お住まいのエリアによっては、寒中水泳などの寒い時期ならではの行事が行われるところもありますよね。
そんな2月の半ばは、私達日本人に昔から馴染みのあるふんどしの日です。
目 次
ふんどしの日とは
ふんどしの日は毎年2月14日にあります。
ふんどしの日が制定されたのは、2011年(平成23年)のこと。
一般社団法人日本ふんどし協会によって制定されました。
ふんどしの普及やふんどしに関する情報を日本内外に伝える活動を行っているとのことです。
■意味
ふんどしの日は、ふんどしに対する理解と関心を高めてもらいたいという意味合いがあります。
そして、バレンタインデーと同日であることから、業界側が女性から男性へふんどしを贈る提案も行う日でもあるんですね。
例えば販売店での展示会やふんどしに関連する行事などが行われています。
■由来
2月14日は、「2(ふん)、14(どし)」と読むことができます。
この語呂合わせから、ふんどしの日は2月14日に制定されました。
たまたまバレンタインデーと同じ日になってしまっただけなのですが、日本ふんどし協会ではこれを「ふんどしの奇跡」と呼んでいるのだそうですよ。
■イベント
日本ふんどし協会の中川ケイジ代表理事が代表を務める「sharefun®(しゃれふん)」では、2019年2月15日に東京・恵比寿にて展示会を行いました。
これは、新しくリニューアルしたsharefun®の説明を行ったり質問にお答えするというもの。
ふんどしの古いイメージを払拭し、眠りの妨げとなるショーツの締め付けから解放してくれるsharefun®は、大人の女性に向けた最適なリラックスウェアとのことで、素材からこだわっているのだとか。
今回は百貨店やメディア、クリニック関係の招待だったそうですが、一般の方向けの展示会も今後開催予定とのこと。
他にも、日本各地でふんどしをテーマとした行事が行われています。
この時期では紅白のふんどし姿の男子高生らが、魔除けの護符を奪い合う伝統行事「どやどや」が大阪市天王寺区の四天王寺で行われるといった情報もありました。
販売店やお近くの情報をぜひチェックしてみてください。
ふんどしの雑学
ふんどしの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□ふんどしの種類
ふんどしと言えば、お祭りで男性たちがしているTバック状のものが思い浮かぶ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ただこちらのふんどしは「六尺ふんどし」と言って、お祭りの際のコスチューム要素が強く日常使い用ではないんですね。
常用下着としては「越中ふんどし」や「もっこふんどし」などがあり、両方ともお尻を包む形をしています。
越中ふんどしは1メートル程の布の端に紐を付けたとてもシンプルなもので、洗濯も着脱も楽なのが特徴です。
お腹の部分が二重になるので、温かいというメリットもあります。
もっこふんどしは、越中ふんどしの前垂れがない形で、紐パンツのようなものです。
50センチくらいの布の両端に紐を通してウエストの片側の横で結びます。
違和感なくパンツスタイルも楽しむことが出来ます。
□ふんどしの効果
履いていない感覚で解放感があるふんどしですが、健康面でも様々な効果があります。
ソケイ部を締め付けないのでリンパの流れが良くなり、腰痛や肩こり、便秘や下痢、冷え性といった症状の改善に期待出来るそうです。
■まとめ
ふんどしの日についてご紹介させて頂きました。
男性のイメージがあるふんどしですが、女性の下着としても注目されてきているふんどし。
すでに愛用しているとい方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
日本の文化を新しい形で受け継ぎ、健康にも効果が期待出来るのであれば試す価値があるでしょうし、今後も普及が見込まれると思われます。
毎年2月14日ふんどしの日には、健康状態や良い睡眠が取れているかなども含めて普段お使いの下着のメンテナンスをしたり、ふんどしの購入を考えてみるのはいかがでしょうか。
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!