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サマーラバーズの日とはいつ?意味や由来、プレゼントするおすすめの花とは?

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▪はじめに

7月7日は、言わずと知れた七夕の日です。

天帝の怒りをかってしまい離れ離れにされた織姫と彦星が1年に1度だけ出会うことができるロマンチックな日として、恋人やパートナーと特別な時間を過ごしたり、プロポーズや入籍をしたりする人も少なくありません。

そこで今回は、七夕伝説に因んで七夕の日に制定された記念日や雑学などについて紹介していきましょう。

 

サマーラバーズの日とは

サマーラバーズの日は、毎年7月7日にあります。

この記念日は、1990年(平成2年)に新宿地区のデパートが制定しました。

 

▪意味

サマーラバーズの日は、七夕にあやかり意中の人にプレゼントをする日として制定された記念日です。

 

▪由来

サマーラバーズの日が7月7日なのは、織姫と彦星という恋人たちが1年のうちで7月7日の1日だけ出会える七夕伝説に由来しています。

 

▪イベント

サマーラバーズの日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

サマーラバーズの雑学

<中国や台湾の七夕は恋人たちの日>

日本での七夕は、古来より年に1度会うことを許された牽牛星(彦星)と織女星(織姫)を祭る日で、五色の短冊に願い事を書いて笹の葉に吊るし祈りを捧げたり、日本各地でお祭りが開催されたりします。

これは、日本古来の年中行事と中国に伝わる織姫と彦星の伝説が合わさり、現代まで受け継がれているものです。

近年の日本では、七夕は子供を中心に家族で楽しむ行事として親しまれていますが、織姫と彦星の伝説発祥の地中国や台湾では、全く違う行事を行う日となっているのです。

 

かつて中国では、七夕は「乞巧奠(きっこうでん)」という旧暦の7月7日(現在の8月初旬)の夜に、機織りや裁縫を仕事としていた女性が今よりもっと上達するように星空に祈りを捧げる日で、暗闇で針に糸を通して願掛けを行うなどの様々な儀式が行われていました。

しかし、近年ではこの風習は風化して行われなくなり、現在は七夕伝説で織姫と彦星が1年に1度だけ会うことを許されたという日ということに因んで7月7日は「恋人たちの日」となっています。

 

この「恋人たちの日」を中国では「第二のバレンタイン」や「愛情節」とも呼んでいて、男性から女性にプレゼントを贈ったり、恋人同士で食事に行ったりしているようです。

因みに、七夕のプレゼントとして最も人気が高いのが赤いバラの花で、その他にもカーネーションや紫陽花なども人気となっているそうです。

 

また、台湾では昔から旧暦7月7日は良縁を祈願する記念日となっています。

この記念日も、彦星と織姫の伝説が由来となってできたもので、昔の女性は「七娘媽(織姫)」のように機織りが上手で、良縁に恵まれた織姫をお手本としていました。

そのため、七娘媽の誕生日とされている旧暦7月7日に、七娘媽を祀って機織りが上手くなって良縁が得られるように願ったのだそうです。

また、七娘媽は子供の守り神でもあり、子供が16歳になるまでは七娘媽が守ってくれるといわれていました。

そして、子供が16歳になった年の7月7日の七娘媽の誕生日に、七娘媽に今まで守ってくれていたことを感謝する「十六歳成年の禮(れい)」という儀式を行っていました。

この儀式では、壽金(じゅきん:金紙の一種)と香炉を用意し、子供が無事成長したことを感謝するとともに、これからは家計を分担していくことを七娘媽に伝えます。

また、16歳になったのが女の子の場合は、良縁がつかめるような手先の器用さを授かれるよう祈願したそうです。

 

しかし、この儀式も近年はほとんど行われておらず、「チャイニーズバレンタインデー」とも呼ばれる「七夕情人節(七夕恋人の日)」の方が一般的となっているようです。

台湾では「七夕情人節(七夕恋人の日)」である旧暦の7月7日に花火大会やコンサートなどのイベントが開催され、恋人と過ごしたり男性が女性にプレゼントを渡したりしているそうです。

因みに台湾で七夕情人節に贈る定番のプレゼントは、チョコレートや香水、旅行、花、ディナーなどだそうです。

 

<サマーラバーズの日にプレゼントするおすすめの花とは?>

サマーラバーズの日でもある7月7日には、中国や台湾のように大切な人に花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

 

サマーラバーズの日に贈る花としておすすめなのは、次のような花です。

 

赤いバラ

赤いバラは欧米を中心に昔から愛を告白する花として用いられてきました。

中国や台湾でも、七夕に贈る花として1番人気のある花です。

赤いバラの花言葉は「あなたを愛しています・愛情・熱烈な恋・美」などで、大切な人に想いを伝えるのにぴったりですよね。

また、バラは本数によっても花言葉が違っていて、告白(3本・12本)や変わらぬ愛(4本・9本・99本)、友情(13本)などの気持ちやプロポーズ(108本)をするのにも最適なのでおすすめです。

薔薇(バラ)の花言葉。色や本数で変わる意味も

 

カスミソウ

カスミソウは、小さな花が白い花が集まって咲く可愛らしい花です。

その様子が天の川に似ていることから七夕である7月7日は「カスミソウの日」にもなっています。

カスミソウの花言葉は「感謝・清らかな心・無垢の愛」などで、恋人だけでなくパートナーや家族、お友達に贈るのにもぴったりな花です。

カスミソウだけの花束も奇麗ですが、他の花と合わせてアレンジメントした花束を贈るのもおすすめです。

かすみ草(カスミソウ)の花言葉。色で変わる言葉も。

 

ブルースター

その名の通り、薄いブルーで星のような形をした小さな花です。

ブルースターの花言葉は「信じあう心・幸福の愛」などで、恋人やパートナーに変わらぬ愛を伝えるのにおすすめです。

ブルースターの花言葉。聖母マリアの言い伝えもウエディングブーケにピッタリ!

 

桔梗

桔梗は、まっすぐ伸びた茎の先に紫や白の星形の花を咲かせる凛とした佇まいの植物です。日本では昔から親しまれており、6月から9月に花を咲かせるため「秋の七草」の1つにもなっています。

桔梗の花言葉は「永遠の愛・変わらぬ愛・気品・誠実」などで、恋人やパートナーだけでなくお母さんに贈るのにもおすすめの花です。

和を感じさせる桔梗で七夕を楽しむとともに、大切な人に愛を伝えてみてはいかがでしょうか。

桔梗(ききょう)の花言葉。色で変わる言葉も

 

▪まとめ

中国や台湾では、七夕を日本と全く違った記念日として過ごしていることに驚きました。

中国や台湾では日本のバレンタインのように恋人たちの日として浸透し、毎年「七夕情人節」商戦も展開しているほどそうです。

日本でも七夕には古来からの過ごし方だけでなく、恋人やパートナーと過ごしたり花などのプレゼントをしたりしてみてはいかがでしょうか。

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