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ギフトの日とはいつ?意味や由来、ギフトとプレゼントの違いとは

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▪はじめに

七夕の頃といえばお中元の時期でもあり、「ギフト」という言葉をお店でよく目にすると思います。

ギフトと聞くと、少しかしこまった感じの贈り物というイメージがありますよね。

そこで今回は、ギフトに関する記念日やギフトとはどんな贈り物なのかなどの雑学などについて紹介していきましょう。

 

ギフトの日とは

ギフトの日は、毎年7月7日にあります。

この記念日は、1987年(昭和62年)に全日本ギフト用品協会が社団法人化されたことを記念して制定されました。

 

一般社団法人全日本ギフト協会は、ギフト業に携わるメーカー、卸、小売など業種、業態の様々な企業が会員として入会している団体で、ギフト用品に関する調査研究、品質保証および消費者サービスの推進、普及啓蒙などを行うことにより、ギフト用品の健全な育成を図り、日本の経済の発展と国民生活の向上に寄与することを目的としています。

 

▪意味

ギフトの日は、七夕に因み、恋人たちがお互いにプレゼントを送り合う日として制定された記念日です。

 

▪由来

ギフトの日が7月7日なのは、七夕が牽牛(彦星)と織女(織姫)が年に一度出会う日であることが由来となっています。

 

▪イベント

ギフトの日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

ギフトの雑学

<ギフトとプレゼントの違いとは>

「ギフト」と「プレゼント」という言葉、どちらも「贈り物」という意味の言葉です。

それならばどちらかに統一して使えばいいのではないかと思いますが、じつはこの2つ、使い方に違いがあるのです。

 

プレゼントは英語で「贈り物・土産」という意味を持ちます。

語源は、ラテン語の「pre(前の・事前に)」という言葉と「esse-ent(在る)」という言葉が合わさったものだとされ、「前もって用意したもの」と解釈されます。

 

海外で「プレゼント」は、親しい人に贈るもの、愛情や友情などの気持ちを込めた私的な贈り物として使われる言葉です。

日本でも海外と同じように、「愛情や友情を込めた親しい人への贈り物」という意味が込められており、家族や友人、恋人などへの贈り物という意味で使われています。

例としては、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントなどが挙げられます。

また、雑誌やテレビ番組などで読者や視聴者などに無料で物を贈る場合にも「プレゼント」という言葉が使われることもあります。

 

ギフトは英語でプレゼントよりもフォーマルな表現で、目上から目下への贈り物や価値のある贈り物を意味します。

海外では、贈り物という意味だけでなく「寄付金」や「寄贈品」という意味でも使われることから、やはりお金持ちの人から与えられるものという意味合いが強いようです。

また、ギフトには「才能」という意味もあります。

これも、神様からの贈り物という意味があるようです。

 

日本では、目上の人や同格の人への贈る「ご進物」という意味が込められていて、お中元やお歳暮、結婚や出産などのお祝いやお返しなどのフォーマルな贈り物という意味で使われています。

 

また、日本では「プレゼント」という言葉の方がよく使われますが、海外では「ギフト」の方がポピュラーな言葉となっているという違いもあるようです。

 

 

<「ギフト」には「毒」という意味もある?>

日本ではあまり知られていませんが、「ギフト」という言葉には「贈り物」という意味だけではなく「毒」という意味もあります。

 

英語で「ギフト」は「与えられたもの、贈り物」という意味ですが、ドイツ語や北ゲルマン諸語(スウェーデン語・デンマーク語・ノルウェー語・アイスランド語)では「毒」という意味で使われています。

 

「Gift(ギフト)」という言葉の語源は、古代ゲルマン人が使っていたゲルマン祖語(ドイツ語や英語、北欧語の源流となった言葉)の「giftiz(与える)」で、ドイツ語でも「Gift(ギフト)」は「贈り物」という意味で使われていました。

 

「Gift(ギフト)」がドイツ語で「毒」という意味で使われるようになったのは、11世紀ごろだとされています。

この頃のヨーロッパでは魔法が信じられており、薬や毒を作る女性を魔女と呼んでいました。

「ギフト」が「毒」という意味を持つ前は、毒は「eiter(動物性の毒)」と「luppi(植物性の毒)」という2つの言葉が使われていましたが、ラテン語の「venenum(魔法使って調合した毒)」という言葉を訳す際に「gift」が使われたとされています。

これは、古代ギリシャ語の「与えること、贈り物」という意味の言葉「dosis」に「薬の用量」という意味があり、これに影響されたからだといわれています。

ドイツでは毒を「gift」と呼ぶことがポピュラーとなり、「eiter(動物性の毒)」と「luppi(植物性の毒)」は徐々に使われなくなっていきました。

 

また、当時のヨーロッパの死刑の方法の1つに、王から贈られた毒薬で死を賜るというものがあり、これが「ギフト=毒」という意味になったという説や、「与えられた悪いもの=毒を盛られる」ということから「ギフト=毒」となったという説もあります。

 

その後ドイツ語で、中性名詞の「das Gift」を「毒」という意味で使い、女性名詞の「die Gift」を「贈り物」という意味で使うようになりましたが、現在では中性名詞のみが残りました。

 

毒という意味を持つ「ギフト」という言葉は、16世紀ごろから北ゲルマン諸語を使う国にも広まっていき、現在でも「ギフト」は「毒」という意味で使われているのです。

 

 

▪まとめ

ギフトという言葉は、贈り物という意味でも日本と海外では少しニュアンスが違っていたり全く違う意味を持っていたりして、面白いですよね。

日本では「ギフト」というとフォーマルな贈り物というイメージが強いですが、言い方はどうであれ好きな人からの贈り物は嬉しいものです。

七夕と同じの日にあるギフトの日には、七夕に因んで星をモチーフにしたアクセサリーや小物、花束などを恋人に贈ってみてはいかがでしょうか。

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