最近気になる話題や、おすすめの情報が満載。

気になる話題・おすすめ情報館

9月の話題・行事・イベント 今日は何の日・記念日

生クリームの日とはいつ?意味や由来、ホイップクリームの違いとは

投稿日:

▪はじめに

生クリームはケーキのデコレーションやシュークリームの中身などのお菓子からパスタソースやポタージュスープなどの料理まで様々な場面で使われる乳製品です。

まろやかでミルクの香りと味わいが料理の味を引き立てる生クリームの記念日は、食欲の秋が始まる9月にあります。

 

生クリームの日とは

生クリームの日は、毎年9月6日にあります。

この記念日は、明治時代から生クリームをはじめとした乳製品などを製造・販売している中沢乳業株式会社によって2016年(平成28年)に制定されたものです。

 

中沢乳業株式会社は、明治初年に東京・新橋に牧場を作り牛乳の販売から始まり、その後の日本での洋食の普及に合わせて生クリームやバターなどの乳製品を日本でもいち早く製造・販売し始め、現在でも業務用生クリームを中心とした乳製品の製造・販売を行っている会社です。

 

▪意味

生クリームの日は、中沢乳業株式会社の自社製品であるNakazawaの生クリームの美味しさをより多くの人に知ってもらうという目的のために制定された記念日です。

 

▪由来

生クリームの日が9月6日なのは、「ク(9)リーム(6)」という語呂合わせが由来となっています。

 

▪イベント

生クリームの日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

生クリームの雑学

<生クリームとホイップクリームの違いとは>

生クリームやホイップクリームは、ケーキなどのお菓子を作るときによく使われます。

この2つはよく似ていて同じものと思われることもありますが、実は明確な違いがあるのです。

ここでは、生クリームとホイップクリームの違いについて紹介していきます。

 

生クリームとホイップクリームの主な違いとは、原材料です。

生クリームとは、原材料が「動物性油脂のみ」で、なおかつ乳脂肪分が18.0%以上のものだけを指しています。

乳脂肪分のみを使用しているためミルクのコクと香りがあり、泡立てるとフワフワでとろけるような食感があります。

見た目はなめらかでツヤがあり、うっすらと黄色みを帯びています。

デコレーションした場合は、長い時間形を保ちにくく水分が出てきやすいので、早めに食べる場合におすすめです。

 

一方ホイップクリームとは、原材料が「植物性油脂のみ」または「植物性油脂と動物性油脂の両方」のどちらかとなっています。

泡立てると生クリームよりも少し口の中に残りますが、ほんのりとバニラの香りがし、味は生クリームよりもあっさりとしています。

見た目はツヤはあまりありませんが、美しい真っ白なクリームです。

絞り出したものは生クリームよりも形を保ちやすいという特徴があるので、食べるまでに時間がかかる場合やデコレーションの練習をしたい人などにおすすめです。

 

生クリームよりもホイップクリームの方が価格が低くなっていますがどちらも美味しいので、好みや用途に合わせて使ってください。

 

<日本で生クリームのケーキが主流になったのはなぜ?>

バタークリームとは、無塩バターに砂糖や牛乳、卵を加えてふんわりと混ぜ合わせたものです。

日本では、昭和40年代ごろまでバタークリームを使ったケーキが主流でした。

これは、バタークリームが常温でも1週間ほど日持ちするという特徴があったためです。

日本では、昭和40年代ごろまで、冷蔵庫が一般家庭にあまり普及していませんでした。

そのため、生乳を使用している生クリームよりもバタークリームが使われていたのです。

また、バタークリームは生クリームよりも固くて垂れにくいので、デコレーションしやすかったこともよく使われていた理由の1つとされています。

 

しかし、生クリーム自体は東京・新橋で牧場を経営していた中沢乳業が業務用生クリームの生産を1924年(大正13年)から販売し始めていたため、日本でも一部の人たちに食べられていました。

そして昭和35年以降、洋菓子店に冷蔵のショーケースが普及していくとともに、冷蔵庫が一般家庭でも徐々に普及していったため、ケーキなどのお菓子に使われるクリームは、バタークリームから生クリームへと移行していったのです。

しかし、生クリームは主流となっていった理由はそれだけではなく、戦後バターが不足して高価であったことも関係しています。

生クリームはバターよりも安価であったため、不二家などの大手メーカーをはじめとする洋菓子業界では生クリームを使ったケーキを提供するようになっていきました。

バタークリームとは違った軽い口当たりで濃厚なミルクの味わいの生クリームはブームとなり、日本ではその後も生クリームのケーキが主流となったのです。

 

▪まとめ

現在の日本では生クリームを使ったお菓子が沢山販売されています。

コンビニやスーパーなどで手軽に買えるものもありますが、やはり生クリームを使ったケーキなどは誕生日やクリスマス、お客様が来たときなど特別な日に食べることが多いので生クリームは幸せの味がしますよね。

みなさんも、生クリームの日には普段頑張っている自分へのご褒美として、生クリームを使った美味しいスイーツを食べてみてはいかがでしょうか。

9月6日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は

 

他にもおもしろい記念日がたくさんあります!

今日は何の日?毎日が記念日カレンダー

★あなたにおすすめ記事はこちら★

-9月の話題・行事・イベント, 今日は何の日・記念日

Copyright© 気になる話題・おすすめ情報館 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.