■はじめに
5月が終わり、6月を迎えると夏に入ります。
夏は日差しがとても強い季節ですので、太陽の光を必要とするものにとっては、重要なものとなります。
物作りが多い夏にかけて、建築や家を建てるのに欠かせないのが「ねじ」です。
そんな夏の始め、毎年6月1日は「ねじの日」です。
「ねじの日」について詳しくご紹介します。
目 次
■ねじの日とは
ねじの日が制定されたのは1975年のことです。
日本のねじ製造や、販売業で構成している唯一の全国団体である「ねじ商工連盟」という団体が1975年の6月1日を「ねじの日」と制定しました。
由来や意味については、どんな内容なのか説明していきます。
■由来について
「ねじの日」を決める由来となったのは、1949年の6月1日に「工業標準化法」という法案が制定されたことです。
JISにねじ製品類が指定されたことに因んでいたことを関連しています。
そこから翌年の1976年6月1日を「ねじの日」と制定されることに至ったわけです。
■意味について
「ねじの日」を制定したのにはちゃんと理由があります。
その理由は、多くの人々にねじの重要性を知ってもらうためです。
ねじは、物作りにとって欠かせないものです。
より多くの人にねじについて知ってもらうために、業界内外の周知を図ると同時に、ねじ産業界のさらなる発展と向上を目標としていたそうです。
■どんなイベントがあるのか
「ねじの日」のイベントとして毎年6月1日や2日には、色々なメーカーが参加したりしてパネルでの討論をしたり、全日本ファスナーショーを開催、展示を行ったりしています。
他にも一般や消費者に呼びかけをして、ねじの標語を募ったり、グッズを製作から販売までするなどしています。
内容によっては、さまざまな方向から物の重要性や楽しみを見ることができるので、そこも参加する人にとっては楽しみの1つです。
他にはこんなイベントがあります。
子供も楽しいワークショップや、キッズエンジニアリング講座などがあります。
ワークショップでは「読む・聞く・実際に物を作ってみる」という事をテーマにして、楽しむとは別に新しい発見も得ることができます。
キッズエンジニアリング講座では、子供たちが工具の使い方を学び、実際に設計図をかいて自分たちでオリジナルの物を作るという内容です。
これは子供にとって、将来の夢が広がることに繋がりますし、親は
頑張る子供を見て応援したくなりますよね。
■雑学について
ねじはとても小さいものですが、深みがあるものでもあります。
ねじには、いくつか雑学があります。
一つ目は「プラスとマイナスの違い」です。
ねじのプラスとマイナスでは、ねじを使う場所によって汚れやすいかどうかが変わります。
プラスはゴミが溜まりやすい場所にはあまり使いません。
マイナスはゴミが取りやすいため、ゴミの溜まりやすい場所に使えるという効果があります。
二つ目は「ねじの質と強さの関係」です。
ねじは固定に使われたりしますよね。
ねじ自体に強度がないと、固定したときにすぐに外れてしまいます。
ねじは熱処理の方法によっても決まるので、耐熱性、軽量性、装飾性など色々な観点から配慮されています。
■まとめ
ねじは、日本の建築に役立つものとして一番手ごろなものだと思います。
小さいだけでは判断できない古くからの歴史や使い道などを辿っていくと、学べることが多くありました。
身近にみるプラスとマイナスでも汚れに関係してきたりします。
そういった正しい知識などを「ねじの日」は全国に広めていって、さらなるねじの進化を期待したいものですね。
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