▪はじめに
プレママとは、これからママになる妊婦さんのことです。
妊娠中は、ママになるための勉強やこれから生まれてくる赤ちゃんに必要なものを揃える準備期間でもあります。
でも、初めての出産だと何を用意していいのか分からないことが多いですよね。
そんなプレママをサポートするために制定されたのがプレママの日という記念日です。
目 次
プレママの日とは
プレママの日は、毎年12月3日にあります。
この記念日は、国内最大級のおもちゃとベビー用品の総合専門店である日本トイザらス株式会社によって制定されました。
トイザらスとは、1948年(昭和23年)にアメリカのワシントンでチャールズ・ラザラス氏が創業した子供家具・洋品店「Children’s Barqain Town」の中の玩具専門コーナーからはじまった玩具とベビー用品の総合専門店で、創業者の「ラザラス」と英語の「トーイ(toy)」を合わせて「トイザらス」という店名になりました。
日本に上陸したのは1989年で、第一号店は1991年12月に設立された荒川沖店です。
▪意味
プレママの日には、プレママの出産や育児をサポートするという目的があります。
▪由来
プレママの日が12月3日にあるのは、「いい(1)にん(2)ぷさん(3)」という語呂合わせが由来となっています。
また、日本トイザらス株式会社が経営する赤ちゃん用品総合専門店「ベビーザらス」の第一号店となる千葉県の新浦安店が2002年(平成14年)12月3日に開店したことにも由来しています。
▪イベント
兵庫県神戸市に本社を置く、子供服中心のアパレルメーカー「Familiar(ファミリア)」では、各店舗およびオンラインにてそれぞれ年4回「プレママフェス・オンラインプレママフェス」を開催しています。
このイベントでは、プレママ・プレパパを対象にした沐浴方法・肌着の着せ方・おむつの当て方など赤ちゃんのお世話について学ぶ「マタニティセミナー」(参加費2,200円 打合せ半肌着・オリジナルマタニティマークのお土産付き)や、江崎グリコによる栄養についてのセミナー(参加費2,200円 授乳・離乳食・妊娠中や産後のママの栄養についてなど)などが行われます。
またイベント開催中は、来店しファミリアメンバーズに登録したプレママにオリジナル出生届のプレゼント、商品購入者にベビーフォトプロップスのプレゼントなどもあります。
オンラインプレママフェスでは、ZOOMを利用したオンラインマタニティセミナーやオンラインショップで買い物をした方への出生届&命名紙のプレゼントなどが行われます。
また、出産準備品の紹介をテーマにしたファミリア公式インスタグラムでのIGTV配信もありますので、来店が難しい方にはオンラインでの参加もおすすめです。
イベント参加にはあらかじめ下記の公式サイトからの予約をお願いします。
プレママの雑学
<プレママ期に用意するママに必要なものとは?>
妊娠中は、体型が変わる時期や産後のママに必要なものを準備しておくことが大切です。
出産準備を始める時期は、つわりが落ち着いて体調が安定する妊娠7ヶ月~8ヶ月ごろを目安にするとよいでしょう。
妊娠後期になると、お腹が大きくなって動きにくくなったり、赤ちゃんが胃を圧迫してつわりのような症状が再び現れたり、予定より出産が早まったりすることがあるので、つわりが落ち着いたら体調と相談しつつ準備を進めてください。
出産前に準備するものは、ママに必要なものと新生児期の赤ちゃんに必要なものがあります。
≪妊娠中に必要な準備品≫
・母子手帳ケース
・マタニティーショーツ 6~8枚
・マタニティーブラジャー 3~4枚
・ハーフトップ 3~4枚
・マタニティーウェア 3~4着
・マタニティーパジャマ 3~4着
妊娠中は徐々にお腹が大きくなるので、妊娠の時期の体型に合ったお腹を締め付けない下着や服を準備します。
また、妊娠中から胸も張ってくるので、ブラジャーやハーフトップは胸を締め付けずしっかりホールドしてくれるのでおすすめです。
・マタニティー用ソックス、タイツ 3~4枚
足元や腰回りの冷えを予防するのに便利です。
・フラットシューズ
妊娠中や産後はバランスがとりやすく歩きやすいフラットシューズがおすすめです。
・腹帯、妊婦帯 2~3枚
腹帯には、大きくなったお腹を支えて腰や背中への負担を軽くしたりお腹を冷やさないようにしたりする役割があります。
腹帯とは妊婦がお腹に巻くさらし帯のことで、昔から安産を祈願して妊娠5ヶ月目の戌の日から巻き始める風習があります。
ちょうどこの時期ぐらいからお腹の膨らみが目立ち始めるので5ヶ月ごろから着用するのがおすすめです。
妊婦帯も腹帯と同じ役割をし、腹帯よりも扱いが簡単で使いやすいので多くに妊婦さんが使っています。
≪入院に必要なもの≫
・マタニティーパジャマ 2~3着
入院中は頻繁に診察を受けるためズボンを脱ぐことが多いので、丈の長い上着のものやワンピース型のものがおすすめです。
また、授乳時に胸が出しやすい形になっているものも便利です。
・産褥ショーツ 3~4枚
股の部分が開く形になっているので、診察や産褥パットの交換時にショーツを脱がずに行えます。
・産褥パット、お産用パット 2~3箱
出産後にある悪露という月経のような出血に対応する生理用ナプキンのようなものです。
月経よりも出血量が多いので専用のものがおすすめです。
悪露は徐々に量が減っていき1ヶ月ほどで終わるので、量が減ってきたら生理用ナプキンでも対応可能です。
・母乳パット 2~3箱
母乳が出始めると授乳時以外にも母乳がじわじわと溢れ出てくるので、それに対応するためのものです。
・清浄綿 1箱
授乳直前に乳首や手を綺麗にするために使いますが、その他にも赤ちゃんの顔や手などを綺麗にするときにも使います。
・妊娠線予防クリーム
妊娠線とは、妊娠中にお腹や太ももなどにできる赤紫色のスイカのの模様のような線のことです。
妊娠中は急激に体重増加するので、皮膚が引き延ばされて皮膚のコラーゲン繊維が断裂して妊娠線が起こります。
妊娠線は皮膚が乾燥すると起きやすいので、予防するためには専用の保湿クリームがおすすめです。
・骨盤ベルト
出産後骨盤が正常に戻るのを助ける役割をします。
・ペットボトル用ストローキャップ
出産時の水分補給に便利なグッズです。
・円座
出産後の傷の痛みを和らげて座りやすくしてくれるグッズです。
その他にも、妊娠中や授乳中はカフェインを摂取してはいけないのでカフェインレスの飲み物や、寝る時に体を支えてくれる抱き枕などがあると便利です。
<プレママ期に準備するベビー用品とは>
プレママ期には、赤ちゃんを迎えるための準備も重要です。
つわりが落ち着いた妊娠7ヶ月ごろから準備を始めるとよいでしょう。
準備しておくべきベビー用品とは次のようなものがあります。
・長肌着 6~7枚:丈が足まである長い肌着
・短肌着 6~7枚:丈が腰までの短い肌着
・コンビ肌着 6~7枚:裾が二股に分かれていて股にスナップが付いている肌着
・ツーウェイオール 5~6枚:肌着の上に着せる服。足が隠れる位の丈で、スナップが付いていてドレスタイプにもズボンタイプにも出来るもの。
・ロンパース 3~4枚:つなぎタイプのベビー服。半袖から長袖までデザインが豊富で股の部分にスナップが付いているのでおむつが替えやすい。
赤ちゃんの服装は、季節によってこれらの肌着や服を組み合わせます。
生れる季節に合わせて準備するとよいでしょう。
・スタイ(よだれかけ)3~4枚
・ガーゼハンカチ 10枚以上:授乳時や入浴時など色々なシーンで使うので多めに用意しておくのがおすすめです。
・おむつ:紙おむつと布おむつがあり、どちらでも好きな方を用意してください。
目安としては紙おむつ:10~15枚/日 布おむつ:30~50枚を用意しておくとよいでしょう。
・おむつカバー 5~6枚:布おむつの上に履かせて漏れを防止するアイテム
・おしりふき 5~6個
・おむつ用ゴミ箱とゴミ袋
・哺乳瓶 2~3本
・哺乳瓶用乳首 2個以上
・哺乳瓶用洗剤
・哺乳瓶用消毒液
・哺乳瓶用ブラシ
・哺乳瓶立て
・粉ミルク
母乳だけで育てたいと考えている人も、母乳だけでは足りない場合があるので準備しておくとよいでしょう。
また、白湯やベビー用の飲み物を飲むときにも必要になります。
・バビーバス
・沐浴用ガーゼタオル
・バスタオル
・ベビー用せっけん
・保湿用ローション・オイル
・ベビー用布団一式
・ベビーベッド
・防水シーツ
・ベビーカー
・チャイルドシート
・抱っこ紐
・マザーズバッグ
などです。
この他にも、赤ちゃん用のプレイマットやベビークッションなどあると便利なベビーグッズなどが沢山あるので、雑誌やネットの口コミや先輩ママからの助言などを参考にしながら準備するとよいでしょう。
▪まとめ
プレママ期はママのものや赤ちゃんのものなど準備しておくものは多いのですが、準備をすることで赤ちゃんを迎える心の準備にもなります。
準備品をプレママにプレゼントするのもおすすめです。
パパとママだけでなく、家族や友達など周りみんなで楽しみながら準備して赤ちゃんを迎えてください。
12月3日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!